ビジネスチャンス
今回の内容は「ビジネスチャンス」の見つけ方に関するお話になります。
どの様にしてビジネスを作っていくのか?
そもそもどの様にしてビジネスを探すのか?
世の中にまだ無い新しいモノを作らなければいけないのか?
この記事を読んでいただくとそんな疑問点を解決しながら「ビジネスチャンス」を見つけることが出来るようになります!!
「ビジネスチャンス」は石ころ以上に転がっている
①ビジネスとは?
そもそもビジネスとは世の中の〝不〟から成り立ち、我々は〝不〟に対してお金を支払うことで〝不を解決〟しています。
つまり生活における〝不〟を見つけ出すことがビジネスチャンスの見つけ方ということになります。
②竹花氏の事例
フィリピン駐在中に竹花氏がゼロワンで新規事業を立ち上げた時の事例がまさに〝不〟に気付きそれを解決するという内容でした。
下記写真はフィリピン到着後に空港から移動する車中から見える景色です。この写真を見てどんな不を思いつきますか?
続いて病院の館内の写真です。
この中にも〝不〟が隠されています。
〝不〟を見つけ出す上で重要なことは物事への「why」から「裏側の真実」を考えるということです。
上記の2つの写真から見つけ出した表と裏の真実は下記の通りです。
( ※ 写真だけでは読み取れない点もありますが...)
●フィリピンは広告看板を出す企業が多いこと。
●また、保険制度が無いフィリピンでは公共の病院以外では100%自己負担となる為お金持ちしか利用できないこと。
ということで「待ち時間の長い病院」に「企業の広告」を出すことで「富裕層にリーチ」できるビジネスを作れば良いのではないかと出来たのが「MEDICAL ADS」というビジネスだそうです。
【クライアントに対して提案できる3つの不の解決】
①効果の効率化
●広告看板:マスリーチ
●MEDICAL ADS:ダイレクトリーチ
また、広告看板と違って病院内の広告だとタイムボリューム=教育広告(道路の看板=約5秒、病院の待合=約1時間)が可能となります。
②コスト削減
広告看板の約半分のコスト
③ブランディングの構築
病院内に広告を出すことで「高級」「クリーン」なイメージに
→「ドクター○○商法」
【この事業を成功させる為の戦略】
①無在庫商法
→クライアントが決まったら病院内のスペースを売ってもらう
②独占契約
→他社にスペースを与えない
③競合排他
→売り方は「独占契約:※他社が同じビジネスが出来ない」かつ「年間契約※経営の安定性」
フィリピンではネット回線が遅くオンライン広告では全ての人々に支持されないという市場背景がオフライン広告が受けた理由の〝裏〟にあります
③ビジネスチャンスの見つける上で重要なポイント
①新しいものを探すな
→今の世の中〝大発明〟は生まれない
→〝情報〟と〝情報〟のつなぎ合わせ(※とにかく情報に多く触れる)
→世の中は〝オープンソース化〟されている
②ターゲット層を絞るな
→先ほどのMAのトップクライアントはどの業界でしょうか?
正解の前に下記の図をご覧ください。
これは「ニッチ戦略と「ターゲットを絞る」ことの違いを表しています。
お店を経営していく上で何に集中していくかという点は特化をしながらコストを抑える為に重要なことですが、集中したものに対して無意味なターゲティングをしてしまうとそのマスをより狭くしてしまいます。
上記を踏まえつつ正解は
1位:不動産業界(所得と時間のリーチ)
2位:車メーカー(所得のリーチ)
3位:健康器具(健康意識)
となります。
製薬業界が1位になるとイメージした方が多かったのではないかと思いますが実際は不動産業界が1位という結果になりました。
元々は製薬業界をターゲティングしていたというこの事業も実際のニーズは他業界に強くあったということです。
以上が「ビジネスチャンス」についてのお話でした。
何気ない日常の一部分でも常に「why」から「裏側の真実」を探すクセをつけることでこんなに凄いビジネスができるとわかっただけでも価値がある内容だと感じました。
次回はビジネスを作り出した後の「キャッシュの貯め方」に関してのお話です。是非ご覧ください!!
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