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95.我々には、集合意識を変える力がある

以前の記事で、様々な情報を得られるようになったことで、自己実現を達成している人が増えたということを書いた。

しかし、様々な情報を得られるようになったということは、不安を感じさせるような情報に触れる機会も増えたということでもある。

人は、自分を防衛しようとする意識が働くため、将来に対する展望や予測といった情報を得ておきたいという思いがあるため、その結果、ついついネガティブな情報を見てしまったりする。

しかも、そういった情報は集客力があるため出回る量も多かったりするし、そういった情報によって人の思いを操作することもできたりする。

もちろん、世界の情勢とかこれから先の展望といった情報を得ておくことも大事だけれど、そういった情報に触れることで、自分のテンションを落としてしまうのであれば、できる限り触れない方がいい。

我々の一人ひとりの意識が、人類の集合意識を創り出している。

一人ひとりが持つ意識は、集合意識全体に与える影響力は微々たるものかもしれない。

しかし、だからといって自分が持っている意識に力がないと思ってはいけない。

なぜかというと、自分の意識が自分の世界を創り出しているものであり、自分の意識を研磨し純粋なものにしていけばいくほど、それが周りによい影響を与えることになるからだ。

自分が変われば、見えてくる世界も変わる。

つまり、見えてくる世界が変わったということは、自分の意識が集合意識に影響を与えた、と考えることもできるのだ。

なので、ネガティブに感じるような情報は、あまり深追いをしないこと。

深追いをすると、そういった情報がますます不安な気持ちを膨らませて不安な思いを強化させることになるし、その結果、自分の意識に負の影響を与えてしまうことになる。

自分の意識に不必要な負荷を掛けると、それが自分の現実に影響を与えるだけでなく、集合意識にも影響を与えることにもなるから、そういった情報を深追いするよりも、日々のタスクを「いまここ」に意識をおいて着々とやっていった方がよかったりする。

人は「いまここ」で生きていけるようになると、前向きな気持ちになり不安を感じることが少なくなっていく。

また今に集中できる時間を増やせば増やすほど、自分に自信を持てるようになるため、ちょっとやそっとのことでは不安を感じることがなくなっていく。

特に自分が楽しいと感じていることを着々と実行しているだけで、自分を信頼できるようになって、毎日を余裕を持って過ごせるようになっていく。

また、世の中で騒がれているようなことは、案外、自分の身の周りでは起こっていなかったりするし、日々の生活に大きな変化はなかったりする。

そういった意味でも、情報に振り回されず自分の人生を生きた方が、結果的に自分のためになる。

そして、そういった日々の積み重ねが自分の人生の形を創り上げることになるし、そういった行為が、身近なところの集合意識を変える力となっていく。

我々、一人ひとりの思いが波紋を生み出している。

しかも、同じような波紋が集まって同調すれば、それが大きな波紋を生み出すことができる。

なので、少しでも多くの人が、今を楽しんで喜びを感じながら日々を過ごせるようになると、この世界の集合意識を、よりよい方向へと変化させることになる。

我々の意識が、自分の世界を変えるだけでなく、人類の集合意識を変える力となる。

そのためにも情報に惑わされずに、着々と自分を生きることが大切なんだと思う。

日本には世界を変える力があるといわれている。

このことは、日本人や日本で暮らすすべての人、日本に深いかかわりのある人たちの意識が、人類の集合意識を変えるという意味と捉えていいだろう。

我々には、集合意識を変える力がある。

そういった思いを持って生きることで、自分の現実だけでなく、この世界の現実を変えていけるようになる。

現在、我々に課せられた役割は大きい。

とはいえ、今、我々がすべきことは、毎日を楽しく過ごしていくだけでいい。

そういった楽しさが、この世界の集合意識を変える力となるだろう。


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