お金で買えないもの

小学校の時に「友達はお金では買えません」と担任が言った。
小学生だった私はへ〜そうなんだと思ったが今考えるとこの意見には賛同できない。

私は上辺だけの関係の友達、自称親戚、恋人、結婚相手は正直お金で買えると思ってる。お金が無くなったらさようならだろうけど。
資本主義経済で生きる人間は卑しい人が多いのでお金が見えると態度が一変する。
祖父が亡くなった時の遺産相続はとんでもない揉め方をしていた。君たちは兄弟なのでは?金が手に入るとなると人が変わりますよね、これが本性なんだなと。

私は幼稚園の時からお金好き言うのを否定しないし、むしろ表に出している。お金が目の前に出てきた時にこの一面を表すよりかは常日頃言っていた方がまだましだろうなと思い。

ではお金で買えないものってなんだろう?と。

これは私の一意見でしかないが

"本当の幸せ"

なのではないか。

見かけの幸せ(例えば仕事をして、結婚をして、子供を産み家族で毎日楽しく生活する)はお金で買えると思う。
でも自分自身が追い求める幸せは買えないのではないか。
先程の例に挙げた生活する家族は一見幸せそうに見えるが本人たちはブランドものが欲しいかもしれないし、子供を高学歴の勝ち組にしたいのかもしれないし、はたまた刺激が欲しくて不倫したいかもしれないし。
これはお金では買えないと思う。
不倫相手やブランドもの、高学歴するための予備校はお金でなんとでもなる。
問題はその先だ。

これを手に入れてどうしたいのか?
札束でぶん殴って獲得したものはその先が見えない。買って終わり。
どうしたいのかを定められない限りいくらお金を持っていても自分たちが追い求める幸せにはなれないのではないか。

ブランドものを購入することで「自己肯定感が上がり、これを持って家族と出かけたい」とか。

何かしらの目的のためにお金は使うものであって、ただ欲しいから、優越感に浸りたいからという理由でお金を使うと金銭面では余裕があっても心は貧しいままなのではないか。

結局確固たる自分がいるかで幸せが手に入るかは決まるのだなと書いてて思った。
自分が定まってれば幸せが何なのか明確でそのためにお金が使えるから。


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