1年かけて関わったプロジェクト、PDPが無事終了!
アールト大学で1番楽しみにしていた、Product Development Project(PDP)という、チームごとにスポンサー企業と協力しながら1年間かけて製品を開発する通年のプロジェクト。9月から始まったこのプロジェクトが、先日の最終発表会(Gala)を経て無事終了しました。
このPDPの主な活動拠点であるDesign Factory(DF)という建物が最近移転したので、この最終発表会は新しいDFのホールで開かれました。15近くあるチームがブースを設置し、1年間かけて開発した製品を展示したり体験できるようにする形式での発表。
私は最終発表会では主にブースのデザインを担当。元々木の枠組みを使うってことは決まっていたんだけど、それに馴染むような装飾を考えて作るのが私の主なタスクでした。私たちのチームはKONEというビルオートメーションの会社と共同でプロジェクトをしていて、製品自体も将来の都市をVRで体験できるようにするという未来志向のプロジェクトだったので、木の素材でその未来感を演出するのは難しかったけど、最終的にはオーガニックで統一感のあるデザインができました。
こんなに大きなもののデザインをしたことはなくて、最初はサイズ感のイメージがつかずに色々戸惑ったこともあったけど、他のチームのブースを盗み見てインスピレーションを受けて最終的にチームのみんなにも良いねと言ってもらえるブースができてとても達成感があった!
DFにはレーザーカッティングやプリントショップなどなど、自分たちのプロジェクトを人に「かっこよく見せる」ためのツールがたくさんあって、1年間の最後にしてその施設の魅力に気付けたのも良かったなあと思う!
当日は他のチームの人、大学の人、外部の人合わせて1000人近くが来場したらしく、色んな人に自分たちの作った製品を体験してもらうことができました。特に私たちのチームはVRを体験できるブースだったからそれを楽しみに来てくれる人も多くて、来場者にプロジェクトの説明をしたりフィードバックをもらったりと大忙しの1日でした。
最終発表会終了後は、行き先内緒のディナーパーティーに向かうバスにみんなで乗り込むのが毎年の伝統らしく。どんな恐ろしい場所に連れて行かれるかとビクビクしていたけど、降ろされたのはLauttsaariというヘルシンキの島。
フィンランド人の友達いわく「結婚式で使うような場所」でディナーを食べ、最高の夕日を眺め、1年間を無事に締めくくりました。
まだもう少し残務はあるけど、ひとまずはこの日を無事迎えられて良かった。1年間私にインスピレーションを与えて、励まし続けてくれたメンバーに改めて尊敬と感謝の思いでいっぱいです。
またどこかでPDP全体の振り返りもできたら良いなって思います!
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ちなみにバスにスマホを忘れてスマホなしの週末を過ごした
フィンランド人の友達とバス会社の対応力の高さに感激
読んでくれてありがとう!Kiitos!
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