Google for Education認定トレーナー&コーチの笠原です。
今週のGoogle関連のビッグニュースと言えばBardですよね!
とりあえず自己紹介させてみる
Bard自身に自分のことを説明するブログ記事を書いてみてとお願いしたら以下のように出力されました。
長いし分かりにくいので「中学生も分かるように!」とダメ出ししたら以下のように書き換えてくれました。
このくらいなら分かりやすいですかね。
影響力は大きい
最近になってChatGPTという言葉もだいぶ人口に膾炙しましたが、それでもまだまだ「知らない人は知らない」という印象があります。
しかし、Googleが比較的手軽に使える生成型AIをリリースしたことのインパクトは自分の周囲を見るとかなり大きかったようです。登録のハードルもないので、興味本位で使ってみたという人を何人も見ています。
また、生徒の方から「ChromebookでBardを使ってみたい」という話も何人かから受けています(利用規約上無理ですが)。
ChatGPTは知っている人は知っているというくらいの反応だったのに対して、GoogleのBardについてはやはり影響力が大きいですね。知名度の高さがインパクトに直結している印象があります。
学校としてどうやって向き合うか
各大学から四月から五月にかけて生成型AIとどのように向き合っていくかということについては、ガイドラインが数多く発信されています。
しかし、各学校からは「どういう考えなのか」という情報発信はあまり見かけず、現在のところ、文科省がガイドラインを出すということはニュースになっているところです。
基本的に年齢制限の規約の問題があるので、一部のサービスを除けば、授業者や学校から生徒に積極的に使わせるという展開はすぐには起こらないと考えられますが、学校や授業の外では確実に生徒の手元にも生成型AIはやってくることでしょう。
そのような現実が遠からずやってくることを考えると、自分の勤務校についてもそうですが、「生成型AIとどのように関わるのか」という学校としてのポリシーをちゃんと練った上で、子どもたちに良さとリスクを伝えていきたいですね。
自分としては授業で生成型AIについての議論は生徒にも考えてほしいと考えて、単元を考えているところです。
日々、状況の変わる話ではあります。半年後には全く違う世界になっているかもしれません。
そのような状況だからこそ、アンテナはしっかりと立てておきたいですね。