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エンジョイするための受けループ【シングルS7.最終R1806 2435位】

前書き

 今回はポケモンのランクバトルの話。
 今となっては配信みて観戦する勢になってしまっており、殊更に上を目指そうという熱意は抜けきってしまった。4月~6月はマスボ上げ数戦して放置ぐらいの状況だったが、今回はルールも変わったのでどんなものかと体感すべく、久しぶりにポケモンのランクバトルを少しだけやってみることにした。
 今回からレギュレーションDにルールが変わり、過去作の準伝説やヒスイ組が参戦してきた。満を持してやってきた戦闘民族ヒスイ組はまぁわかるとしても数多の一般ポケモンをさしおいてサンダー、ランドロス、ウーラオス、ヒードラン等々おまえらなんで先に入国許可下りてるのかと正直もやもやしたものがとまらなかった。これはもう受けループで戦うのは絶望的ではないのか?とか思ったりしつつも、戯れに遊べるほどには戦えなくもない構築でも整備しておきたくはあった。
 結果ふたをあけてみれば、なんやかんや2ロムとも普段通りのR1800までは到達したので、ひとまず記録として書き残しておくことにした。

結果

メインロム: 55戦37-18 最終2491位
サブロム :143戦79-64 最終2435位

2023/7/31/20:45確認時点メインロム。以降一切潜らず
2023/7/31/20:45確認時点サブロム。以降一切潜らず

S7の振り返り

 理不尽なまでに受けるのがきついポケモンが多すぎる環境だった。火力馬鹿のウーラオス、ガチグマ、イダイトウ。火力と技範囲十分すぎるのにぜったいれいどまでぶっぱなしてくるパオジアン。ヒードラン、ランドロスも非常に頭が痛い。対処方法あるとはいえ対策枠がほしいディンルー、チオンジェン、テツノツツミ、ハバタクカミ、サーフゴーもなんやかんやいる。カイリュー、ドラパルトも型の匿名性は健在。
 月の前半はガチグマ、ヒードラン、水ウーラオスが特に多かった。特にヒードランと水ウーラオスは前半露骨に多かった。中盤以降からヒードランの大量発生が落ち着いて、ガラル地方ではさんざん苦しめられた悪ウーラオスを徐々に見かけ始めるようになった。こちらはムゲンダイナもカプ一派も使えないのにこれは圧倒的にきつい。
 『受けの成立が非常に困難』これがこのルールでの本当に頭が痛いところであった。
 

最終的に使用した構築と個体紹介

  • ドオー(しんちょう、ちょすい、ノーマルテラス、くろいヘドロ) 
    224-96-111-45-147-41
    (148-6-244-0-108-4)
     ボルチェンを許さず、どくびしを撒いてどくづきするのが仕事。どくびしのおかげで勝てた試合もあった。イダイトウを無力化したい時又はどうしてもあと一発ミミッキュのシャドークローを避ける必要があるといったヘドロでダメージを負うことになってもなおという特段の事情がある時にテラスをきったことがあったが、基本ほぼきらない。
     なお、当初は毒びしを絶対踏ませるべくレッドカードを採用していたが、初手に出さないとむしろ逆効果だったりヘドロの回復がなくて困ったことがあったので没になった。

  • アーマーガア(わんぱく、プレッシャー、かくとうテラス、ゴツゴツメット)
    187-107-163-65-105-114
    (108-0-190-0-0-212)
     個人的嗜好により構築に入る鋼・飛行枠。入国許可の目途が立っていないエアームドの代わり。主にディンルー、ガチグマ担当。最速ガチグマ抜き抜きにまでSを振ったので、交代している間に剣舞積まれてそのまま上から動かれて蹂躙、ということはない。いうほど硬いわけではないので過信はできないが、ちゃんと仕事はしてくれる。

  • ハピナス(ずぶとい、しぜんかいふく、あくテラス、クリアチャーム)
    BDぶっぱ。
    ステルスロックはやはりほしいため1ウェポンに。ノーマルテラスしてくるのがほぼガチグマしかいないため、ちきゅうなげよりも使い勝手がよかった。クリアチャームはたまにいるアシッドボムやルミナコリジョンをほぼ無力化できるのでたまに役に立つ。

  • ヘイラッシャ(わんぱく、てんねん、フェアリーテラス、たべのこし)
    257-121-179-x-20-12
    (252-4-222-20-12)
    Orionさんにアドバイスをいただいたヘイラッシャ。まもるで時間稼ぎができるのがやはりえらい。何発か耐えてもらっている合間にじわれを撃って圧をかけつつあわよくば数的有利を取ってもらう枠。こやつをもってしても過信はできないが、こいつがいないことには剣舞ラオス・剣舞パオジアンに抗うことは非常に困難。

  • クレセリア(ずぶとい、ふゆう、でんきテラス、おんみつマント)
    223-78-178-96-141-109
    (220-0-252-4-4-28)
    ふゆうでんきテラスが弱点なしになる上、両受け気味に使える点もえらい。でんき・こおりの技範囲は相手にしてみると非常に厄介だが、こちらが使ってみるとやはり使い勝手が良かった。

  • ボーマンダ(ようき、いかく、ひこうテラス、ぼうじんゴーグル)
    191-166-101-117-101-167
    (164-86-4-0-4-252)
    草虫テラスヒードランを相手にしつつ、たまにいるキノコ一派をわからせる枠いないものかと探していたら、テラスなしで飛地の攻撃範囲のあるこいつにたどり着いた。トドロクツキも試してみたが、マッハパンチに弱いのが窮屈で現代の姿となった。今時ぼうじんゴーグル装備とかほぼいないので考慮されることはほぼない。キノコのほうしを起点にして舞った後にそのまま3タテが何度かあった。スカーフではないウーラオスに上からダブルウィングうてるのもえらい。ただ、ダブルウィング3連外しは本当にやめてほしい。後半は配信をみているとフェアリーテラスヒードランが一定数いたらしいので、毒テラスにでもするかこれ・。

きつかったポケモン

  • 水・悪ウーラオス全般
    なんでおまえ剣舞使えるんや・・・あとまもる貫通やめてもらっていいですか?

