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ストックホルム第2弾!|DAY48

今日はフェリーで10:00にストックホルムに到着し、そこからストックホルム市内の観光へ!

概要

・10:00               フェリーでストックホルムに到着
・10:30-11:00    Gärdet駅→(地下鉄(SL)で)→Gamla Stan駅
・11:00-12:00    Gamla Stan町並み散策
・12:15-13:30    Royal Palace of Stockholm見学
・13:45-14:30   ランチ@Stockholms Gastabud
・15:00-17:00    Gamla Stan駅→(波乱万丈!!)→Arlanda Airport(ARN) Terminal5
・18:50-21:00    Arlanda Airport→(Norwegian Air)→Schiphol Airpot(AMS)

フェリーでストックホルムに到着

18時間のフェリーの旅も終了。フェリーはストックホルムが近づくと小さな島が密集したエリアを抜けていくんだけど、ちょうど日の出の時間にそこを通るから島に太陽が見え隠れするおかげで何回も日の出が楽しめるっていう最高な朝だった!!

Gamla Stan町並み散策

というわけで、ストックホルムに着いて向かったのは、ガムラ・スタンと言われる中世の町並みが残るエリア。今は居住地というよりは、景観や路面のお店を目当てに訪れる観光客が多い場所。

ガムラ・スタンは今のストックホルム市の中でも1番古い、13世紀頃から都市として栄え始めたエリア。ストックホルムの西側にある水源としてもとっても大事なメーラル湖っていう湖の入り口に位置しているから、船交通の要衝としても大事な役割を持っていた場所なんだそう。後で出てくるストックホルム宮殿も、もともとはこのエリアを守る要塞として建てられたんだって。

https://izi.travel/en/83de-gamla-stan-brief-history/en
石畳と黄色・オレンジの建物が綺麗!

ガムラ・スタンの駅を降りてすぐはあまり人がいなかったけど、この島の北部にあるストックホルム宮殿に向かって歩いていくにつれて段々賑わって行く感じがした。通りを歩いていて一番ワクワクしたのは、どのお店もショーウィンドウが文字通り、道行く人に商品をShowしている!(笑)日本でもアパレルだとマネキンが立ってたりするけど、子ども用品のお店でぬいぐるみがたくさん並んでたり、パン屋さんで窓際にシナモンロールそのまま並べてたり、後は窓に絵を描いてるおじさんを見かけたり。

ぬいぐるみがぎっしり
これはもはやウィンドウ超えちゃってる
ちょうどおじさんが色塗ってた!

どんなジャンルのお店もみんなショーウィンドウで自分の店の商品をアピールしててそれを見てるだけで楽しくなる!それぞれのお店が自分のお店を飾ることで町の雰囲気も明るくなってる感じがして素敵だな〜って思いました。

ストックホルム宮殿

町を散策しながら向かったのはガムラ・スタンエリアの北部にあるストックホルム宮殿。衛兵の交代式を見学できるんだけど、事前に調べたら冬の間はやってる曜日が限られるらしく(北国の衛兵さんも冬はお休みモードか…なんて思ったり())。残念だな〜と思いながらも建物を見に向かったら王宮の前に人だかりが!何でか分からないけど、この日も見学可能だったらしく運良く見ることができた!(衛兵さんのスケジュールも結構気まぐれなのか…なんて思ったり())ラッキー^^

私は本当に式が始まる時間ぴったりに着いたんだけど、そのときには既にすごい人の列ができていたから、最前列で見たい場合は早めに行って場所取りするのは必須(とはいえそれなりに長い時間やってるから、途中で前列の人が帰っていったりすることもある)。

筆者注

衛兵の靴がめちゃくちゃ分厚くて、雪国で兵隊をするってものすごく大変なことなんだなっていうのを改めて実感した。こっちに来る前に、The Unknown Soldierっていうフィンランドとロシアの戦争を描いた映画を見たんだけど、それも一面の雪の中兵隊がずーっと歩くシーンがあったりして、その忍耐強さに北国の国民性を感じたことを思い出しました。

服が案外軽装なのに、靴だけはものすごく分厚い

ストックホルム宮殿は、宝物博物館や18世紀に活躍したグスタフ3世の集めた収集品が見られる博物館などいくつか見学できる建物があるんだけど、私は今回は王家の住居部分を見学してきた!全部は見られなかったけど、600部屋くらいあって世界でも有数の巨大な王家の邸宅らしい。相変わらず建築や絵画のことに全然詳しくなくて残念だけど、甘美な雰囲気の壁画とか調度品とか素敵だったな。

王家ってもっと赤い絨毯にキンキラキン〜みたいなイメージあったけど(コラコラ)、思ってたより甘い雰囲気で好みだった(自分の家選ぶみたいに言うな)

