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エンジョイする受けループ S9シングル最終810位R1922&最終870位R1919


前書きと結果報告

 S9にて剣盾からの歴代自己最高レート更新のR1900突破とSV初最終3桁を達成できたので、記録して残すことにする。トップ画像は最終日の晩から使用した最終構築である。読み終わった後にでも記事のハートマークをぽちっとな!としていただけると非常にありがたい。

TNイッテツ 最終810位(最終R1922, 最高R1954)
79戦59勝24敗 勝率68.3%
TNシズネ 最終870位(最高最終R1919)
132戦80勝52敗 勝率60.6%
2ROM計212戦139勝76敗 勝率65.6%


TNイッテツ分


TNシズネ分


最終使用構築。詳細は後述

構築経緯と使用構築変遷

 8月当初からWCS前後ぐらいまでは、前期と同じ構築で走っていた気がする。
エンジョイするための受けループ【シングルS7.最終R1806 2435位】|テツノトリ (note.com)

 先月からヒードラン&キノコ対策でボーマンダを採用していたが、受けだしがなかなか難しく、これじゃない感じがしたためWCS前だったか後だったかでエモルガさんが使用されていたカイリューをボーマンダに変えぼうじんゴーグルを装備させ登板、最終日二日前ぐらいまで主にヒードラン&キノコ担当で頑張っていた。

【SVシングルS8】フワシャキ純正受けループ【最終294位(R2013)】 - asumi10313の日記 (hatenablog.com)

8月上旬〜下旬で使用していた構築は以下の通り

WCS後~8月最終週までの使用構築

 出番は少ないながらも、それなりに活躍してくれたが、パオジアンがあまりにも重すぎてこれじゃないなと思いつつ、BIG6構築に苦汁をなめさせられ続けていた。順位は1000~3000位台を往復していたような感じであった。レートでいうと1800はこの構築で到達していた。
 最終日数日前ぐらいにパオジアンがあまりにも不快すぎて、これはどうしたものかと思案に暮れていたところ、ふとswitchの裏に貼ってあったキョジオーンのステッカーが目に留まり、『おまえやれるのか?』ということでカイリューの枠をキョジオーンにすることとした。
 なお、switchの裏にキョジオーンとヘイラッシャのステッカーが貼ってある。大規模対戦オフ会だと皆switchをもってきて充電コーナーがそれなりににぎわうので、switchに名前を書いておくか目印をつけておくとわかりやすく取り違いが防ぎやすくなるのでこれはおすすめしておく。


最終日数日前~最終日夕方まで使用した構築

 ディンルー、カイリュー、サーフゴー、ウーラオス、パオジアン、ハバタクカミで構成されたアンミカ連合だったかBIG6だかの構築(以下BIG6構築)への選出がまるで安定せず勝率はいいものとは言えなかったが、とはいえなんやかんやそれ以外の構築にはなんとか頑張って最終日は1000位台でスタートすることができた。
  塩とラッシャがたべのこしの取り合いをして、キョジオーンに譲った分ヘイラッシャにカゴのみをとりあえずもたせてみたが、まもるでHP回復する見込みで今までぎりぎり踏ん張っていた分の踏ん張りがなくなり、やはりBIG6構築にやられてしまい、なかなか3桁入場ができないでいた。

 ちなみに、なぜアンミカ連合なのか?というのは、これのせいである。


元ネタ

 もめんさんいつもありがとうございます。あのときは夜中に笑ってました。


 8月下旬は、運はよくないと感じることはまあまああった。8月最終週は1戦だけこだわりトリックされてそのままじわれ2連ヒットしたのはあったが、それを除き不発不発。しかし相手だけ初手一発こおりご都合急所、ゴチルゼルに24回攻撃して一度も急所をつけず、わるだくみ6積みゴルラ一発急所でハピとんでった、でんじはエアスラカイリューに9回連続行動不能にさせられハピのHPが8割減ったなど、思い返せばいろいろあった。最終日に運が良ければそれでいいと思いつつも、じわれに頼らざるを得ないのはやはり弱いのではないか?たしかに当たれば不可能を可能にしはするが、不安定すぎるのでこれはもうじわれいらんのちゃうか?と最終日の晩ご飯を食べながら考え直していた。ちょうはつビルドコノヨザルほぼみかけないに等しいし、そこはもう切ってもいいんじゃないか?と。

