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オスロ超絶弾丸旅行🇳🇴

今日からイースターと試験期間の休暇を使ってフランス&ドイツ旅行へ!
フィンランドではお馴染みの海外旅行tips"フェリーでタリンまで行ってそこから飛行機に乗ると安い"に倣って、今回もタリン経由。
今回の最初の目的地はフランス第二の都市とも言われるリヨンなので、旅行初日は丸1日かけて
ヘルシンキ→タリン→パリ→リヨン
という大移動の日。

旅の始まりは、マンミ爆発事件から。マンミというのはフィンランドでイースターのお祝いに食べられるペースト状の伝統料理。リヨンで前期のルームメイトに会いに行くから、フィンランドの味をお土産にしたくてマンミを持っていくことに。ところが2週間分の生活品を詰め込んだリュックはすでにパンパンで、どこかでマンミが破裂したみたいです。
タリン空港の荷物検査で
「リュックの中身全部出してください〜」
って言われて開けたら、すごい匂いと真っ黒なペーストで涙目だった(^^;)
2つあったうち1つは生き残っているから、どうかそれを無事に届けられますように…!

と前置きはさておき、次の乗り換えオスロで弾丸旅行に行ってきた!
乗り換えは4時間近くしかなくて、オスロ空港から市内までは電車で30分くらいかかるから、市内を観光できたのは実質1時間半ちょっとだけ。それでもオスロの雰囲気を感じることができた!

なんと言っても、物価!!
乗り換えの時間が短かったから市内まで移動する切符を買うのも急いでて、
「そうは言っても切符だし、時間ないからとりあえず買おう!」
って買って、電車乗ってから値段確認したらなんと118ノルウェークローネ ( = 約1500円) ……。これが噂に聞くお互いノルウェーの物価か…!と早速ノルウェーを感じて本日2度目の涙目。

ちなみに余談だけど、オスロ空港からオスロの市内まで移動するには特急か普通列車がある。チケットを買う場所のお姉さんに聞いたら「ほぼ時間は変わらない(後日調べ:特急20分、普通列車23分)」とのことだったから私は普通列車に乗ったのだけど、後から調べてみたら特急列車は210ノルウェークローネで普通列車のほぼ倍近く!
案外空港から市内に向かう列車の本数は少ないみたいだった(私が乗ったときは20分感覚くらいだった)からタイミングにもよるのかもしれないけど、個人的には仏列車の方が断然お得だなって思いました。

あくまで筆者の体験談です。オスロ訪問の際は最新情報をご確認ください。

でも、電車に乗ってみるとフィンランドと同じ雪景色なのに、平地ではなく山がちだからかまた違う景色が見られてそれだけでも満足(笑)前に
「アナ雪はフィンランド人にとっては身近で特別な世界ではない?」
とフィンランド人の友達に聞いたとき、
「フィンランドに山はないからあれはノルウェーだね」
って言ってた意味がわかった気がする。山の斜面に家が並んでる感じは地中海の雰囲気に近いのに、そこに雪が降っていて、なんだか北と南のコラボみたいな不思議な景色でした。

あと短時間の滞在ながら同じ北欧でも全然違うな〜と思ったのが、ノルウェーにはほとんど英語の表記がないこと。フィンランドだと基本的には町中の表示は全て英語があるけどそれがオスロにはなくて、店員さんもそこまで英語に対応してくれる雰囲気でもなくて、フィンランドの環境に慣れている身からすると若干戸惑う部分もあるなと思いました。

オスロ市内では公立図書館、オスロ大聖堂を訪問。
公立図書館って施設の雰囲気からその国や市の目指してる方向が分かる気がするし、地元の人がどうやって過ごしてるのか生で見られるから旅先で公立図書館に行くの好きなんだよね。
入ってみると、ヘルシンキ市立図書館とものすごく雰囲気が似ている!(笑)
図書館がただ静かに座って本を読んだり借りたりするだけの場所じゃなくて、色んな世代の人が集う場所として機能しているのがすごいなと思う。

といってもノープランで歩いてたらたまたまかっこよい感じの建物があって
調べてみたら図書館だったって話なんだけど。(笑)
アーティスティックなエントランス。
何も知らずに入ったらこれが図書館だとは思わないだろうな
この階段に座れる雰囲気、ヘルシンキ市立図書館(Oodi)とそっくり!(笑)
場所だけ作っておいて、どうやって使うかは自由っていう雰囲気が好き。

オスロ大聖堂はフラッと入ってみたらどうやらコーラスの練習をしていたようで、包まれるようなきれいなハーモニーに癒やされました。教会で聴くコーラスって、天井が高いからか音が跳ね返ってものすごく立体的に聴こえてきて本当に美しい。

この緑の装飾も他ではあまり見たことがなくて特別な雰囲気でした。

最後におまけで、オスロで見つけた美味しいものたちをご紹介。

Berlinerfletter
…というパンらしい。色々調べてみたけど正体不明。
しっとりした甘いパンで、中の黒いのはごまみたいな味。素朴で優しい甘さの美味しいパン。

ベルリン発祥なのかな?

ちなみにこれを買ったパン屋さんはこちら。

オスロ空港から猛ダッシュで飛び出してきたせいでお腹ペコペコだったから
町中でいくつか見かけたこのベーカリーに入ってみた
まあ日本だったら良いお値段のパン屋に分類されるのでしょうが、
オスロ価格だと思えば全くの許容範囲
(私が食べたパンは1つ約450円)

Freiaのチョコレート
昔ルームメイトがノルウェーに行ったとき、このチョコをお土産で買ってきてくれてものすごく気に入ったんだよね(笑)今回KIOSKで見つけたからお土産に購入。
大人な味が好きな人には甘すぎるかも知れないけど、私的にはこのあま〜いミルクチョコの味がたまらんのです。

北欧のチョコレートブランドは基本みんなしっかり甘めな印象

旅の始まりから怒涛の弾丸旅行だったけど、ノルウェーは一度行ってみたい国だったから少しでも雰囲気を感じることができて大満足。次来るときはもう少しノルウェーの自然を感じられる場所に行ってみたいな!

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このチョコを買ったときは、これが唯一の食料品になるときが来るとは想像だにしなかったのである…

読んでくれてありがとう!Takk(ノルウェー語でありがとう)!


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