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コノシロの酢〆

コノシロは小骨が多く、臭いがキツいという事で釣れても外道扱いされますが、
きちんと処理すれば酢締めで美味しくいただけます♪
(生息環境によっては臭いがきつい場合もあります…捌いてみてダメだったらニンニク醤油に漬け込んで、唐揚げにすればなんとか大丈夫👌w)

水質の良いサーフや河口を回遊して釣れるコノシロは比較的臭みも少なく大丈夫だと思います(経験則)


◼︎コノシロ

コノシロは海の表層を回遊し、プランクトンを食べて移動しているので海面を見ているとザワザワ移動しているのが分かります。
時折パシャパシャ小さい水しぶきをあげ、群れがいる所は海面の色が濃くなるので群れがいるな!と一目で分かります。
また群れにルアーを通すとルアーがゴツゴツと魚体に触れるのが分かります。
サビキでも釣りやすいターゲットですよね!

コノシロが釣れたら喜んで持って帰ります(^^)

◼︎釣ったコノシロの下処理

コノシロが釣れたら、すぐエラを切って釣り場で血抜きしておきましょう。
(内臓の臭いがキツいので現場でワタ取りまでできると尚良いです)

帰ったらすぐにウロコを取り、腹ワタを取る。
ブラシで内臓をキレイにします。
すぐに調理する時間がない時はここまで処理して
キッチンペーパー、ラップ巻きして冷蔵庫に
入れておけばOKです。

三枚おろしにして、腹骨をすき取ります。

サビキで釣れた20cmくらいのコノシロ

コノシロの内臓は身に付かないように
綺麗に洗い流しましょう

◼︎コノシロ酢〆レシピ

●材料
・コノシロ2〜3尾
・粗塩(普通の塩でもOK)
・米酢(穀物酢でもOK)
・砂糖
・レモン1/4カット(お好みで入れなくてもOK)
・カット昆布
・柚子、ライム、レモンバーム、新生姜、
(お好みで臭み取りとして食べる時や酢で〆る時に入れてもOK)

◼︎作り方


1、三枚おろしのコノシロに多めのあら塩をふる
皮面と身の方に満遍なくまぶしましょう。

2、キッチンペーパーを巻いて40分〜1時間冷蔵庫で寝かせる。
塩の浸透圧で魚からドリップが出るのでキッチンペーパーに吸わせます。水分がまだ出る場合はペーパーを変える。この水分を取る作業…臭み成分を減らす為の重要なポイント。
さらに、臭みを含んだ水分を出しながら旨味成分を凝縮させてくれるという一石二鳥な工程なのです!

あまり水分を取りすぎると身が固くなるので40分〜1時間経過したら様子を見ながらふり塩を流す作業に入ります。


ふり塩をして身からドリップが出た状態。
キッチンペーパーが水分を吸収しています。

3、ふり塩を流す
酒もしくはお酢、又は塩水で塩を綺麗に洗い落とす。水で流すと水が身に浸透して水っぽい身質になるので注意!

4、コノシロの身を酢締めに
身に砂糖をまぶす(甘めが好きな方は多めに)
ジップロック/タッパーなどに米酢、レモン薄切り少し、身の方に昆布を敷いて身が酢に浸かるまで米酢を入れる。(ジップロックなどがやりやすいです)
また酢に漬ける際に、レモンや昆布ではなく、アレンジとして新生姜や柚子の皮などを一緒に入れてもOK。

5、半日〜1日もしくは2日(酢の浸透具合はお好みですが、1日くらいがおすすめ!)冷蔵庫で寝かせる。
(※ちなみに、寄生虫などの食中毒が不安な方は酢締めした後に冷凍庫で48時間冷凍して食べてください。コノシロであまり聞いた事は無いですが、ゼロでは無いかと。自己責任で…私は目視で大丈夫そうだったら冷凍はしていません!)


身に酢が浸透すると白くなってきます。
お好みのタイミングで酢から取り出します。

ジップロックで作ると少ないお酢の量で
しっかり漬け込めます!


6、骨切りし、切って盛り付ける
酢締めで一晩漬け込めば、小骨はほとんど溶けてしまいます。気になる方は骨切りをしてからいただきましょう。刺身醤油にワサビを効かせて…

冷酒、白ワインとの相性は抜群!
ビールももちろん👌🏻

一晩育てた(寝かせた)コノシロの酢〆。
お酒のあてには最高のパートナー♪


これをご覧になったそこのあなた…
コノシロをリリースできなくなったでしょ!?笑
ぜひ一度お試しください!

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