 そして最終日の夜、晩ご飯を食べながら検討に検討を重ねた結果、キョジオーンにくろいヘドロをもたせて毒テラスをすれば、疑似的にたべのこしを両立できると踏んで、持ち物と技構成を改めて見直すことにした。

最終使用構築

S9最終日の晩使用構築

 キョジオーンを選出した場合、原則初手出しか死に出しでテラスをしなければならない点が選出を狭める原因となり、晩ご飯食べてから数戦カジュアルマッチで試運転しつつ相当悩んだ。悩みすぎて月末恒例のメン限配信視聴をすっぽかしてしまっていた。

なお、私がここ1年毎月月末にメン限配信を視聴しているチャンネルがこちら。以前WCS観光の記事でも言及させていただいた紫代マキノさんである。
推しのエーフィと共に戦われている、最終3桁常連の猛者の方である。いつも楽しませていただいているので、改めて紹介させていただくことに。

紫代マキノ

 ただし、この初手毒テラスキョジオーンはディンルー&カバルドン以外の有象無象や型次第ではBIG6ですら単体でみれるほどに想像以上に強かった。R1900入場の切り札はこの塩とS8から使用していた魂のアマガとのコンビによるところが非常に大きかった。
 2ロム最終3桁ラインを突破し、今回は手応えを感じた。今までは3桁帯の戦いにメンタルがついていっていなかったが、今回でしばらく潜るのが最後になると思い、できるだけ頑張ってみようということで今回は頑張った。3桁入場以降の戦いは、構築記事書いてもいいかなと思えるぐらいの人たちの構築をひたすらに相手にしなければならない。相手の構築がレート2000到達したような構築にでも抗っていけるぐらいのことは当たり前にように必要となる世界。これが3桁帯の戦いか、と。日付変わったかどうかぐらいのところでエナジードリンク2本目を投入して頑張ってみた結果、自己最高レートをどんどん更新していく。


ここがピーク。

 R1950を突破し、まだいけるんじゃないかと思いつつ、休み休み振り返りながら頑張ってみたわけだが、夜中の2時前後あたり選出時の嫌な予感を信じきることができず、メインロム2連敗。頭が回っていないことを感じて、ここで手打ちにした。2時半ぐらいだったか。なお、改めてポケモンHOMEみたらメインロムR1922だった。レートも見間違えていたぐらいだからお察し。


 ちなみに、最終構築に変えてからの最終日晩御飯終了後の戦績を振り返ってみると、
TNイッテツ 46-19 → 55-24 9勝5敗
TNシズネ 76-51 → 80-52 4勝1敗
2ロムあわせて13勝6敗 勝率68.4%、だったようだ。
 1戦1戦可能な限りていねいにじっくりやって、1戦~数戦に一回休憩はさんだりカジュアルマッチで動かし方振り返ったりやらなんやらしてたせいか19戦しかしていなかったようだ。

最終構築個体紹介

  • アーマーガア(わんぱく)
    108 - 0 - 190 - 0 - 0 - 212
    187-107-163- x -105-114
     ガチグマカバルドンディンルードドゲザンその他物理アタッカー担当兼うちの構築のエース。採用理由が最早宗教上の理由に等しい鋼・飛行の魂枠。なお、エアームドが最推しである。
     S8から引き続き愛用している最速ガチグマ抜き抜き調整。相手の選出次第ではそのまま3体共完封してしまう性能がある。前期から多くの受けルーパーがアマガをいれていなかったためか、環境的に警戒がやや薄れていたのが追い風だったと振り返る。トリル下以外のガチグマに後投げして上から鉄壁を積める。てっぺき積んだ後のターンが、後退読みはねやすめかじしん読みてっぺきか、ガチグマか裏に削りを入れるボディプぶっぱか択にはなるものの、基本的に相打ち以上にはもっていける。他にも、S甘えたカイリューのアンコールやりゅうまいはねやすめを封じて完封したり、渦ほろびチルタリスの上からちょうはつ決め、最終日に至ってはドドゲザンのギロチンを計7回全弾避けて、そのまま制圧するなど3タテを量産してくれた。キョジオーンと並び、特に最終日の活躍がめざましいものがあった。真の魂枠のエアームドが不在なため、SV発売後からほぼアーマーガアを代理として構築に入れ続けていたわけだが、このルールではMVPかもしれない。いつも本当にありがとう!

