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INIのオタクになって富士登山に挑戦した話。

原動力は推しのデビュー公約

「日本人なら人生に一度は富士山に登ってご来光を見てみたい!」
心のどこかにあった夢のひとつでした。でもコロナ前までは休みがあれば海外旅行に行くのが好きで、富士登山は後回しでした。
そんな中、2022年8月に公開された柾哉のデビュー公約。未だ達成されていないINIのデビュー公約がある中で、とても難易度が高いと思っていた「富士山でグループ成功祈願」という公約を達成した柾哉とフェンファンと威尊。その姿はモチベの源泉が基本INIな私に、ぼんやりと心にあるだけだった夢を行動に移すきっかけをくれました。

INIが成功祈願をするなら、MINIもINIの成功祈願がしたい!聖地巡礼したい!という想いを掲げ、遂に2024年7月末に富士山登頂を叶えるまでの話です。

2023年の挫折

公約動画に感化された私の2023年の目標は「富士登山」。ツアーに申し込み、GWに予行演習として神奈川県の大山へ行くことにしました。初心者向きと言われている大山も、岩場を這い上がるような道があり、私にとっては結構ハード。無事に登りきりましたが、下山の最後の最後に平坦な何もない道で転倒。足首が激しく痛み、腫れて、足を引きずりながら家に帰りました。。捻挫かなと思っていたものの痛みが引かないので、病院へ行くと、テーピングで患部を固定するという処置で終わり。さらに数週間経っても痛むので、再度病院に行ってMRIを撮ってみると、まさかの骨折、、!そして松葉杖生活になりました。。
1-2か月で松葉杖は取れて、リハビリを開始したものの、登山までに完治は難しく、すごく悔しかったけど、申し込んでいたツアーはキャンセルすることに。。

2024年も登山前に2回のMRI…

今年こそ!という思いで、4月に富士登山のツアーにまた申込みました。骨折のトラウマから今年は軽めにりひろむの聖地の高尾山へ。

りひろむの時と同じくらい曇ってた山頂
深緑が綺麗

高尾山登山は無事に終えたものの、6月中旬に登山に向けて筋トレをしていたところ急激な激しい頭痛に襲われました。その頭痛が数日間治らず、脳神経外科でMRIを取ることに・・・。結果、画像上は問題ないけれど、標高が高い富士登山は血管への負担も大きいので登山10日程前に再度MRIを撮りましょう、と言われました。不安な気持ちで過ごした数週間でしたが、2度目のMRIも無事にパス!
これで体調は万全と思っていた矢先、登山5日前に家族がコロナ感染。感染すれば富士登山を諦めないといけませんでしたが、なんとか当日まで体調を崩さず、ついに当日を迎えることが出来ました!いろんなことがあったので、体調万全で当日を迎えられたことがまず奇跡的😭

ついに念願の富士登山へ

前置きが長くなりましたが、、無事に迎えられた当日は、すごくワクワクしていました!7時に新宿に集合し、バスで五号目に向かいます。続々と大型バスで大量の登山客が運ばれてきて、五合目は大混雑。
私が参加するツアーは、INIが登った富士宮ルートではなく、初心者向きの吉田ルート。オタクとしては聖地巡礼で同じルートを歩いてみたかった気持ちもあるけれど、初心者なので吉田ルートにしました。

ツアーのみんなで気合入れ!

12時過ぎから登山開始!宿泊する山小屋まで6-7時間ひたすら歩き続けました。

山登りっていうか崖上り、、?
晴れてきた!

