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地方創生の鍵は"偶然”の出会い

地方創生プロデューサーのジェームス・アキヤマです。

いきなりですが、地方創生の鍵は”偶然”の出会いです。
以前、私の友人が重要なことを教えてくれました。

「知っていることはGoogleに聞けばわかるけど、知らないことはそもそもググれない!」

この話しを聞いて、盲点だな〜って思いました。テクノロジーの進化で場所にとらわれることなく、東京でも地方でも同じ様に生活ができると言われていますが、ここで重要になる"偶然の出会い”の機会が、東京と地方では大きな格差があります。知らないことに気づくのは、リアルで人に会って話しを聞いている時が大半です。自分自身が知らない情報を持った人に出会う機会が、東京と地方では圧倒的に東京が有利です。

少し話がそれますが、最近は地方の高校と向き合う機会が増えています。世の中で活躍する方々から、”たまたまあの人に出会ったから今の仕事に就いている”という話しをよく聞きます。映画監督、テレビプロデューサー、コピーライター等、いったいどこに就職すれば映画監督やプロデューサーになれるのか、意外と世の中では知られていない職業だと思います。世の中にはどうやってたどればよいか道がわからない職業がたくさんあります。実はこの様な職業は、たまたまその業界に知人がいるとか、たまたま出会った人にその職業の話しを聞いて等、偶然の出会いがキッカケになることがほとんどです。地方の学生が未来の選択肢を広げるために、そのキッカケをつくることが重要です。

この偶然のキッカケをつくる鍵は、三軸進行形人材を中心にその地域との関係人口を幅広く形成していくことです。日本の少子高齢化社会の中でIターン、Uターン、移住者を増やしてパイを奪い合うのではなく、最先端の情報を持ち合わせた人材の関係人口を増やし、その知識を地域に蓄積していくことが重要です。もっというと、その関係人口をつくるための情報デザインこそが、地方創生の鍵になることは間違いありません。

今日はここまで!!

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