「わたしは愛される実験をはじめた。」を読んで変わったこと。

端的にいうと、恋人ができたということなのだけど。

「わたしは愛される実験をはじめた。」は浅田悠介さんの小説。

恋を叶えるために必要な考え方や具体的な方法がふんだんに書かれた、いわば令和のバイブルである。恋愛だけでなく、人間関係においても役立つので必読。

私がこの作品に出会ったのは、ある日Twitterで

「この人をフォローしておけば、恋が叶う」

というツイートが回ってきたのがきっかけである。

（ふーん）とご利益程度にフォローさせていただいたのだが、恋愛や人間関係、夢を叶えるために必要な言葉がタイムラインに流れてきて、
（なんやこの人）と改めてツイートを見返した。

熱い格言！というよりは、一目置かれている国語の先生が、淡々と生徒の心にことばを届けるような、そんな感じ。

その当時既にweb小説や恋愛コラムを出されていたので（ほーん、いっちょやってみるか）と、少しずつ実践を始めた。

浅田さんいわく、恋を叶えられる人は人として魅力的な人。職場や学校での実践方法、すでに友達の関係を築いている場合、逆に人と距離を取る方法など、様々なケースへの対応方法が発信されていた。

YouTubeなどでライブ配信もされていたのでそこで質問したりと、浅田さんが紡ぐことばを頼りに、職場の人間関係や気になる人との関係をより良くしようと試みた。

浅田さんは、具体的に何を実践すべきか、どういった理由でそうすべきなのか、わかりやすく説明してくれる。

その甲斐あって、私がこじらせていた遠距離の片想いを、一年かかったが、なんとか成就させることができた。

正直、片想いの段階から遠距離という案件が成就するって、一年かかったとはいえ、めちゃくちゃすごいことだと思う。

成就させた後も、恋人と良好な関係を築くためのアドバイスを実践し、結婚についての話ができるまでになった。

私の場合は、私も恋人も奥手だったけれど、
めちゃめちゃモテる人や、店員さん、有名人へのアプローチ方法も解説してくれている。単に仲良くなりたい場合の助言もあり、参考になる。

恋愛なんて、しなくてもいい。

けれどどうしても、その願いを叶えたいなら、令和の魔法使いの力を借りるのも、遅くはないと思う。