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11)愛で優位フィールドを創り出す

前回は、W杯の日本対ドイツ戦の感想として、日本代表が「優位の波動が劣位の波動より勝る」という「波動の法則」によって勝つことができたということを書いた。

今回は、この「優位の波動が劣位の波動より勝る」ということを「愛」の意識で説明していこうと思う。

僕は、物理学者で精神世界に造詣が深い保江邦夫さんの本を好んで読んでいたりする。

実をいうと保江さんは、合気道の達人でもあり「愛」を使った「冠光寺流柔術」という合気道を創り上げた人でもある。

この「冠光寺流柔術」は別名「愛魂(あいき)」といい、「愛」によって相手を倒すという合気道だ。

そして、この「愛魂」が、まさに「優位の波動が劣位の波動より勝る」という原理を使った武道なのだ。

武道と愛は、一見すると無関係のようであり、むしろ相反するようなものに感じるかもしれない。

しかし、保江邦夫さんが作り上げた「愛魂」は、この武道と愛という相反する物事を逆転の発想で融合させてしまったのだ。

どういうことかというと、武道は鍛錬によって身に付けた技で相手を倒そうとする競技であるが、この「愛魂」では、相手を愛することで相手を倒そうとする武道なのだ。

相手の意識と自分の意識をバチバチに闘わせるのではなく、相手を愛することで相手の力を弱め相手を倒すという武道なのだ。

「愛」の意識は「争い」の意識より優位のあることは、誰でも分かることだと思う。

「愛」には「調和」や「平和」、「和解」、「親和」という要素が含まれている。

だから、そういった「愛」の意識を持った人と戦った場合、相手の方も「調和」や「平和」、「和解」、「親和」の意識を持ってしまう。

すると、不思議なもので戦いの気持ちが強い人であっても、その戦いの気持ちが緩んでしまうものである。

たとえ、渾身の力を込めた技であったとしても、その技の力は「愛」によってその威力を弱めてしまうことになる。

そして、戦う気満々の人であったとしても、本気で相手から愛されると何もできなくなってしまうのだ。

たとえば、あなたが心から愛している人を、本気で叩くことができるだろうか。

この「愛魂」の原理を、使いこなすことができるようなると誰と闘っても負けることはなくなってしまう。

合気道は、屈強な男性を相手にしても、老人や女性といった体力的に弱い立場の人でも勝てる武道である。

そんな合気道に「愛」の要素を加えることができたなら、それこそ無敵といってもいいだろう。

また、この「愛魂」のおもしろさは、男性より女性の方が上達が早いとう点だ。

なぜかというと、愛することは女性の方が感覚的に上手だからだ。

保江邦夫さんがの「愛魂」の原理は、何も合気道だけに限ったことではない。

たとえば、保江さんのお弟子さんには、取引相手と商談する場合に「愛」の気持ちで商談に臨んだら、契約不可能と思われていた案件が、すんなり契約できることになってしまったということがある。

また、学校先生が「愛」の気持ちで授業をするようになったら、生徒の意識が変わってしまったというような逸話があったりする。

人はどんなことでも「愛」の意識を持って接すれば、相手にも「調和」や「平和」、「和解」、「親和」の気持ちが生まれてしまうものである。

なぜなら、人は共感する動物であり、「愛」というような調和的な波動の方に、人は本能的に共感してしまうものだからだ。

これが、「優位の波動が劣位の波動より勝る」という「波動の原理」であり、「優位フィールド」の使い方であるといっていいだろう。

だからこそ、キリストは「愛」の大切さを多くに人に伝えたかったのだと思う。

「私」という存在が「愛」そのものになったとき、人は「無敵」になることができる。

「無敵」とは「敵がいない」ということであり、「私」という存在を「無敵」にすることができたなら、私の世界は「調和」や「平和」、「和解」、「親和」の世界になることであろう。

この「愛」を使った生き方を保江さんは「活人術」といっている。つまり、「愛」を使うことができれば人は活きるのだ。


こちらの本は、保江さんのお弟子さんが日常の中で「愛魂」を使ったことで、生活が大きく変化したという逸話が書かれている。特に学級崩壊といわれていたクラスの生徒達が「愛魂」によって変化していく様子は、涙腺を崩壊させます。


「愛魂」の技術的な点については、こちらの本がお勧めです。合気道のルーツから、ダンスするという行為は「愛」でもあるということが書かれています。

こちらのHPには東京道場以外の道場も紹介されていますので、興味がある方は、こちらからお近くの道場を探されるといいかもしれません。

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