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仕組み化スキル

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今回の内容は経営拡大をしていく上で必要最低条件となる「仕組み化」に関してのお話です。(  所要時間:10分程度)

仕組み化とは「マクドナルド」や「コンビニ」のように老若男女誰が働いても同じように売上をあげることのできるマニュアル化のことです。

今回はその為の仕組みをどう作るのかというスキルの付け方を学んで頂けます。

仕組み化=人やお金がいならくなる仕組みが経営拡大の最低条件

①仕組み化とは?

仕組み化=事業スピードと収益性を保ったままの拡大を行う方法

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会社は上記の図の様に従業員数の増加に比例して「売上」が伸び「スピード」が一定化している状態が理想的です。

逆に従業員が増えるたびに売上が減りスピードが遅くなることも当然ありえます。

ではどの従業員でも同じ様に売上をあげるためには何が必要なのでしょうか?

従業員のモチベーションケアでしょうか?

しかし、モチベーションは日々の生活における〝外部要素〟に簡単に左右されてしまいます。

例えば上司に飲みに連れて行ってもらって「お前に期待している」と言われた翌日に「彼女と別れてしまった」なんてことが起きたらあっという間にモチベーションは消えて無くなってしまいます。

そんな〝外部要素〟に左右されず誰でも同じ様に成果を出すために必要なことが「マニュアル化」と「タスク化」です。

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上記の図を参考に業務をマニュアル化をすることで誰でも同じ様に売上をあげる仕組みを作ることができます。

仕組み化をしていく上で必要なマインドは「もし1000人だったら?」というスタンスで常にビジネスを設計していくことです。顧客が1人だけであれば様々な対応ができても、1000人だと決まったマニュアル通りに行動しないと対応しきれない=事業拡大が困難になります。

②トップ営業マンを作らない

仕組み化ができれば全員が同じ様に成果をあげることが出来るので〝トップ営業マン〟はいなくなります。

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例えば営業マンの仕組み化とは

●ヒアリングシートを使用する
●動画で新人研修・営業活動を行うことで徹底的な効率化を図る

ことです。

さらにより効率的に営業をするために必要なマインドは「クライアントに選ばれる」ではなく「クライアントを選ぶ」ことです。

●クライアントに会う期間を短縮
→1〜2週間先のアポイントだとその分成果が出るまでの期間が長くなる
●クライアントの商品・サービスに対する温度感
→アポイントを取れてもどれだけのニーズがあるのかわからない

効率的に営業活動を行うために「動画」を活用しクライアントに事前にURLを送ることで「興味があれば...」「わからないことがあれば...」と期間や温度差に関係なくアプローチすることができます。

③マネジメント

マネージャーのマネジメントも仕組み化することでモチベーションに左右されない組織を作ることができます。

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上記図における組織を機能させる役割を担うのがマネージャー職の仕事となりますが、人によって様々となる「個人の自己実現」を同一マネジメントしてしまっているマネージャーが世の中ほとんどです。

そのためマネージャーとしての従業員への関わり方にも仕組み化が必要となります。

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上記の図の通り「個人の自己実現」はおおよそ3パターンに分類されます。

例えば
「安定目的」の人はインセンティブ制度を求めない
「金銭目的」の人は会社の安定より報酬を求める
「自由目的」の人は報酬ではなくやりたい仕事をすることを求める

などその人の目的によってマネジメントの仕方を大きく3パターンに分類して変えていきましょう。

「モチベーション=パフォーマンス」に左右されない→人に依存しない

以上が「仕組み化スキル」のお話でした。

〝モチベーション〟という目に見えない不明確なものに頼るのではなく、〝仕組み〟という目に見てわかるものを活用することで会社・営業・マネジメント等を効率的に行っていきましょう!!

次回は「ビジネスチャンスの見つけ方」についての内容となります。

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