2024・10・28(月)[陰マガ]私は、自分をいい人だと思っていません
こんばんは。
「自分の陰(ネガティブ)な部分と向き合うマガジン」
略して「陰マガ」のお時間です。どうぞお見知り置きを。
こう見えて(どう見えているかわかりませんが)、
私は、「自分をいい人だと思っていません」。
いつもスキをしてくださるみなさんなら、私のことを「いい人」だと思って接してくださっていると思いますが、とんでもない。
私は、散々人を傷付けてきました。いつも自分のことばかり考え、自分だけが苦しんでいるようなふりをし、まったく相手の立場を考えない、最低野郎でした。おかげで、今は細々と、古めのアパートでひっそりと一人暮らしです。
なので、自分のことをいい人だなんて、口が裂けても言えません。
と、思っているのに、冗談で自分を「悪い人ではないですね(笑)」とか言ったりします。
ほんと、キモいですね。
冗談を言って人を笑わせることも好きなので、ついつい、調子に乗った発言をしてしまうのです。
そもそも、「いい」か「わるい」かなんて、観る人によって評価は変わりますし、時間の経過によっても変わりますし、自分自身の評価もコロコロ変わります。
評価なんてのは、不確実性が強く、とても流動的で、曖昧なものです。
もっと言うと、「いい」か「わるい」かのジャッジをするための議論(どこからが不倫か、みたいな)は、不毛だとすら思っています。
議論はおおいに結構。ただ、答えを出すための議論は不毛。
そもそも、答えなんて出せっこないほど、この世界はグレーな部分に覆われています。
これに関してはみなさんも、日々感じていることだと思います。
でもそれだと、秩序ってもんが保たれないから、無理やりグレーゾーンに「線引き」をして、白黒つけている、といった感じでしょう。
裁判なんていい例ですし、交通事故も、よっぽどじゃないと10:0にはなりません。
そんな私も、ある人から見れば「気さくで優しく感じの良い人」で、ある人から見れば「好き嫌いの激しい感じの悪い人」になります。
自分自身の評価もコロコロ変わります。
自分を「寛容な人」だと思ったり、「偽善者」だと思ったり、「思いやりのある人」だと思ったり、「自己愛の強い人」だと思ったりします。
少なくとも、「いい人」には属さないと思っています。
せいぜい、「いい人ぶっている人」でしょう。
全員にとっての「いい人」にはなれませんし、なる気もありませんが、
誰かにとっての「いい人」にはなれると思います。
それで十分です。
私を良いと思うか悪いと思うかは、あなた次第です。