  • パオジアン全般
    なんでおまえは剣舞したりひるませまくってくるのにぜったいれいどまで使えるんや・・・

  • ゴツメイカサマモロバレル
    キノコのほうしで寝ないとはいえ、ボーマンダがジリ貧になってしまって泡吹いた。

  • ゴーストテラスオオニューラ
    ラッシャにフェアリーテラスきらされたときは非常にやばい。

  • みがわりいたみわけハバタクカミ
    どくびしを撒けていない場合は攻撃するのをやめる。

  • 鋼テラスロトム
    ドオーとヘイラッシャを交互に回して15分TODに成功したのが今期のハイライトだった。あれは二度とやりたくない・・・

  • ちょうはつビルドコノヨザル
    じわれを使用せざる得ないのは主にこいつのせい。

他に試したポケモン

  • かえんだまハリテヤマ(こんじょう、鋼テラス)
    鋼テラスバレパン、ドレパン、なげつける、かみなりパンチ。
    パオジアンに弱くなく、そこそこ耐久があり、バレパンで安易なハバカミへの交代も許さない。かえんだまをなげつけてガチグマ以外の物理アタッカーを機能停止にできる点を評価して、後述のみがちいハリーマンの起点作成役で採用してみたことがあった。可能性があるようにはみえるので、そのうちだれかが開拓してくれるのではないかと思う。使っていた時期がヒードランが多い時期で、地面テラスハバカミに鋼テラスよまれてワンパンされて泡吹いて没にした。

  • くろいヘドロみがちいハリーマン(いかく)
    みがわり、ちょうはつ、ちいさくなる、かみくだく
    ちょうはつとちいさくなるを併用できると、ディンルーにふきとばされることがなくなる。
    使い手の運が悪すぎて連続被弾が多く、ご破算となったが、たまに完成できた時の相手へのメンタルダメージはかなり大きく、おもちゃの域を出なかった。

  • ドヒドイデ(フェアリーテラス、メンタルハーブ)
    受けルーパー御用達。アクアブレイク、じこさいせいは確定で、どくどく・どくびし・トーチカ・くろいきりをいろいろかえてみた。剣舞パオジアンや剣舞ウーラオスに多少抗うことができなくはないが、結局不利なことには変わりはなくうまく使いこなせなかった。

  • モロバレル
    ヘドロ爆弾、ギガドレイン、イカサマ、じだんだ
    チョッキをきせて両受け気味にしてみたり、ヘドロもたせてどくどくいれてみたりこうごうせいいれてみたりもしたが、パオジアンの前になすすべがなかった。

  • キョジオーン
    しおづけ、てっぺき、じわれ、じこさいせい
    従来のビジネスパートナー。サル対策のために飛行テラスをきる機会が多かったものの、でんきの一貫がえぐいことになりすぎて、両受気味の枠としてクレセリアにとってかわってしまった。キョジオーンのビジネスパートナーは、先発で相手のポケモン一体もっていける対面性能が高いやつで、あとから塩投げて数的有利もったまま逃げる方が強そうな使い方だと思った。剣舞ウーラオスが無理すぎてラッシャにその出番を譲ることとなった。

  • チョッキガラルヤドキング、チョッキヤドキング
    サイコショック、れいとうビーム、じしん、ヘドロ爆弾
    ヒードラン対策で試してみたが、マグマストームの定数ダメージからの次のターンの攻撃でごっそり減るのでうまくいかなかった。
    ガラルチョッキヤドキングが、飛行テラスたくみショックサーフゴーのC4段階アップシャドボを耐えて対面で突破したときはびっくりした。

  • ノーウェポンどんかん食べ残しヤドキング、ヤドラン
    みがわり、てっぺき、どわすれ、なまける
    ちょうはつヒードラン対策で生み出した化け物、ただしノーウェポンなので耐えることはできても裏のポケモンで少し削るなり数的有利取らないと何の解決にもならなくて没。ビジネスパートナー次第ではもしかしたら活躍する日がくるかもしれない。


最後に

最終日はもうええかなとなってしまって1戦も潜っていないので、もしかしたらレート1900にいけたかもしれないし、宇宙の果てまでとんでったかもしれない。他の著名な受けルーパーの人がレート2000を達成されているのを見て、まだやれることはあるんだなと改めて痛感したものの、最終順位最終レートに殊更にこだわって潜るような潜り方はまだしばらくはやらないと思うし、配信観て応援に回るスタンスはまだしばらくは続きそうである。配信みながらハピレイドやっていたりするので、テラスタイプ変更お困りの際はお気軽にご相談いただければ。
しかしながら、エアームド入国は一体いつになるのでしょうか・・・


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