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9)右脳を使ってHappyに!!

今年もあと僅かになってきたので、今年読んだ本で面白かったものを紹介していこうと思う。

今日紹介するのは「奇跡の脳」という本だ。

この本は、脳科学者でもあるジル・ボルト・テイラーさんの左脳に血瘤ができたために生まれたものである。

ある日、血瘤によって脳卒中になってしまったテイラーさんは、左脳の働きが次第に弱まっていき、やがて右脳の働きだけでこの世界を感じ取るようになっていく。

その結果、それまでの37年間の人生が一変する様な体験をするようになっててしまう。

この本では、そういった右脳が作り出す驚きの体験について書かれている。

また、彼女自身が脳科学者でもあることから、右脳と左脳の違いを学者の視点で体系的に書かれていることもよかった点だ。

僕が、この本に共感した部分を3つほど引用してみる。

右脳マインドの奥底で感じている気持ちを一言で選ぶなら、わたしは「喜び」といえるでしょう。

右脳の意識は、わたしたちが人類のために次の大きな飛躍をすることを強く望み、この惑星を、私たちが憧れているような平和で慈愛に満ちた場所に進化させるために、わたしたちが右脳マインドに踏みいれることを期待しているのです。

右脳はとにかく、現在の瞬間の豊かさしか気にしません。それは人生と、自分にかかわるすべての人たち、そしてあらゆることへの感謝の気持ちでいっぱい。右脳は満ち足りて情け深く、慈しみ深い上、いつまでも楽天的。右脳の人格にとっては、良い・悪い・正しい、間違いといった判断はありません。

ここに書かれていることは、僕がnoteでいろいろな記事に書いていることと共通する。

いやむしろ、この本に僕が影響を受けたといった方が正しいだろう。

右脳は常に「喜び」とともにいる。

右脳は常に「今ここ」にいる。

右脳は常に「判断を下さない」。

右脳は常にこの惑星を「平和なもの」にしようとしている。

右脳はいつだって「私」という存在を幸福へと導こうとしている。

私たちが、この右脳が示す世界観に気づくことができたなら、この世界は必ずHappyになるはずである。

そして、この右脳の世界観を左脳に具現化させて貰えばいい。

左脳の仕事は、右脳がもっている全エネルギーを受け取り、右脳が感じている現在の全情報を受け取り、右脳が感じているすばらしい可能性のすべてを受け取る責任を担い、それを実行可能な形にすること。

二つの性格のあいだの健全なバランスを生み出すことによって、初めて変化に対して柔軟に対応できる(右脳)認知力を持ちながら、同時に道を踏み外さず具体的に行動できる(左脳)ようになります。

テイラーさんは、右脳を活性化させる方法として、次の3つを上げている。

① 魅惑的で、もっと深く考えを巡らせたいことを思い出す
② ものすごく楽しいことを考える
③ 何かやりたいことを考える

私たちがこれから先意識を進化させて、この世界を平和で「喜び」に充ち溢れるようにするのなら、右脳的世界観で生きていくことが必須なのだと思う。

私たちの世界は、どうやら左脳的意識が強すぎるみたいだ。

だから、これまでの左脳的意識を右脳的世界観に転換させていくことが、これからの私たちの役目なのだと思う。

そのためにも、「喜び」を感じることを優先的に選択して、生きていくことが大切なんだと思う。



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