  • ドオー(しんちょう)
    148 - 6 - 244 - 0 - 108 - 4
    224 -96 -111 - x - 147-41
     最終日の晩に持ち物とテラスを変更した。
    くろいヘドロ→オボンの実
    ノーマルテラス→ゴーストテラス

     毒びし撒き兼水&ボルチェン対策担当。ノーマルテラスにすると、イダイトウを完封できる。が、実際にはその前にでてくるパオジアン等を相手するために最後までテラス権が残らないことがほとんどであった。一度だけミミッキュのシャドークローをすかすためにノーマルテラスが活きた場面があった。ゴーストテラスにすると、よくみかける剣舞水ウーラオスを完封できたりする。実際には選出できたときはこだわっている個体が多かったためテラスをきるほどでなかった。最終日の晩渦ほろびチルタリスと遭遇したときに、本当にゴーストテラスにしておいてよかったと感じた。
     オボンにしたおかげで、雑にテラスをきりやすくなったのと、一発ばつぐんわざを耐えてどくびしをまく動きが強かった。どくびしの通りがいい構築には本当によく通ったので、こいつに毒びし任せることにしてよかった。ちなみに他の著名な受けルーパーは軒並み毒をまく役をドヒドイデにまかせていることが多かったが、安易にボルチェンをうたせないことと、水タイプ無効がやはり重要だったためドオーを愛用していた。なお、初手でパオジアンになめられすぎて電気テラステラバーストを打たれることが何度かあった。次のターンでつららとんでくると思いラッシャ引きしてそのまま電気テラバ被弾して裏のラッシャがしにかけた。世間一般のパオジアンのつららが当たった瞬間に死ぬのが難点。

  • キョジオーン(わんぱく)
    252 -   0 - 156 -   0 - 100 - 0
    207 - 120 - 187 - x - 123 - 55
     ディンルー、カバルドン以外の物理特殊問わず有象無象担当。じわれに頼らない戦い方を模索しているうちに月末に復帰した最終日のMVP。まもる偵察が強い。こだわったサフゴのゴルラもじこさいせいあわせていれば受かる化け物。こだわりアイテムもちの馬鹿火力が不快極まりないと感じていたところに、おんみつマントもち少ないからこれはいけるのではとおもったら想定通りに活躍してくれた。環境には積み構築が非常に多く、従来はラッシャのじわれ依存であったが、塩で塩漬けしていることにより、悠長に積めるだけ積んでくれる相手が結構いたので、意外と塩+アマガで相手のエースをなんとかできることが多かった。
     なお、じしんではなくヘビーボンバーなのは、ハバタクカミを不意にワンパンしたかったのと、ちいさくなるフワライドが環境に一定数いるという情報があったため。塩がくるまではめいそういたみわけハバタクカミにひたすら苦しめられていたが、塩のおかげでハバタクカミがほとんど選出されず、一度だけあらわれた際もヘビボンできれいにワンパンしてくれた。他にもフワライド受けループをわからせたり、チョッキキラフロルをわからせたりしてくれた。

