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マチルダを観た(ネタバレあり)

このnoteには映画マチルダのネタバレあり感想のみが書かれています。

午後のロードショーでやっていたマチルダを観た。どこかで名前を聞いたなと思ったら、それはLEONのマチルダだった。

明らかに昔の映画だなぁと思いながらテレビを眺めていた。前情報として何かを知っているということは全くなかった。マチルダの親に、マチルダの学校の校長に、ずっと苛立ちと気持ち悪さを感じながらの鑑賞となった。ここまでコメディとして表現されていても、大きな不快感はきちんと存在した。
マチルダの親の子に対する無責任さや無関心、校長の気分変調で生徒を振り回す傲慢さ、大人が子どもを一人の人間として認めていないからこその言動が沢山散りばめられていただろう。
自分の幼少期と重ねながら、そして自分が普段周囲の人間に吐いている言葉を思い出しながら、時代が違う、国が違うで済ませられる程の嫌悪感ではないだろうと思った。

これでマチルダの親が「私たちはお前を思ってやっているのに、お前を愛しているのに」などとほざこうものならもうその時点で続きを観なかっただろう。
清々しい程にヒールに徹していた両親と校長は、鑑賞者に大きなストレスを与えただろうが、そのストレスは複雑ではないために、鑑賞者はマチルダと共に怒ることでそのストレスを片付けられるようになっていたと思う。

ホームアローンを観た時に感じたものと似たようなものを感じていた気がするが、上手く掴めず言語化が出来なかった。

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