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【台湾留学】「中国語と自分の好きを存分に学べる環境」國立清華大學の国際色豊かな環境で過ごす留学生のリアルに迫る!

 こんにちは!タピオカ留学です!

今回は國立清華大學の國際學士班に通う菊田杏美さんにインタビューさせて頂きました。

清華大學の國際學士班は1〜2年度は中国語を主に学びながら自分が興味のある分野を学び、その後第二専攻として専攻を選ぶことができます。

また、杏美さんの通われている学科はそもそも外国人又は華僑の方しか入れないそうで、留学生しかいない国際色豊かな環境となっています。
そんな環境での留学生活とはいったいどのようなものなのでしょうか?

留学のリアルに迫ります!



菊田杏美さん

自己紹介

―こんにちは!この度はインタビューを受けて頂きありがとうございます!早速、インタビューを始めていきたいと思います。まず簡単に自己紹介をお願いしてもいいですか?

杏美さん:こんにちは、國立清華大學の國際學士班に通う菊田杏美(きくたあみ)です!来学期から大学3年生になります。よろしくお願いします!

―ありがとうございます!せっかくなので杏美さんについてもう少しお聞き出来たらと思います。趣味や性格を聞けたらなと思います。

杏美さん:趣味は日本ドラマやアニメを見ることで、性格は好奇心旺盛で、何事もとりあえずやってみる精神で生きています!

―何事もとりあえずやってみる精神素敵ですね!ちなみに台湾で試しにやってみたことなどはありますか?

杏美さん:1,2年生の時は合唱部、原住民文化、火力班に参加し、活動していました。
今は、Summer campのイベントリーダー兼TAリーダーを任されたり、たい和ん学生団体でイベント開催メンバー、産婦人科クリニックで助手、日本語家庭教師などをしています。

また、1年生からずっと国際活動など、なにか活動があれば積極的に参加し、いろんな国籍の人と交流しています。


留学前

―まず気になるのですが台湾留学に出会ったきっかけは何ですか?また、どうして台湾留学を決めましたか?

杏美さん:高校の時に台湾予備校のチラシが配られて、説明会に行ったのがきっかけです。当時、台湾留学に行っていた先輩達とたくさん話すうちにどんどん台湾に惹かれていきました。

決めた理由は3つあって、1つ目は、中国語を流暢に話せるようになりたかったこと。2つ目は、とりあえず日本を出て、海外の大学に行きたかったこと。3つ目は、学費や物価を考えた時に、台湾はコスパがいいこと、です。

―なるほど。それでいうとなぜ現在通われている大学を選びましたか?

杏美さん:大学で選んだというよりは、学科で選びました。 私の学科は留学生しかいない学科で、1年又は2年間中国語をがっつり学びながら、自分の学びたいことを模索することができ、そこから第2専攻という形で専攻を選べます。
「留学本来の目的である中国語をしっかり学びながら、国際豊かな環境で自分の視野を広め、将来を模索することができる」。
興味の幅が広すぎて自分の本当にやりたいことがわからなかった私にはピッタリだと思いました!

―なるほど、学部選びからですね。もし過去に戻って学部選びをするとして重視することはありますか?

杏美さん:過去に戻ったとしても、中国語を学び、将来を模索でき、国際的な環境であることを私は重視して、また同じ大学、学科を選ぶと思います。
自分なりの判断基準をはっきりしておくと、留学してから後悔する、ということが少なくなると思います!

―以前中国語の勉強で困ったことやおすすめの勉強法はありますか?

杏美さん:私は中国語予備校に1年間通っていましたが、台湾に来て最初の方は、教授の言っていることが聞き取れませんでした。そこから、現地の人や留学生と中国語で話しまくって、あっという間に聞き取れるようになりました。
なので、結局は「聞く、話す」ことが1番の勉強法だと思います。日本でも、アプリなどを使って台湾人と話せるので、是非やってみてください!


現在留学していて

―学科ではどんなことが学べていますか?

杏美さん:私の学科は、華語文化コース、ビジネスマネジメントコース、エンジニアコース、コンピュータサイエンスコースの4つに分かれています。(後半3つはAll English)

私はその中の華語文化コースなので、1.2年目は、主に中国語を学びながら自分のやりたいことを模索していき、3.4年目は、第二専攻という形で学びたい科目を選び、自分の第二専門にしていきます。
まだやりたいことがわかっていない人は、1年と少しの時間があるので、そこで自分の将来を模索することができます。

また、中国語をしっかり学べる環境が整っているので、本人のやる気次第でしっかりとした中国語が身につきます。この2つはこの学科の魅力だと思います!

―確かに自分の将来の模索期間があるのは良いですね!逆にこの学科の大変なところなどはありますか?

杏美さん:中国語をしっかり学ぶ上で、大量の作文を書いたり、漢文(中国語では文言文)も学ぶので、中国語能力を伸ばしたい気持ちや、中国語への興味がないと大変だと思います。

また、みんな留学生で第二言語又は第三言語として中国語を使ってコミュニケーションを取るので、たまに理解が難しかったり、自分の伝えたいことが伝わらないことがあります。ですが、それも含めて面白いなあと思って生活しています。

―そこを面白がれるの素敵ですね。先ほどのお話だと自分で選べる幅が広いということでしたが、何かお気に入りの授業はありますか?