  • クレセリア(ずぶとい)
    220 - 0 -172 - 44 - 0 -72
    223 - x -167 - 101 - 140 -114
     主にヒスイヌメルゴン、ランドロス担当。レギュレーションDがきた段階で是非つかってみようとおもい、7月から続投したが、8月中頃に今の形に振りなおした。ガチグマに上から動かれるのが不快極まりなかったためである。副産物で、HBベースのわるだくみサーフゴーの上から動けたりもする。相手次第ではそのまま3タテを決めてくれることもあった。ムーンフォースとアシストパワーも選択肢にあがったが、めいそうをそれほど積んでいない場合でも、多少の削りができるのがよい。氷電の範囲が優秀なのはパオジアンをみて骨の髄まで理解していたので、結果的にこれでよかったと思う。うちおとすしてきたランドロスをわからせるれいとうビームが本当に気持ちが良い。2戦ほど都合よく相手を凍らせて勝った試合があった。ヒスイヌメルゴンは両刀アタッカーが多いが、クレセリアで全対応しつつめいそうの起点にできる。
     両受性能もあり3タテできるポテンシャルこそたしかにあるものの、めいそうを積みあいしたハバタクカミのムーンフォースは受からない。わるだくみサーフゴーも、よほどうまく立ち回らなければやられる。過信は禁物である。

  • ヘイラッシャ(わんぱく)
    HBぶっぱ余りA
     物理積みアタッカー&ウーラオスパオジアン担当兼敗戦処理担当。前期より引き続きウーラオスとパオジアンという一番重い輩の相手をしてもらううちの構築の用心棒。受かる可能性が高いというだけであって、急所あたらなくてもまったく安心安全ではない。WCS前ぐらいまではじわれで不可能を可能にしてくれたが、後半は不振にあえぎ、最終決戦では、じわれ→じしん、となった。パオジアンがでんきテラスするならじしんいれればいいんじゃねぇのか?というのがその理由である。
     なおじしんをでんきテラスパオジアンにぶっぱすることはまったくなく、ぜったいれいどぶっぱしてくるパオジアンばかりかそもそもでてこないことが多かった。交代先のサーフゴーにささったが、HBサーフゴーが硬すぎてちょっと殴った程度で微妙ではあった。みがわり水ラオスのみがわりをわれてしんちょうにねむるターン管理する必要がなくなったのは少しだけえらい。ただしじわれがなくなった分ディンルーを突破することが困難となり、対BIG6構築戦ではくさることが多かった。ねむるは扱いが本当に難しい。
     じわれはたしかに不可能を可能にする、一発当てただけでほぼ勝負が決まる場合もある等当てた時のメリットが非常に大きいが、不調の場合はいろんな意味で好ましくない事態になるので、当たればあわよくばの精神を忘れずに用法容量を守って運用したいところである。ちょうのまいふきとばしエアスラ1ウェポン完全体ウルガモスを沈めたシーン、今月初戦のハイボ級昇格戦で残り一体からパオジアンをゆきなだれで倒し、残り2体をここ当てないと負けるという場面で2体葬ってくれたところが今月の最大の見せ場だった。

  • ハピナス(ずぶとい)
    BDぶっぱ余りC
     特殊アタッカー全般担当。いつものほぼすべての特殊受け。トリックしてきたサフゴやゴーストテラスしてきたツツミによくささるシャドーボールが一番まるかった。特にテツノツツミはしんそくカイリューに恐怖しまくったせいかほぼゴーストテラスを勝手に切ってくれたりして助かった部分が大きかった。最終日にふんえんちょうはつヒードランをちまちまとシャドボで溶かしてHPミリのこしで耐えて単独撃破して、その後めいそうクエスパトラ相手に時間稼ぎしてくれたのが今月の最大の見せ場だった。


今期当たったきつかったポケモン等

 正直言ってきりがないほどに厳しいシーズンであった。以下に思い出せた例をあげてみる。なお非常にきつかったものの、なんとか突破できた試合もあった。

  • BIG6構築(ディンルー、カイリュー、サーフゴー、ウーラオス、パオジアン、ハバタクカミ)
    こいつらは単体でも後述するが、本当に型が読めない。選出画面のみで全対応はほぼ不可能。選出のかみ合いが良ければなんとか勝てるかもレベル。終わってみてこいつらの安定した対策は正直明確な答えが出ないままに終了した。

