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ユウナという名の猫 記憶-Link42 ハルも協力?

ユウナの再手術。

もう心配しかないので、常にハルには
「おねえちゃんに毎日カリカリ3つ分の元気を分けてあげて」
と言い聞かせ続けていた。


ユウナとハルは累計48時間も顔合わせをしたかどうかも怪しいけれど、
別居だけれど、
私からすれば一つ屋根の下に住んでいる姉弟。


ハルが本当にカリカリ3つ分の元気を分けているかどうかはさておき、
間違いなくユウナはどんどん元気を取り戻している。

あとはこの手術で病巣を完全に取ってしまうだけ。


ここを乗り越えればーーーー


2016年3月12日 11時ー

ユウナを病院へ預けた後、
前回の手術成功のお礼と再手術成功祈願で再び市谷亀岡八幡宮へ。

こうでもしないと落ち着かない。


2016年3月12日 14時ー

ご飯を食べたのにまた作ろうとし、
洗濯物を干そうとしたのにお風呂に入ろうとするなどの奇行頻発。

「気もそぞろ」

という言葉を見事に体現。


2016年3月12日 16時ー

病院からの連絡。

手術は成功。
麻酔が切れかけて自発呼吸してます、とのこと。

かなり大きく切除したので様子見なのと病院の休診日との兼ね合いで、
退院は早くて15日に。


2016年3月12日 17時ー

病院から再度連絡あり。
何事かと慌てて電話を取る。

どうやら前回の記憶からかなりナーバスになっていて、
病院でお怒りモード全開らしい。

「爪を切ってもいいですか」

との連絡。

勝手に爪を切ったら怒る方がいるのかしら?

爪を切り忘れていたことを謝罪し、爪切りをお願いする。


2016年3月12日 19時ー

オロオロと落ち着かず、病院近くのコンビニまで行こうかしら、
などと思っていたら、

「そとに でたくば おれを たおしていけ!」

とばかりに玄関にハルが立ち塞がる。

私が手を下さずとも、一人で転んだので容赦無く外へ出る。w


2016年3月14日 ー

ユウナが家に居ないと落ち着かない。

病院にいれば何かあった時にすぐに対処してもらえるから大丈夫。

と言い聞かせてはいるものの・・・。


2016年3月15日 11時ー

ユウナの退院決定。

余程病院が嫌なのか、
ほとんどご飯を食べないので強制給餌されているらしい。

もうちょっと待ってて。


2016年3月15日 18時ー

ユウナのお迎えに。

処置を受けている間、院長の話を聞く。

=====
骨盤の一部を切除。
(レントゲンを見せてもらい、素人でも切除箇所が分かるほどの大きさ)
仙骨の中にまで腫瘍が侵食していた。
見える範囲のものは全て切除、洗浄済み。
神経の近くまできていたので、もしかしたら麻痺が残るかも。
=====


2016年3月15日 20時ー

ユウナは平然とご飯を食べ、人の顔を見ながら口元を舐める
「ご馳走様」
も忘れず。

病院で強制給仕を受けていたのはなんだったんだろう?
と思うほど。

いわゆる「病院食はまずい!」ってやつだったんだろうか?w


2016年3月15日 23時ー

気分的には術後1日だけど、正確には術後3日。

もう椅子の上に乗ろうとする気力がある地力の強さ。

そして家に着いてからここまでで5回以上ご飯を食べている。

どんどん食べて体力つけような。


2016年3月16日 ー

ユウナはひたすら暖かくてフカフカした所を満喫。

病院が気に食わなかったのは、
寝る場所がフカフカしてなかったからかもしれない。

そしてもちろん、おひざも満喫。


2016年3月17日 ー

コタツに篭りがちだったけど、ちょっとずつ外に出てくるようになる。

右足の使い方が少し怪しいけど、コレも時間が経てば治っていくだろう。
今はうまく力が入らないんだろうな。

ともあれあんなに切除したのに、
1週間足らずでここまで回復してる事自体が奇跡的だと思う。


2016年3月18日 ー

とうとう一人で椅子の上に登れるように!!

今まで必死の形相でしがみ付いてたから手伝っていたのに、
もう出来るようになった。

もう語彙が追いつかなくて「凄い」しか出てこない。



ー続ー

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