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こうやって社会は良くなるんだな!って実感した日

今日は私が通年で履修しているProduct Development Projectというコースの中間発表会だった!
アールトの全ての学部の学生が参加できる学部融合の授業で、各10人くらいの学生グループに企業がスポンサーとしてついて1年間かけてプロダクトを開発するっていうめちゃくちゃ贅沢な授業。

15チームの中間発表を見ていて感じたことは2つ。

1つ目はとにかくみんなプレゼンの見せ方が上手いなってこと。
最初のイントロから終わりの締め方まで、スティーブ・ジョブズやTEDのプレゼンにも引けを取らないくらい惹き付けられるプレゼンだった…!
同じプロダクトと言っても、チームによって医療系、環境保護系、子ども向けの教育系…と幅広いんだけど、どのチームもその世界観に引き込むような話し方や、素人にも分かるような例えの使い方が本当に上手で、同じプロダクトを作っていたとしても伝え方一つで全然印象も変わるなって思った。
あとは日本だと結構スライドにこだわってると
「そんな見た目のデザインに時間使うよりももっと研究しなさい」
みたいな雰囲気を感じることがあるんだけど、今日のプレゼンはどのチームもスライドの作り方までとにかくこだわっていて、それだけでも一つの作品になるくらいのクオリティだった。
良いモノ作ってても結局使ってもらえないと意味がないって思うと、伝え方までこだわるのは大事だと思うし、正直日本はそこは遅れてるところだなって思うかも。

2つ目は、
社会ってこうやって良くなっていくんだな。
っていうのをものすごく実感した。
一橋にいると、もちろん勉強してる対象は社会でも、結構フワっとした概念や理論的な話で終わっちゃうことが多くて、それが実際にどういう形で誰かの役に立つのかよく分からないことが多いんだよね。
でもPDPではどのチームも
こういう課題があります→こういう製品を作ります
っていうのを実践していて、ものづくりの現場に立ったことがない私にとっては、
こうやってどんどん改良されたモノが作られていくんだな
っていうのをリアルに体感することができてすごく刺激的だった。

PDPも後半戦、実際にモノを作るフェーズに入ってきて自分が貢献できる部分を探すのにちょっと苦労してるけど、最後まで頑張ります!

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この授業で使ってるDesign Factoryは「デファ」って発音するらしい(フィンランド語)

読んでくれてありがとう!Kiitos!

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