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動植物の話11 コンクリートの隙間から

わが家の裏には、大きな倉庫が建っています。 
そこで最近見た光景。

それは、倉庫の外壁と地面のコンクリートの間にわずかな隙間があって、そこから雑草が生えて花が咲いているのです。

ほんのわずかな隙間から、茎を出し葉を広げ花を咲かせています。

そこは北側なので、あまり日は差さないが、わずかな日を受け生長し、花を咲かせている。よくもこんな隙間から、何とかして生きていこうとする姿を見るのは一種の感動です。

枝を強く曲げて、少しでも太陽の当たる方向へと葉を広げています。

その雑草の逞しさ、しなやかさ、生きようとする力。

昔「ど根性大根」とか、「ど根性なんとか」とか、色々とありましたが、アスファルトの隙間から野菜の芽が出たりする光景は何度か見たりします。

以前に、元巨人軍の上原投手が「雑草魂」ということを言われたと記憶していますが、全くその通り。

要するに全ては、外的な環境ではないということです。
本人の意志と根性。
人間ことごとく、雑草魂でなければ、事は成就しないということだと思います。


シロバナタンポポ

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