19時頃に8.5合目の山小屋に着いて、夕ご飯のハンバーグを頂き、21時に消灯。寝袋で仮眠して夜中2時に起床し、山頂に向かいます。

山小屋からの夜景🌃

登頂した更に先へ

4時過ぎに山頂に到着!ものすごい達成感!辿り着けて本当にホッしました。でも、山頂=日本最高到達点ではありません。さらに3時間ほど歩いてお鉢巡り(火口一周)をしないとINIが祈願した日本最高峰の剣ヶ峰には行けません。
もともと、登頂後に絶対にそんな体力残っているはずがない!と思っていて、お鉢巡りをする予定はありませんでした。でも山頂でガイドさんが参加者を締め切る1秒前に、少しでも「INIが行った場所に行けばよかった…」と後悔したくない!と思い、参加を決めました。

山頂で見る御来光は今までに見たことがない美しい景色で、雲海や湖や樹海が太陽の光に照らされて少しずつ変化していくのが本当に感動的でした。

神秘的な夜明け🙏

INIが訪れた浅間大社奥宮、郵便局に国土最高峰の3776.23mにタッチするには、馬の背と呼ばれる(下の写真の左の斜面)最後にして最大の難関と呼ばれる急斜面を登ります。本当にキツかったけど、INIも同じように登ったんだと思って頑張れたし、剣ヶ峰で同じ場所に立てて嬉しかった!本当に悔いなしです!

写真の奥に見えるのが日本最高峰の剣ヶ峰。
INIがおみくじをひいた浅間大社奥宮
山頂の郵便局

改めて感じたINIの優しさと強さ

自分で登ってみたからこそ、感じたことがあります。登っているときは本当にしんどくて、正直周りのことより自分がただ一歩一歩前に足を出すことしか考えられません。スマホを出して写真を撮ったり、景色を楽しむ余裕もないくらい大変な時間もありました。でも、彼らは公約動画の中で、励まし合い、声を掛け合い、共に登ったスタッフさんたちへの感謝を忘れず、RUNWAYを歌ったり、「メンバーに会いたくなってきた!」と言ったり、常に前向きに楽しみながら登頂を成功させました。
九号目に着く瞬間や最高峰の剣ヶ峰に着く瞬間、フェンファンは「3人で並んで一緒に」と足並みを揃えるために一度立ち止まっていたのは本当に凄いな…と思います。私は目の前にゴールがあれば、そこになんとか1歩進めることしか考えられないような状況だったのに…。一緒に達成するという強い想いを常に持っていないと出来ない行動だったと思います。
また、しんどいはずなのに八号目でもゆるっと「ほんじゃ行きますか。」と気が抜けるようなこと言えちゃう柾哉の穏やかさも、「無礼なことはできない!迎えられてる気がする!」と真摯な姿勢で挑んだからこそ感じられたことも、常に明るく声を出していた威尊も、みんな本当にすごい。
これは、きっと普段の活動の中でも培われているINIらしさの一つなんじゃないかな?と思います。いつも彼らは困難な状況でも、試練が与えられても、真摯な姿勢で取り組み、チームで協力し合い、感謝を忘れず、楽しむこと忘れない優しくて強い11人が集まったグループだと思います!

威尊、御来光だよ

忘れられない経験をくれたINI

自分のこと素直に褒めてあげられることって、生きていてあんまりないけれど、無事に富士山登頂できたことはさすがに褒めてあげられそうです。富士山が見る山から登った山になって嬉しいです🗻しんどくて、しんどくて、しんどかったけど、1日経ったら達成感や充実感だけが残り、しんどかったことは薄れていきます。精神的な充実感は身体の疲れを薄めてくれる気がしています。
日常に戻り感じたのは、正直毎朝起きて会社に行って帰ってくることの方が疲れるな・・・ということでした。充実感や達成感なく、ただ労働するの会社員生活って本当に疲れます😱
ぼんやりと「人生でいつかは…」と思っていた夢を叶えるきっかけをくれたINI。下界では絶対に見られない素晴らしい景色、素晴らしい経験や達成感をくれたINIに感謝しています。行動させてくれたのはINIのおかげです。あのデビュー公約のおかげです。
日本一の場所で願った彼らの夢が叶いますように!🌄

2024/08/02

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