杏美さん:お気に入りの先生が教えてくれる中国語の授業です。単語の説明が一つ一つ丁寧で、ネットには載っていない細かな部分や使い方まで教えてくれます。

書道の授業も取っていて、集中することで、精神を落ち着かせることができます。
また、ベトナム語の授業も取っていて、先生がとてもわかりやすく、ベトナム人の友達が話していることがわかっていく過程がすごく面白いです!

ーわあ、すごく多様な授業がありますね!

―杏美さんの通われている学科を受験したい後輩がいた場合、どんなことを勉強しておいた方がいいのか等アドバイスがあれば教えて頂きたいです!

杏美さん:学科の5分の4はオールイングリッシュコースのため、私が通う華語コース以外の子たちは、中国語をあまり話すことができません。そのため、留学生の活動団体などに入る場合など、度々英語で話すことを求められます。

やりたいのに英語ができないからできない、友達になりたいのになれない、ということが多々起こるので、英語のスピーキングとリスニングを強化しておいた方がいいです!

―ここから生活についての話をしていけたらなと思います。今は寮に住んでいるのですか?

杏美さん:はい、1年生からずっと寮暮らしです。寮費が本当に安く、学校内にあって教室までも近く、ギリギリまで寝られるので離れられません(笑)。特に今の寮は、友達も同じ寮に住んでいるのでよく部屋に遊びに行ったりして、とても気に入っています。

―國立清華大學のある新竹での生活についてはどのような印象を受けますか?

杏美さん:バスもubikeもたくさんありますし、学校の目の前のバス停から台北や台中に1時間ちょっとで行けるので、交通はとても便利です。
新竹は本当に何もありませんが、何もないからこそすぐに慣れることができ、遊びから帰ってきた時に実家に帰ってきたような気分になります。

國立清華大學での生活はどうでしょうか?例えば食べることとか。

杏美さん:清華大学には 3つの大きい学食レストランが入る建物があり、一食当たりとても安く済ませることができ、教室や寮から近いので、食事は結構そこで済ませています。友達や先輩は美味しくないと言いますが、私は十分美味しいと思います。

学校前にもたくさんレストランがあるので、食に困ることは無いと思います。ちなみに自炊してもあまり節約にはならないし、時間がかかるので、私の周りの挑戦した人達はみんな数週間で諦めました(笑)

ー國立清華大學には学校行事など何か特別なイベントはありますか?

杏美さん:インターナショナルフェスティバルが年に一度あり、国ごとに屋台を出すことができます。今年、日本は焼きそばとお餅を大量に準備して、完売することができました!

梅竹比賽というイベントでは、隣の交通大学と競い合い、毎年猛烈な戦いが繰り広げられます。 また、大学生主体のイベントは年中いつでも開かれており、自由に参加することができます。

―杏美さんはどんなところに台湾の魅力を感じますか?

杏美さん:台湾の、親日の方がとても多く、ご飯が美味しくて、探検できる場所がたくさんあって、中国語のアクセントが聴きやすくて、多文化・多様性を認めているところに魅力を感じます。

日本に帰ると、台湾が恋しくて仕方なくなるほど、大好きな国です!

―そんな大好きな台湾の生活で大変だったことや良かった思い出など印象に残っていることはありますか?

杏美さん:大変だったことは、中国語のレベルの伸びが全く感じられない時期があって、このままでいいのだろうかと焦りや不安を感じていたことです。ですがそれから1年が経って、当時は全く聞き取れなかった中国語ラジオが聞き取れて分かるようになったことを発見した時は、すごく嬉しかったのを覚えています。

また、ここで出会った友達と、笑い合ったり、深い話をすることがなによりの楽しみであり、思い出です。

―とても素敵ですね!そのようなことも経て、台湾留学に来る前と今で何か自分の中で変化などを感じますか?

杏美さん:台湾に来る前は授業中に全く手をあげず、発言もしない人でしたが、ここに来てから気兼ねなく手をあげて発言できていることに最近気付きました。

また、第二言語を話す上で、日本では間違えたらどうしよう、という気持ちがありましたが、私のコースでは、みんなが第二言語として話しているのでなんの躊躇もなく話すことができ、たくさん話し、聞くことで、中国語の伸びを感じています。


これから

―これからの目標や夢はありますか?

杏美さん:色々なものに触れて模索していますが、まだ明確な目標はありません。ですが方向性として、ビジネスで社会問題を解決する、ソーシャルビジネスをしたいと思っています。

―現在台湾留学を希望している後輩へアドバイスがあればぜひお願いします!

杏美さん:私は台湾留学にきて後悔のかけらもなく、ピッタリハマりましたが、人によって合う合わないは少なからずあります。 自分で納得するまでしっかり調べて、目的を明確にし、自分の意思で決めたならば、あとは実行するのみです。台湾で待ってます!


以上、菊田杏美さんインタビューでした!
自分の中で大切にしたいことをしっかりと明確にして、様々なことに挑戦する姿に自分も頑張ろうとエネルギーを頂きました!

菊田杏美さんありがとうございました!

執筆:Eito


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