見出し画像

私が本当にやりたいことって何だろう?~「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」より

こんにちは。久しぶりの投稿です。note投稿、なかなか習慣化しませんね。つい腰が重くなってしまいます^^;

今日は、現在所属している転勤族の女性のためのキャリアコミュニティ「kinocom」で実施した自己理解ワークでの気づきを綴ってみたいと思います。

八木仁平さんの著書「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」でご紹介いただいている考え方をベースにした自己理解ワークで、以下の考え方で「本当にやりたいこと」を見つけていきます。

好きなこと×得意なこと×大事なこと=本当にやりたいこと

つまり、「本当にやりたいこと」を見つけるために「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」の各要素をまず書き出します。そして、それらを「掛け合わせて」見えてくるものを探っていきます。各要素を書き出すための方法や着眼点についてご興味のある方は、ぜひ本を読んでみてください。とてもわかりやすく、説明されています。

画像1

今回の自己理解ワークを通して見えてきたのは3つありました。

<自己理解ワークを通じての自分なりの気づき>
①キャリア支援に関わることをやっていきたい
②社会課題(貧困、人権、環境、組織風土や働き方)の解決に携わりたい
③家族、友人との時間、趣味娯楽の時間も大切にしていきたい

備忘録として、それぞれ①~③にどのような経緯で至ったかを記してみたいと思います。

1.キャリア支援に関わることをやっていきたい

まず、「①キャリア支援に関わることをやっていきたい」について。

<大事>
新しい世界を知る、目標に向かって頑張る、多様性、寄り添う
周りにも自分にも正直

<得意>
社交性、学習欲、運命思考、最上志向、収集心(ストレングスファインダーより)

<好き>
キャリア、ライフスタイルについて考えることが好き
異文化コミュニケーション、人と話すのが好き

➡これらを掛け合わせて出てきたのが
<やりたい>
キャリア支援に関わることをやりたい

「キャリア支援」という言葉だけ見ると硬いイメージがありますが、私の持っているキャリア支援のイメージはこんなものです。

・もっと自分らしくワクワクしながら生活したい(働きたい)けれど、私は 何をしたいんだろう
・仕事や家庭、その他の活動と色々な居場所を持つ中でもう少しバランスを保って生活を整えていきたい
等のモヤモヤを抱えた方に寄り添い、本当はどうしたいのかという根っこの想いを見つけること、またそれを叶えるために行動していくことに伴走する。

国家資格キャリアコンサルタントを取得したのは、人事部で研修や採用の担当になったことがキッカケだったけれど、改めて振り返ってみると、自分の中に持っている色々な「点」がつながって、キャリアコンサルティングというものに魅力を感じている自分がいました。

2.社会課題(貧困、人権、環境、組織風土や働き方)の解決に携わりたい

次に「②社会課題(貧困、人権、環境、組織風土や働き方)の解決に携わりたい」について考えてみたいと思います。

<大事>
仲間、新しい世界を知る、後世により良い世界を引き継ぐ

<得意>
社交性、学習欲、運命思考、最上志向、収集心(ストレングスファインダーより)

<好き>
社会課題(貧困、人権、環境、組織風土や働き方)を知る、考える

➡<やりたい>
社会課題の解決に携わる

これらを見てまず思ったのは、「社会課題」って一言で言うけれど、範囲広すぎ!ということ(自分へのツッコミ)でした。例えばすぐに思いついた社会課題を挙げてみると、上に書いた通りですが、本当にどれも大切だし、どの分野であってもやりがいを感じるだろう、と思ってしまいます。

やりたい事探し=1つの志事(志を持って取り組む仕事)を見つけよう

という姿勢で眺めると、なんとも焦点の定まらない結果に思えてしまいますが、興味関心があちこちにあるという事実をまず受け入れようと思います。

3.家族、友人との時間、趣味娯楽の時間も大切にしていきたい

そして、最後になりましたが「③家族、友人との時間、趣味娯楽の時間も大切にしていきたい」について。これについては、以下のような要素の掛け合わせから、改めて浮き彫りになりました。

<大事>
楽しむ、心の安らぎ、家族、友人

<得意>
効率、メリハリ

<好き>
自分の生活を整える、色々な趣味・娯楽を楽しむ、旅行、読書

➡<やりたい>
家族、友人との時間、趣味娯楽の時間も大切にしていきたい

ここについては、八木仁平さん著書「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」や、今回の自己理解ワークが導き出そうとしている本筋のところではないと思いますが、ワークを通じて見えてきたことの一つです。

ここに挙げた<大事>の項目は譲れないものですし、<好き>を書き出した時に、趣味や(純粋な娯楽として笑)やりたいことが沢山出てきました。また、これからもどんどん出てくると思います。あえて、ワーク結果の気づきとして1項目を占めるか、その位置づけを迷うところですが、正直な気持ちとして加えておきます。

4.コミュニティ内のシェア会で頂いたコメントより

コミュニティ「kinocom」では、各自が自己理解ワークを実施し、その途中経過を持ち寄ってシェア会を行いました。そして、質問しあったり、コメントしあったり。その場がとても温かくて、気づきが多くて、、、自己理解ワークを一人で進めるって忍耐がいるし、時にきつかったりしますが、人と一緒に進められて、共有できる場があるってやっぱり救われるなぁと思いました。他の人のワーク内容から学べるところも沢山ありますしね。

で、そのシェア会で頂いたコメントというのがこちらです。

(興味関心の分野がアチコチに飛んでいることを、ややネガティブに困ったことだ、という感触を持っていた私に対して)「社会課題含めて、これだけ色々な分野に関心を持てることがすごい。①キャリア支援者として働くこと、②(キャリア関連以外の)社会課題の解決に携わること、は別々の活動ではあっても、ゆるやかに繋がっていって相乗効果を生むこともあるだろう。どちらかの活動での学びや気づきが、もう一方の活動に活きることもある。」

仲間の力をかりることで、今の自分の状態をそのまま受け入れて肯定する、ということが出来た気がします。

「社会課題の解決」ってどの社会課題のこと?と突っ込みたくなるところについては、学生時代に意識高く学ぶ中でその分野を見つけ、その道でのキャリアをスタートする、ということが出来れば、それはそれで良かったと思うのですが、過去のことを言っても仕方がありません。

この歳になって、学校を離れたところではあるものの、多様な方法で色々な気づきを得る中で、今更ながら目が見開かれていっている状況です。それを続けて、都度考えながら進んでいくということかな、と今は思っています。

最後になりましたが、今回の話で出てきたコミュニティ「kinocom」はnoteも始めましたので、もしご興味があればご覧いただければと思います。

自己理解ワークって、世の中には色々な手法がありますが、例えば私はこんな感じでやってみました、という一例として、どなたかの何かのご参考になれば嬉しいです。ご覧の通り、まだ粗いところも多々あり、これからも折に触れてアップデートしていければと思っています。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?