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53.感情がそのまま意図になる

今日は「感情がそのまま意図になる」ということを書いていきます。

どういうことかというと、我々が日々感じている感情が、そのまま意図になっていて、目の前の現実を生み出す原因になっているということです。

例えば普段から怒りや不安を感じていることが多かったりすると、それが意図になってしまい怒りや不安を感じるような現実を生み出してしまいます。

反対に日常生活を幸せや喜びの気持ちで生きていると、自然と目の前の現実が、喜びや幸せで満ちてくるようになります。

こういった理由から、「引き寄せの法則」の本では「心地よくいること」の大切さを説いていて、「心地よい感情」を意識して持てるようにしましょうと書かれています。

「引き寄せの法則」の基本は、「心地よさを意図することで、心地よい環境を創り、心地よい現実を生みだすこと」といっていいでしょう。

逆に、この引き寄せの法則の基本を理解できないまま、お金を引き寄せようとしたり、願いを叶えようとしても上手くいかなかったりします。

「不安」や「欠落」の意識を埋めようとして、引き寄せの法則を使っても、上手く働きません。

原因と結果は常にリンクしています。

例えば、時間がない中で、慌てて何かをすると気持ちばかり急いてしまいミスをたくさんしてしまい、ますます慌てるという現実を創ってしまったりします。

また怒りの感情を持ったまま、何かをすると目の前のことに集中できずに、イライラを募らせてしまい、怒りの感情を余計に強めてしまうものです。

しかし、時間に余裕を持って行動すると、落ち着いて目の前のことに集中できるため、結果的に予定の時間より早く終えることになり、時間の余裕を生み出すことができます。

つまり、原因が「良」であれば、結果も「良」になるものであり、原因が「負」であれば、結果も「負」になってしまうものです。

このため、「不安」や「欠落」という「負」の意識をもとに、「良」の結果を導き出そうとしても、そこに「負」の要素が加わってしまうため、なかなかいい結果が出ません。

その一方で「心地よさ」という「良」の意識を原因にして「良」の結果を導き出すことは自然なことであり、無理なく望みを現実化することができるようになります。

急いでいるときや怒りの感情を持っているときは、一度、心を落ち着かせると、「落ち着き」という「良」の状態を作くることができ、目の前のことに集中して取り組めるようになるものです。

「引き寄せの法則」の原理も一緒です。

もし何かを引き寄せたいと思うのであれば、まずは自分を満たすことが大事であり、「心地よさ」で自分を満たした上で「引き寄せの法則」を働かせると望む結果を導き出せるようになっていきます。

では、どのようにして「不安」や「欠落」の思いを埋め合わせられるかというと、「感謝のワーク」であったり「夢中になれることを積極的にする」ということだったりします。

感謝のワークや夢中になれることを積極的にしていると、自然と「不安」や「欠落」を埋められるようになって心が満たされ、その結果「引き寄せの法則」が上手く働くようになります。

小池浩さんという方の著書に「宇宙はYesしか言わない」という本があります。

実をいうと僕は、この本を読んではいないのですが、書店で「宇宙はYesしか言わない」というタイトルを見てから、ずっとこのタイトルが頭に残っていました。

「宇宙はYesしか言わない」ということを僕なりに解説するなら、「心や体、潜在意識で感じていることが、そのまま現実化される」ということです。

例えば、「無理」をして何かをしようとすると、結果的に「無理」が生まれるものです。

しかし、「自然に出来そうだ」と思えることなら、それこそ自然に思い通りの結果を導くことができます。

こういったことから、「心や体、潜在意識が心地よいという状態」を日々、創っていくことができれば、無理に何かを引き寄せようとしなくても、自然と心地よい状態を生み出すことができるし、「心や体、潜在意識が幸せ」という状態で日々過ごしていれば、自然と幸せという状態を生み出すことができます。

また、心や体、潜在意識が心地よいという状態で、心から達成できると思って何かに挑むことができれば、それは簡単に達成できるようになるといっていいでしょう。

人が幸せになるには、まずは「感情を整える」という所から始めなければなりません。

我々の感情は、そのまま意図になっています。

「怒り」の感情を持つということは、結果的に「怒り」を観測し「怒り」を意図としているということになるため、「怒り」の感情を持ち続けると、それが現象化してしまいます。

もちろん、「怒り」の感情も一時的なものに留めることができれば、それが現象化されることはありません。

逆に意図して「喜び」の感情を持ち、それを維持していくことができれば、それが現象化されます。

そこで「感情がそのまま意図になる」ということを日々念頭に置き、意識に対して意識的になっていけば、自分を自分の力で望む方向へと導いていくことができるでしょう。

今朝の記事でも書きましたが、自分で自分の幸せを導いていけるようになると、誰もが幸せを感じられるようになるため、争いや奪い合うことがなくなっていき、この世界が「弥勒の世」になっていくと思います。

そのためにも、意識に対して意識的になって、意図して心地よい感情を創っていけば、心地よい現実を生み出すことができるようになり、毎日を喜びの中で過ごしていけるようになっていくと思います。



この「MIRIKU」という曲は、フォローさせて貰っているnabechoさんに教わった曲で、ここ最近、毎日聞いているハーモニーの心地よさ満点の曲です!!

よかったらぜひ聞いてみてください!!




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