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1歳&3歳の母ちゃん、運転免許証取得への道

「私は車の運転を一生しない」と思っていた。
が、私は昨年末に運転免許証を取得し、週数回運転している。
もともと何かを操作することに苦手意識があったためか、車の運転時はとても緊張する。

コロナウイルスが蔓延しだし、夫がほぼリモートワークに。
さらに緊急事態宣言中に私は第一子を出産した。
当時私たち家族は東京住み。
「子供をのびのび育てたいし、俺もリモートワークになったし。東京脱出(移住)をしてみないかい?」
夫からの提案に私はノリノリであった。
子供時代を田舎で過ごした私にとって、東京の人と建物が所狭しと存在している窮屈さは耐え難いものがあったのだ。
運転免許を持っていなかった夫は、移住のためにせっせと教習所に通い、無事運転免許証をゲット。
「もしかして私も取得しなきゃダメ?」と思っていたが、移住先は田舎だが近くに小さなスーパーもあるしドラッグストアもある。
私が運転免許証を取得しなくてもどうにかなっていた。
さらに第二子を妊娠出産したこともあり、教習所通いを後回しにしていた。

しかし娘の授乳が必要なくなった頃。
「さ、妻ちゃん。教習所に通おう」
ととうとう夫から話を切り出されてしまった。
くっそ、このまま車を運転しない生活を続けようと思っていたのにぃ。
でも夫に反論することはしなかった。
上の子が幼稚園に通いだし、車で幼稚園へ向かうイベントも増えた。
さらに幼稚園へ通いだしてからかなり頻繁に風邪をもらってくるため、病院へ連れていくことも多くなった。
夫の運転回数が増え、私もこの状況の悪さを感じていた。

教習所に行くとき、1歳&3歳の子供たちは夫が面倒を見てくれてる。
お昼をまたぐときは、子供たちと夫のごはんを準備していく。
基本的に土日祝日に教習を詰め込むが、どうしても都合がつかず平日に行くことも。
家族に負担をかけないためにも、試験不合格はありえない。
できるかぎり最短ルートでの免許取得を目指した。

選んだ教習所は学科はほぼオンラインでやってくれていた。
そのため子供の寝かしつけが終わったあとにパソコンを開き、せっせと学科を終わらせた。
学科授業を取り終わったらひたすら模試を解きまくる。
実技に関しては教官に教えてもらったことを忘れず次に生かすを繰り返した。

仮免&本免、なんとか一発合格を決め、無事に免許取得。
子供がいるとがつがつ教習スケジュールを入れられるわけではないので、他教習生と比べると時間はかかってしまったと思う。

子供がいながらの教習所通いはなかなかに大変だったし、もうやりたくない。
何が一番嫌だったかというと、癒しとなっていた寝かしつけ後の趣味時間が勉強で潰れてしまうこと。
ストレスでしかなかった。
「やめたいよ!」と何度思ったことか…笑

試験合格後は解放感を覚えるとともに、ホッとした。
夫の協力もあったが、子供を育てながら免許取得を成し遂げらたことは素直に嬉しかった。

今は運転技術向上を目指しているところ。
安全運転安全運転。

子供を産んでからの免許取得はなかなかのハードルの高さだった。
時間を確保しやすい、子供を産む前に取っておけばよかったなあ…笑




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