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『進撃の巨人 - the Musical -』感想(ネタバレ有り)

今年初めての観劇は、この作品。
原作が好きなのと、気になる役者さんが出演されるので、一も二もなくチケット申し込みしました。

感想は、とにかく年始早々すごいのを観たな、と。
ワイヤーやプロジェクションマッピングを利用した諸々の表現も勿論ですけど(立体機動装置以外にワイヤーを使うなんて、想像してなかった)、大勢の黒子さんが操演する、身長5〜6mはありそうな進撃の巨人に鎧の巨人も、なかなかインパクトありました。(原作だと15m級の設定ですが)
超大型巨人も登場しますが、さすがに顔面と手の部分のみ。バルーンっぽかったですね。数年前にイベントで見かけたものと、同じくらいのサイズくらいでしょうか。

2014年の京まふに展示されてた、超大型巨人の顔面

さすがにスムーズでスピーディな動きは無理ですけど、デカいブツがステージ上を動くのは、見ていて楽しいです。
立体機動装置を着けたエレンが超大型巨人の手を飛び越えて着地するシーンなんかも、臨場感があって良いです。

個人的に何が一番凄かったというと、ダンスシーン。アンサンブル… いや公式の表記に従ってBlade Attackers と記述した方が良いかな?この方たちも当然凄いんですけど、メインキャストも動ける人ばかり揃えたみたいで、とにかく圧巻。
冒頭の巨人たち(ここは普通に人が扮装した巨人が登場します)のダンスで、のっけから心を鷲掴みにされました。特に女性の方が気になって、シガンシナ区襲撃シーンでは、さっき踊ってらしたのはどの方だったのかと、必死にガン見してました^^;

メインキャストについては、とりあえずサシャとマルコの動きが目に入って「なるほど、メインキャストも…」って思ったんですけど、ジャンがまた凄くって。Wikipediaでチェックしてみたら、振り付けのお仕事もされてるんですね。本職ですやん。ってか青江単騎の振り付けも、この方だったんですね…

岡宮エレンについては、刀ミュでどんどん上手くなってるな、と思って見てたので、今回も安心して見てました。派手さや凄さまでは分かりませんけど、安定感があって良いです。
立道ハンジさん、今まで歌って踊るところは見た事無かったんですけど、この方もダンスが得意で、そっち方面のお仕事も色々とされてるんですね… 足も長くて、ラストシーンのダンスとか特に格好良かったです。

6月に円盤が出るんですけど、やっぱり群舞シーンなどがしっかり観たいなと思ったので、店舗特典として全景映像DVDが付いてくるお店で予約しました。ってかせっかくなんだし、普通に映像特典として入れておいて欲しかったですね… DVDだと画質もイマイチですし。
なんなら、買い切り配信でリリースしてくれれば迷わずポチるんですけど。4K画質ならなお良し←強欲

何にせよ1回観ただけでは物足りなかったし、やっぱり生で観るのが一番よねって事で、ついついチケット追加しちゃいました。大阪会場で売ってたリピチケは我慢出来たんですけど、家に帰ってから「東京公演の日、東京に行く予定じゃん!」って余計な事に気付いて、見切れ覚悟で東京のサイドシート席をポチり。これが何気に見やすい席だったのと、音響の方も大阪より良くって… セリフも歌も聴き取りやすかったし、低音の響きも東京の方が強かった気がします。満足♪

ちなみにストーリーの方は、エレンの巨人の力を利用してトロスト区奪還に向かうぞ!というところまで。中途半端と言えば中途半端ですけど、テンション的にはクライマックスで終わるので、これはこれで良いですね。
…次回作があるとすれば、なんとなくトロスト区奪還後から再開しそうな予感もありますけど。
個人的には、第2部まで続けて欲しいんですよね。第2部のエレンを来夢くんがどう演じてくれるのか、めちゃくちゃ観てみたいので。
とりあえず次回作はあると信じてるので、期待して待つ事にします。次はハンジさんの出番も、もっと増える事を祈りながら…^^;

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