後になって「ってことはここに王様いるってこと?」って思って調べてみたんだけど、このRoyal Palaceと、もう一つ西の方にあるDrottningholm Palaceがどちらも王家の邸宅って書かれていて、どちらにいらっしゃるのかは分かりません…。

筆者注

ランチ@Stockholms Gastabud

ランチはガムラ・スタンの美味しそうなスイーツの食べ歩きに惹かれつつも、ここは初志貫徹、来る前から食べようと決めていたミートボールを食べることに。友達がおすすめしてくれたスウェーデンスタイルのミートボールが食べられるレストランが近くにあったので行ってみることに。

スウェーデンのミートボールは茶色いグレイビーソースとリンゴンベリーっていうラズベリーみたいなベリーのジャムを付け合わせで食べるのが特徴。フィンランドも似てるけど白いクリームソースかけるところが違い。
ちなみにずっと気になってた「なんでスウェーデンでミートボール?(材料的にどの国でも作れない…??)(それを言ったらおしまいという説もある)」問題は、かつてのスウェーデン王が出兵したときにトルコの方で食べたミートボールをめちゃくちゃ気に入って持ち帰ってきてから広まった説が一番有力っぽいですね(スウェーデン公式Twitterで"Swedish meatballs are actually based on a recipe King Charles XII brought home from Turkey in the early 18th century. Let's stick to the facts!"って認めちゃってる(笑))。

https://www.bbc.com/news/blogs-trending-43960739

これまで旅行に行ったとき食費を抑えたくてあんまり現地のレストランに入ったことがなかったんだけど、今回ちゃんとスウェーデン料理と言われる料理を食べてみて、お腹も心も満たされたし、こうやって料理のことにも色々興味を持てたから、やっぱりその土地の料理を食べてみるって大事だなって思った!

見た目以上にボリュームたっぷり!
ミートボールはもちろん、私はこのなめらかなマッシュドポテトがめちゃくちゃ好きです。

ミートボールがボリュームたっぷり(正確には付け合せのマッシュポテト)で、悲しいことに胃袋はしっかり膨れてしまったので、朝からずっと気になっていたシナモンロールとチョコボール(ドーナツみたいなパン)はお土産に購入してガムラ・スタンを後にすることに。

シナモンロールとチョコボール。
シナモンロールはフィンランドと生地の折り方が違うのが特徴。
この2つはカルダモンが入ってるバージョンと入ってないバージョン。

Gamla Stan駅→Arlanda Airport(ARN) Terminal5

そしてそこからが波乱万丈の旅の幕開けだった。。。(すでにストックホルム観光は終えてるというのに)

1. T-Centralen(ストックホルム中央駅)で荷物を預けていたロッカーが1時間単位で課金されるシステムだったので、4分後の課金前を目指してストックホルム中央駅を猛ダッシュ。
→間に合ったのに支払いがエラーになってやり直してる間に次の課金タイミングに突入し、涙目になるも潔く諦めて空港行き電車乗り場へ向かう

2. トボトボたどり着いたホームが明らかに違う乗り場の雰囲気を醸し出している
→駅員のお兄ちゃん「これはあっちのホームだね、ここをこう行ってあそこで曲がって(以下略)、でもどっちにしても君の予定の電車には間に合わないね^^」

3.トボトボたどり着いたホームで、さっきのロッカーの支払いが二重で引き落とされていることに気づく
→それに動揺して全然表示見ずに電車乗ったら違う電車に乗ってた

4. 次の駅で降りて正しい電車に乗って一安心
→なぜか目的地に辿り着く前にその電車が運行打ち切りになる
→しかも降ろされた駅からの行き方を調べても「そのようなルートは存在しません(公式アプリなのに!!)」ってなって涙目
→ホームで明らかに挙動不審さを醸し出してたらなんかお兄ちゃんがルート教えてくれてなんとか空港に辿り着く
※後でアプリをもう一度見てみたら「ワゴン不足のため運行休止」っていう部分だけがスウェーデン語になってたばっかりに私が無意識のうちに見落としてたらしい。え、そこを英訳しようよそこを!?!?それめちゃくちゃ大事情報だよ!?!?ってちょっと思った。

翻訳かけた瞬間苦笑したよね。

5. なんとか間に合った〜って思って空港でチェックインしたら間違えて1時間早く着いてた
→空港見学してもなお暇
→空港でコーヒー買ってロビーでnote書く(今ここ)

アーランダ空港(Terminal5)
コペンハーゲンと同じく板張りの床が温かみあって好み。でもお店もそんなにないし閑散としてる。

というわけで、記事のボリューム的に後半の移動がハイライトみたいな1日になっちゃったけど、滞在時間が短かった割にやりたかったこと・食べたかったもの全部こなせてとっても充実した1日だった!
今日はこのあとNorwegian Airにてアムステルダムまで移動。いよいよ初めての北欧外ヨーロッパへ!どんなことが待っているのかワクワク〜〜!
Vi ses!(スウェーデン語で「またね!」)

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