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Re:ゲーム理論入門 第9回 - ベイジアンゲーム・ベイジアンナッシュ均衡 -

こんにちはこんばんは。第9回はベイジアンナッシュ均衡についてです。
これを理解するとオークションの1つ、第一価格オークション(ファーストプライスオークション)の分析ができます。
また、プレイヤーの何かしらの属性がわからない場合(強い・弱いとか)の分析が可能となります。分析の幅が広がりますね。

前置きはひとまず流し読んでいただき、まずは動画をご覧ください。

動画

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余談

いかがでしたでしょうか。

タイプという確率変数を導入して分析しています。
またタイプごとに行動を考えたものを戦略と呼んでいます。
そして、その戦略をもとにナッシュ均衡を考えたものをベイジアンナッシュ均衡と呼んでいるわけです。ざっくり言えば。

見直していて気が付いたのですが、厳密な定義記述していないですね。入門編だからでしょうが、ちょっと不足感があります。。

さて、冒頭で述べたように第一価格オークションの分析ではベイジアンナッシュ均衡での分析が行われます。なぜこの均衡での分析をするのでしょう?

それは入札者各々がオークションで出されるモノの価値を持っていますが、それはその当人しかわからない情報(私的価値と言います)となっています。動画の言葉で言えば、自分のタイプ(私的価値)はわかるが、他の人のタイプはわからない状況なわけです。

分析しやすいように、この私的価値の確率分布はわかるとし、例えば一様分布なんかを仮定して分析します。このあたりの話は実は演習編で述べてます。多分だいぶ先になりますが、紹介します。気になる方はおまけを一足先にご覧ください。

では、次回の記事でお会いしましょう、さようなら。

おまけ

参考文献

入門

経済学徒へ送る本、ミクロ経済学とゲーム理論についてはこれ!

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