読書感想・11月
読書メーター( https://bookmeter.com/users/940103 )に書いたり書かなかったりの最近の簡単な読後感想など。
『ゆかいな珍名踏切 (朝日新書)』
今尾 恵介
図書館本。踏切とはいうものの、その周辺の土地の記憶、地名の記憶にも触れてるのでちょっとした探訪記感。あとがきによると新聞の連載コラムだったようで、つくづく新聞の連載コラムには興味深いものが多いなとぞ思う。あと爆発踏切のエピソードはちょっとひどすぎる。憤りというのはこんな気分なんだな。
『カラオケ行こ! (ビームコミックス)』
和山 やま
今日は子供らと今月の本を買いに行って、その際探してみたらあったので、女の園の星の作者の別マンガ購入その1。Amazonあたりで試し読みしたんだったか。はずれなそうだったので思い切って。ハッピーエンドで良かった。合唱の方の苦悩はちょっと薄いかな?
『夢中さ、きみに。 (ビームコミックス)』
和山 やま
ああ、読み終わってしまった。楽しかった。素晴らしき高校生活。
『お父さんは心配症 3 (りぼんマスコットコミックス)』
岡田 あーみん
久しぶりに続巻を再開。絵柄に対してつくづくアナーキーだなぁ。
『お父さんは心配症 4 (りぼんマスコットコミックス)』
岡田 あーみん
つまらない訳じゃないんだけど進みが遅いのは年取ったせいか。あるいは昔のマンガのスピード感の違いか。
『日本のロック (ディスク・コレクション)』
図書館本。こんなレコード出てるんだと言う発見はありつつも、歴史を俯瞰するにはとっ散らかった印象。500枚にしてはページ数が少なく1枚辺りのテキストが少なくもったいない。
『大人に質問!「大人ってどのくらい大変なんですか?」』
みうらじゅん,児童館の子どもたち
図書館本。みうらじゅんの解答にはそれほどキレはないかもだけど、子供の質問は面白い。あっという間に読んでしまったけど、所有してトイレに置いといたりするといいのかな。
『サザエさんをさがして』
図書館本。またも新聞連載もの。面白く読んだ。サザエさんでなくとも成り立つのだけど昭和の社会の変化コラム。語られる昔がかろうじて理解できるけれど、若い人にはどう読まれるのかな。町中のゴミ箱とか押し売りとか。
『神社の解剖図鑑』
米澤 貴紀
図書館本。メインの文章の他、挿絵とキャプションで細かく説明が入り情報量が多いので、手元に置いてトイレとかベッドサイドでめくりたいタイプ。神道と仏教の国内での流れは何かした理解したい気分。
『「あの世」と「この世」のあいだ ――たましいのふるさとを探して (新潮新書)』
谷川 ゆに
図書館本。研究書や論文的なものを想像してたがそうではなく、著者の土着信仰、宗教を軸とした紀行譚と言った感じか。入口として良いと思う。遠野物語など手に取ってみたくなった。
『若おかみは小学生!PART12 花の湯温泉ストーリー (講談社青い鳥文庫)』
令丈 ヒロ子
図書館本。久しぶりに続巻を借りて。すっかりラブコメの様相。少女漫画だなあ。楽しい。
『若おかみは小学生!PART13 花の湯温泉ストーリー (講談社青い鳥文庫)』
令丈 ヒロ子
図書館本。借りてきたのはここまでだったのだけど、まさかの次巻に続くな終わり方。次の図書館で忘れずに借りなくちゃ。
『世界の宗教がざっくりわかる (新潮新書)』
島田 裕巳
図書館本。宗教関連の本は面白い。自分に強い信仰がないからだろう。身近な分アジアの諸宗教の項が興味深かった。信仰心はないながらも仏教系の幼稚園に通ってた事もあり、何かしら考え方や行動の核にありそうではある。
『金閣を焼かなければならぬ』
内海健
図書館本。精神科医による金閣寺焼亡を軸とした放火犯と三島由紀夫の、こういうのはなんていうのかな?推察と検証。海外文学、心理学、三島の文学道程なども交えて、教養本と言った趣き。とりあえず三島の鏡子の家は読みたくなったし、可能なら三島は全集家に置きたいなあ。興味深い。金閣寺、仮面の告白、太宰の人間失格はところどころのエピソードの記憶がごっちゃになってる。
『なぜ人はカルトに惹かれるのか 脱会支援の現場から』
瓜生 崇
図書館本。読了。脱会に関しての親子の辺りは、そもそもの親子のコミュニケーションの話だなと思った。自身の切実な事案ではないけど、子供らとのコミュニケーションの取り方が歪にならないよう気をつけようと思った次第。