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ドイツ旅行day5🇧🇪|長旅の締めは素敵な出会いで

今日は朝から日本の大学のゼミに参加しなければいけなかったので、早起きしてホテルでオンラインミーティングに参加してから出かけることに。ドイツだとフィンランドよりもさらに時差が1時間長いから、日本のゼミの時間に合わせようとするとだいぶ早起きしなきゃいけなくて大変(^^;)
昨日帰り道にパン屋さんで買ったプレッツェルで腹ごしらえをしていざ出発!

プレーンを買ったら本当にプレーン(笑)
周りのつるつる感と中のモチモチ感が美味しい〜

今日最初に向かったのは昨日行き損ねた連邦議事堂。

外から見た連邦議事堂
中央にあるドームの部分がメインで見学できる場所

入り口で音声ガイドをもらえるのだけど、このドームの螺旋階段を歩いている間、私が立っている場所から見えるものを案内してくれた!位置情報を把握しているのか、ボタンを押さなくても自動で音声が始まるのが私的ハイテクで一人でちょっと興奮(笑)
この真中の柱は外から入ってくる光を反射せてエネルギーとして使うためなんだそう。外から見ると、クラシックな建物にこの超モダンなドームをつけるって結構大胆だなあとも思ったけど、見た目だけではなくて機能性でのメリットもあるんだね。

確かにこれだけ鏡があれば光も相当反射されるだろうね

連邦議事堂にはあまり関係ないけど、個人的にここでの1番の発見は、ドイツの国旗の3段目は黄色じゃなくて金色だったんだってこと!音声ガイドでサラっと「国旗の金色は〜」みたいなことを言ったから「金色なの!?」って思っていたら、入り口に飾られていたドイツの国旗の色も金だった…!
普段金色を表現するのが難しいから黄色になっているのかもしれないけど、国旗に金色が入っているなんて想像したことがなかったから、かっこいいな〜とひそかに感動したポイントでした。

折り紙みたいなピカピカの金じゃなくて、屏風みたいなこの高級感ある金なのもかっこいい!
(伝わる?())

連邦議事堂の見学を終えたらまあまあ良い時間になっていたので、ベルリン恒例行事、インビス、ことB級グルメでランチタイム。
最終日の今日はケバブ屋さんへ!

インビス(Imbiss)はこんな感じ

友達に1時間以上待つ行列ができるようなケバブのお店もあるって聞いていたんだけど、かなり遠くだったから1番近くにあるケバブ屋さんに行ってみることに。
私はラップサンドみたいにお肉を薄いパンで巻いてあるのが好きなんだけど、なんだかドイツのケバブの写真でよく見かけたのはサンドしてあるタイプだった気がしたのでそれを注文。
そしたら、一口食べてびっくり!!なんともこのパンの表面がカリカリで程よい塩・砂糖加減で、そしてもちもちでめちゃくちゃ美味しいっっ!!(笑)
よく具の入ったパンを食べるとき、一口目で感想を求められて「まだ中身まで行ってないわ(まだローテンション)」みたいなときあるじゃん?でも今回は皮が美味しすぎて、この時点で既に超ハイテンションでした(笑)

もちろん中のお肉も美味しかったヨ

その後は昨日戦勝記念碑から見下ろしたウンター・デン・リンデンという通りを歩いてみることに。ここはティーアガルテンにつながる目貫通りで、お土産屋さんやレストラン、図書館、大学、教会などなどが立ち並ぶ場所。
どの建物もオープンな雰囲気だったので入ってみたけど、特にやっぱり図書館はかっこよかったなあ。例えばヘルシンキの中央図書館とかと比べると子どもの遊び場も3Dプリンターもないし、むしろ物音さえ立ててはいけないというような静寂で緊張感のある雰囲気で、空気感は日本の図書館に似ているなあって思った。
個人的にはちょっとノイズがあるくらいの方が集中できるから静か過ぎて居心地悪く感じてしまいそうな気がしたけど、分厚い本片手に勉強している人たちがたくさんいて、厳かな図書館の雰囲気を久しぶりに味わいました。

ベルリンに来てから吊るすタイプの装飾をよく見る気がするのは気のせい?
シンプルだけど、オレンジのカーペットが高級感ある

実はドイツに来たらBAUHAUSの展示を見るのが一つの結構大きな楽しみだったんだけど、なんと博物館が改修工事で閉まっていて入れないことが発覚。どうやら代わりのミニ展示をやっているようだったんだけど、情報がほとんどなくてしかも少し離れた場所だったので、時間があれば行ってみよう〜と後回しにしていました。
が、ちょうど良いくらいの時間が残ったのであまり期待せず行ってみることに。
電車でティーアガルテンのさらに西まで行き、そこで下車。駅を出ると、レンガ造りの建物、石畳の道に古着屋さんや雑貨屋さんが並んでいて、中心部とは違うオシャレな風景が広がっていた!
というわけで、BAUHAUSをさらに後回しにしつつブラブラその辺りをお散歩。していると、とっても素敵な洋服屋さんを発見。いかにもハンドメイドのちょっとお高そうな感じだったけど、店先に出してあったストールがあまりに私好みだったので入ってみることに。色ごとに綺麗に分けて並べられている服は見ているだけでテンションが上がる!

色、生地、形、どれも個性があって素敵な洋服たち

きっと手が出ないだろうな〜と思っていたから買うつもりはあんまりなくただ見ていたのだけど、そのとき見つけたワンピースが「どうしても買いたい…!」と思うほど素敵で。普段あまり高い買い物をすることはないけど、たまーに直感的に「これは絶対に買わなきゃ!」と訴えてくるときがあってその直感は割といつも正しいと思っているので、試着させてもらうことに。
そしたらお店の人が一緒にサイズを確認してくれて、まち針で私の体に合うように仮止めをしてくれて。普段買うようなファストファッションだったらもちろんレディメイドの服を買うだけだから、私のためだけに、しかも顔の分かるその人が作ってくれた服を着られるっていうことがあまりにも嬉しくて、ものすごく悩んだ末にこのワンピースを買うことに。
お会計をするとき「ものすごく悩んでたわね」って笑われたけど、「きっとあなたにとっては大きな買い物だと思うけど、それでもこの服を買ってくれてありがとう」と、送料をおまけしてくれた。
これまでは値段と見た目でしか選んでいなかった服を、その服を作っている人と話してその思いや会話も含めて自分の着るものを選べた経験は初めてだったから、大きな買い物をするっていう決断をすることに加えてその興奮で終始ドキドキしていた買い物だった。しかもそれがきっともうしばらくは来ないであろう旅先で出会えた服だってことも、この服が一層愛おしく感じる理由なんだろうね。
きっとこの服は一生大切にする一枚になるはず!

ここで私の服も作られたんだと思ったらときめかずにはいられないよね

というわけで、BAUHAUSに行く時間はほぼなくなり超駆け足だったけど、予想通り仮の展示はそこまでの見どころがなかったので、むしろあの服のお店で時間を過ごしたのは正解だったな〜。

来てすぐはちょっと長かったかなと思ったベルリンも、結局最後駆け足になるくらい満喫しきった3日間でした。
旅先で出会ってくれた皆さんに心から感謝です。Danke!

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町中に転がるビール瓶にももう慣れた

読んでくれてありがとう!Danke!

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