見出し画像

エコに生きてるようだ。

・エコに生きるというと、色々なエコがあると思うけれど、
 ぼくのエコは今のところ、
 声の音量のようだ。

 特に意識しているわけでもない。
 自分では通常の音量で声を発しているつもりだったりするんだが、
 身近な人からは、
 「なに自分だけエコに生きようとしている」と言われたりする。


 じゃあどれくらいがいいんだ。と、
 色々な音量の声を出して聞いてみると、
 あら、びっくり。
 ぼくとしては、学校の教室で手を上げて
 「はい!」と先生に必死に当てられようとする、
 小3くらいの音量だった。
 こんなにも違うかぁ?っと驚愕したのです。

 そうなってくると怖いね。
 自分が今まで話していた声の音量から、
 自分のプレゼンテーションの時の声の音量まで、
 全てが小さかったんじゃないかと、
 エコしちゃってたんじゃないかと疑い始める。

 声って今思うと、出し方を教えてもらったわけでなくて、
 自分で勝手に話始めて、勝手にプレゼンテーションしちゃったりする。
 自分の声の音量は相対的なもので、
 耳に聞こえる他人の声や、周りのザワザワや、夏のセミの音など、
 そんなものと耳比べをして、なんとなーく決めてるわけだ、
 自分の声の音量を。
 一応ね、他の感覚で音量を図る方法を考えてみると、
 あるにはある。


 今、頭に浮かんだのは感覚。
 声を出す時の力の入れ具合だったり、喉の震え具合だったり。
 だけど、こんなの分かんないよ。
 誰も自分の喉に、ぼくの手を当ててはくれないもん。
 けれど、テレビでは見たことはあったなぁ。
 生まれつき耳が聞こえない子にお母さんが一生懸命教えていた。
 ちゃんと声を出せるようになっていて、
 きっと、ぼくより常識的な音量を身につけているのだ。

覗いていただき、ありがとうございます。
音量かぁ。音量なぁ。気づかなかったなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?