  • パオジアン
     当たると絶望する枠。でんきテラバぶっぱしてきたり、ぜったいれいどしてきたり、つららひるみあわよくば急所で上振れ要素の高い、今期最も不快指数の高かったインチキ性能を誇るポケモン。4桁帯は目の前にドオーがいようが初手でんきテラバ連打の弱い者いじめの立ち回り、3桁帯に入ってからは初手ぜったいれいど連打が印象として多かったように思える。剣盾時代のエースバーン、禁伝解禁ルールでのザシアンと同様に、パルデアで絶対に許さないポケモン枠筆頭。

  • 悪ウーラオス
     パオジアンと同じく当たると絶望する枠。水ウーラオスはヘイラッシャやドオーでみれる部分があったのでまだマシであったが、悪ウーラオスはほとんどハチマキ悪テラス、たまにうちわけして鋼テラスアイアンヘッドしてくる。ヘイラッシャのまもるで時間を稼げず、テラスきりを強要されるのみならず、テラスきらされた上で突破されてそのまま3タテもありうる。剣盾時代から不快指数の高いインチキ性能を誇るポケモン。ただでさえ不快指数が高いのに、剣舞まで使えるのはあきらかにやりすぎなので本当に勘弁してほしい。3桁チャレンジの途中、アマガが対面でかくとうテラスボディプレスで倒してくれた時は本当にこぶしを握り締めた。

  • ディンルー
     ディンルー単体ならアマガでみれるが、裏にアマガでみづらい輩がいるときは本当に嫌らしい性能を誇る。塩をいれたことによってきつさが増してしまった。

  • カバルドン
     塩をいれる前後ぐらいによく遭遇していたが、こいつ単体ならアマガで完封なのだが、他のポケモンと組むことでその重さが際立って高くなる。

  • メガネ、ハチマキの火力アップこだわりアイテムもち全般
    特にBIG6がもっていると非常にきつい。BIG6以外だとガブリアス、イーユイが本当にきつい。

  • イーユイ
    後退読みボディプを決めたらほぼ勝ちまであったが、こいつに動かれると非常にきついものがあった。ハピでも受からない時がある。

  • みがわりからやぶパルシェン
    初手にラッシャをなげてしまったはいいが、じわれでみがわりを割るしかなくでんきテラバで全部消し飛んだ。じわれをやめようと思ったきっかけの一体

  • ちょうはつみがわりマグストヒードラン
    8月の上旬~中旬ぐらいまでは一生こいつどないする問題に悩まされ続けて担当枠を用意せざるを得ない状況であった。とはいえマグスト外しが使う側も精神衛生上きつかったのか、終盤には切っていいレベルまで減っていたので本当に助かった。

  • ゴチルゼル
    生贄にするポケモンを間違えた時点でほぼ負けが確定する悪魔。2回ほど当たったが、2回目はくろいヘドロドオーを生贄にしてどくづき(最大pp32)を連打することでねむる以外の行動をさせることができなくしてなんとかゴチルを撤退させることができた。なお2戦合わせてゴチルに40回ほど攻撃ぶっぱしてみたが、ただの一度も急所をひけることはなかった。

  • 渦ほろびチルタリス
    同業者に仕込まれていたゴチルゼルのような受け殺し枠。一度だけ遭遇した。ゴーストテラスドオーのおかげで助かりつつ、ダメもとでアマガがちょうはつしてみたら、なんと上から通ってすべて解決した。アマガの上からほのおのうず+ほろびのうたを決められていたらその時点で終わっていたが、S振っておいて本当に良かったと思う。

  • ちょうまいふきとばしウルガモス&レッドカードウルガモス
    ハピナスでめいそう積み切ってからふきとばされたときの絶望感がえげつなかった。ちょうまいふきとばしウルガモス戦は、ラッシャが魂のじわれをヒットさせてくれてこいつ自体は無理やり突破した。

  • わるだくみ格闘テラバーストきあいだま等格闘打点持ちorサイコショックサーフゴー
    最早対策するのをあきらめていたレベル。ハピが落とされた時点でじわれをあてるしか救済措置はない。一応HBベース型サフゴならショックもゴルラもヘイラッシャなら2回は耐えられるかもなので執行猶予はないこともない。

