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「自己投資」の必要性

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本日の内容は「自己投資」の必要性について改めてお伝えしていきます。

今後の日本は

●給料は上がらない
●2年以内に大リストラ時代

が来ると予想されます。

そんな日本社会をまず把握し生き抜く為の要点は3つ

①国の現状把握
②個に対しての影響
③投資意識

について約10分程で学んでいただけます。

結論:今後の日本は中間層がいなくなる

①国の現状

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まずは日本のGDPについてから

GDP(Gross Domestic Product)=日本が儲けたお金

その内訳は大きく二つです。

①民需:投資や消費
②国:政府支出や貿易収入

例えば「ガリガリ君」でGDPを説明すると

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2000年:60円(税別)が1万個売れたら60万円
2019年:70円(税別)が1万個売れたら70万円

どちらも購入数は変わりませんが2000年と2019年で価格が異なる為、金額に差があります。これを図で一旦まとめると下記の通りです。

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ここでGDPには「名目」と「実質」の2種類がありますが違いは

物価変動を含めるor含めないです。

つまり

名目GDP=物価変動を含める=〝金額〟
実質GDP=物価変動を含めない=〝数〟

となります。

名目GDP=金額  実質GDP=数

GDP=日本が儲けたお金になりますが、2000年と2019年のGDPを比較した時の経済は成長していると言えるのでしょうか?

「経済成長率」の算出

(今年の実質GDPー指定年の実質GDP)÷指定年の実質GDP×100

となります。

上記の例を当てはめると

(60万円-60万円)÷60万円×100=0

つまり経済成長率は0%となります。

2000年と2019年では実質的な購買行動は変わらない

では日本の1人あたりのGDPはどうなっているでしょうか?

かつて日本は世界の中でも国民一人当たりのGDPがとても高い国でしたが、現在では多くの国に抜かれてしまっているのが現状です。

1988年:世界2位

2018年:世界26位  「失われた30年」

つまり一人当たりの生産性がとても低い国になっているということです。

その理由は少子高齢化による定年雇用努力/年金受給引上/外国人労働などの施策で低賃金労働者の割合が増えているからです。

「失われた30年」とは日本の経済低迷期を指す言葉です

②日本はいまインフレ?デフレ?

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インフレまたデフレを判断するにはGDPデフレーターという指標から見ることができます。

GDPデフレーター=名目GDP÷実質GDP

【GDPデフレーター】

1以上:インフレ(物価が上昇=円安)
1未満:デフレ(物価が下落=円高)

となります。

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2012年以降のデフレ脱却施策により2014年から日本はインフレが続いています。

ここで一点疑問となるのがインフレとは本来

売上が上がる→株価が上がる→給料が上がる→消費増える→売上が上がる...

というサイクルになりますが日本の平均年収は

2001年:454万円
2018年:440万円

なんとマイナス3%となっています。

インフレなのに景気がよくなっていないのはなぜ?

なぜ景気はよくなっていないのか?

その理由を紐解くには日経平均(日経225)が関係しています。

2010年:10,000円
2019年:24,000円

日経平均はここ10年で約2.3倍となっていますが、実際は日銀(国)が株を大量に購入しているので日経平均が引き上げられるという図式です。

国が経済安定化を図るために行っている買入施策から日経平均は上がっていますが、株が上がり続ければ次はいつ引くかという状態です。

1990年:日系バブル
2000年:ITバブル
2008年:リーマンショック
2020年:?????バブル

そのため企業は

●従業員の給料を上げている場合ではない
●人が足りないけど固定費は増やせない

という状況となり

●海外進出投資
●内部留保

に力を入れています。

その為、給料は上げらないという現状に

そのような状況から賃金を上げない企業に対して国は

●最低賃金を上げなさい
●雇用は70歳まで面倒を見なさい

と言い始めました。

そしてこれらの要因が大リストラ時代を迎えるであろう背景になるのですが

①前述のバブルリスクに備えた固定費削減
②年金破綻による企業リスクヘッジ

となり既に大リストラ時代に突入していると言えます。

③自己投資の必要性

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自己投資とは〝景気に左右されない為の最大の成功術〟です。

景気=人々の気持ち

その人々の価値観が変わってきています。
下記の図は昭和生まれと平成生まれの年収に関する稼ぎたい希望額のアンケート調査の結果です。

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上記の通り景気=若者の気持ちが貧しくなっていることがわかります。

さらには20代の貯蓄ゼロ60%以上、100万円以下は80%以上となり国も日本の未来を担う若者に対する焦りが見られています。

●人生100年時代
→高齢者〉若者
●70歳まで働いて(国VS企業)
→早期のリスクヘッジでリストラ
●年金受給は選べる(金額は保証しない)
→20代の年金は損をするかもしれない

このような時代を生き抜くためにはやはり自己投資でスキルを高めることが必要となります。

自己投資=景気に左右されない為の成功術

以上が日本の現状に関してから自己投資の必要性のお話でした。

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コツコツと学び続けることが必要だと改めて再認識しています。景気に左右されないスキルを得られるよう学び続けていきましょう!!

次回は「人脈投資」に関してのお話です!!

是非ご覧ください!!

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