財務スキル①
今回はビジネスで欠かせない〝数字〟に関して学んでいただける内容となります。
具体的には「損益計算書(PL)」と「貸借対照表(BS)」とはどういったものかを数回に分けて説明していきます。
〝数字〟と聞くと苦手な人も多いと思いますが一つ一つ順を追って学ぶことで理解をしていきましょう!!
①「損益計算書(PL)」と「貸借対照表(BS)」
まずはそれぞれどのような目的で使用するものなのか?
今回はまず「損益計算書(PL)」の理解をしていきます!!
「損益計算書(PL)」はいくつかの利益の種類に分かれています。
一つ一つの計算書を理解することで最終的には「当期純利益」を算出していきます。
②5つの計算書
「1,売上総利益」
「2,営業利益」
「3,経常利益」
「4,税引前当期純利益」
「5,当期純利益」
③化粧品会社のPLは?
最後に下記の3つのPLから化粧品会社のものはどれか推測してみましょう
●ヒント
化粧品会社の原価は安い・全国のデパートに美容部員配置・CMで女優を多様・メーカーの利益率は?
●答えの考え方
原価が安い→売上原価が低い=AorB
美容部員・CM→販管費が高い=B
メーカーの利益率→8〜10%=B
●正解
Bが化粧品会社のPLとなります!!
(AはIT系、Cはチケット販売会社)
業界の〝利益率〟や〝コスト〟を理解しておけばその会社のPLが健全かどうか把握することができます
以上が「財務スキル①」の「損益計算書(PL)」についてでした!!
PLのゴールである「当期純利益」を出すにはそれまでに細分化された内容の計算理解が必要となるので、一つ一つの内容理解が必須となります。
何かのデータを元に実際にエクセルでシートを作りながアウトプットするのが良さそうですね。
次回は「貸借対照表(BS)」について学んでいただける内容となります!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?