  • トリックわるだくみ併用型サーフゴー
    万が一ハピがトリック生贄となって、裏がアマガラッシャだった場合はほぼ負けが確定する。

  • なげつけるほしがるガチグマ
    一度だけ遭遇したやばいやつ。かえんだまをアマガにぶんなげてきて、ほしがるでゴツメをとられ、裏からゴーストテラスパオジアンがあらわれてつららひるみでアマガがお亡くなりにされた。

  • ハバタクカミ
    一旦様子見で受けるならしいて言えばハピナスだが、メガネサイコショック直撃のリスクもあったり、めいそういたみわけ型がいたりした。稀にちょうはつもちもいた。ハバタクカミはハピ単体でみれる相手では決してない。事前にどくびしをまいておくなり、ショックケアできる他のメンツとともにそもそも選出させないことが大事だなと。そういう意味では最終日の晩一度しかでてこなかったので、そこは今回良かった点だと思う。

  • テツノワダチ
    エレキフィールド、こうそくスピン、アイアンヘッド、じしんの飛行テラスでラッシャが完封された。アマガがいたら余裕じゃないかと思ったのだが、ものの見事に選出誘導されてアマガがベンチでじだんだを踏んでいた。
     

選出パターンの考え方や思考過程等。

 他の受けルーパーのように、ドヒドラキラッシャのような基本選出はない。これを文章化するのがとても難しいが、上記の個体紹介で記載したような対策担当は、いれておかないとそいつ一体ですべて崩壊するレベルなのでそこは可能な限り選出するようにしていた。相手の構築意図に合わせてまるく収まるように選出するわけだが、これがまた難しい。
 ただ、裏を返せばそれは相手も同じなのかなと。一撃必殺込み物理受け過労死させてくるような選出でアマガが一撃必殺を4回避けた場合、てっぺき積みまくったアマガをどうするんですかそれという具合に、パチンコみたいな選出してくる人が意外と多かった。
 そういうわけで相手の構築メンツをみて、制限時間内に相手の構築の意図・戦い方の流れを想起して、それに見合った対応をする選出が基本選出。相手目線、この受けループを見てどうやって崩してくるのかな?という視点でそこを迎撃するように心がけた。初手パオジアンで殺意をむき出しにしてくるパターンなのか?ディンルーでぐちゃぐちゃにしてからこだわりアイテム持ちの火力で一体もっていってなし崩しにしてくるのか?を読み取って考えるようにしていた。

 私は基本的に配信視聴がメインの観戦勢なのだが、配信をみる際に、配信者が使っている構築、その配信者と戦っている相手の構築それぞれを脳内で自分の構築と戦わせて、どういう戦術で戦うのかな?と常に考えながら配信を見ていた。シーズン終了後に大量に出回る構築記事もそうである。目にする構築一つ一つに対して、自分の軸となる構築でどのように対応するのか?何かしら構築をみかけたときは常にそれを考えていた。
 よく受けループは宗教上の理由で受けループしか握れなくなる、というが、やればやるほどに相手構築への理解度も深まり、自分の構築への理解度も深まっていく。一試合一試合は時間がかかるかもしれないが、冷静に安定行動をして、あとは迎撃の手段を準備するだけなので、運負けしない限りはそれなりに勝てるのだと思う。だからこそそれがやめられない。
 私の場合は、『攻撃一辺倒ではなく、強化・弱体も全部できるほうがいい。どちらかといえば支援回復に重きを置くまである』という考えが人生の土台の部分にある。だからこそ、受けループはやめられないのだと思う。

 他、ランクマッチをやるにあたって自分なりに意識していた部分については別途記事にまとめたので、お時間があれば是非。

ポケモンランクバトルの際に意識していたこと(別記事)


最後に自分の話やポケモン対戦と勉強の話

 現在本業が社会人受験生で、11月中旬の試験とその後の独立開業に向けて9月10月は戯れにマスボ到達数戦だけやるかどうかぐらいになるので、最終日にそれなりに潜るのはこれでしばらく最後になると思う。嫁も子供も猫も家のローンもあるのに、仕事辞めて退職金と貯金で凌ぎつつ資格とるところから準備始めて合間にポケモンをしているとは、受けルーパーの風上に置けない不安定極まりない博打な選択であると自分でもそう思う。たしかに仕事はとりあえず生活できるだけ稼げればそれでよい、というのが大前提で然るべきだとは思うけれども、それでもなおやりたいことがみつかったりしたら何かを投げうってでも勉強しなおしてその道に進むのもまた人生なのかなとは思う。私の場合はそれが行政書士という許認可やお役所手続きなどやる、まぁ法律を扱う仕事だった。法律を知り、社会を知れば、自分がいまどんなことで世の中に貢献しつつ家を守って生活できるのか?というところに行きついたわけである。ちなみに資格はまだないので、去年からとろうとしている。次落ちたらその先どうするかわからんし、正直そこはまだ考えないようにしている。とはいえ今回最終日で自分の中で満足のできる成果が出せたことは、必ずや試験本番でも活きてくると信じている。
 しかしながら、遠い昔部活で頑張ってた時のことを思い出しつつ、自分のやりたい方法あるべき姿を見据えたうえで勉強と研鑽の結果、それなりの緊張感をもって自分で満足できる一定の成果を出せる経験が得られるというのは、やはり何物にも代えがたいものがある。数年前にポケモンの世界に帰ってきてランクマッチに参入して本当に良かったなと思う。
 ただしうちは嫁にも子供にも、勝負事を工夫して勝てるようにする経験の良さは理解してもらえないし、たぶん誘ってもポケモンの世界にはこなさそうである。『みんなちがってみんなよい』が我が家の家訓であるのでそこは致し方ない。
 
 子供がどうも勉強嫌いで・・・という声を世間一般に聞いたりする。何のために勉強すればよいかわからない状態で勉強など苦痛でできるわけがないからである。ただ、若いキッズでも熱心に勉強している人がいるが、親に言われるがままの人か、明確に何かしら将来やりたいことがあるか方向性が見えていて、そのために勉強しているのだろうと思う。若いうちに何のために勉強するのか?がみえている人は考え方からしてとても優秀だと思う。とりあえずあとあと無駄にはならないから受験のために勉強するでもよいと思う。勉強嫌だがポケモンと戯れていたい、というのであれば、将来ポケモンとほどほどに戯れることができる職業につくにはどうすればよいか?という視点で考えてみるといいかもしれない。すべて物事がつながっている。

 なお、教育には実はものすごくお金がかかっているので、親などにお金を出してもらっている人は親に感謝しといたほうがよい。昔より物価や社会情勢がかわってきているのもあるので一概に同じ程度の負担とは言えないが、それ相応かかっているのは言うまでもない。また、親が好きな人嫌いな人いろいろあると思う。なかには親が子供を人形のようにしている家庭もあったりするかもしれない。ただし勉強する機会が与えられているような状況であれば、そこから脱出するための機会と思って勉強はほどほどにやっとこう。

 長くなってしまったが、ポケモンランクバトルに挑むためにいろいろとお勉強をする、というのはとても大切なことだ、と。PDCAという言葉があるが、まさにそれである。

  1. Plan(計画)

  2. Do(実行)

  3. Check(評価)

  4. Action(改善)

このサイクルを丁寧にまわしていれば、少しずつではあるが改善してくるはず。まぁ環境が変わったりしてまたやり直しになるのはポケモンに限らずなんでもそうではあるが・・・。
 『風が吹けば桶屋が儲かる』ということわざがあるが、私はすべての物事はなんやかんやでつながっている、と考えている。なので一見私には関係のないことかもしれない、という話でもとりあえずは頭の片隅に入れておくか、ということにしている。それが唐突にふとした時に何かとつながって、空から何かが降ってくるかもしれない。ポケモン以外もそうだが、何事もすべてつながっていると考えて皆さん一人一人が自分で立てた目標に向かって頑張ってほしいと思う。

おわり



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