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国連(UN)に強力な司法機関がないことは、もっともっと各方面から責められてもよいことかと思われますけど、でも国連の司法機関は国連というものができた当初からあることはあります。最初から国連憲章にも盛り込まれている国連のメインの司法機関、それがICJ、International Court of Justice、日本語では「国際司法裁判所」です。 国連の広報ページは、ICJについてこう述べています: 「当裁判所は二つの役割を持つ。第一に、国家が裁判所に訴える法的な紛争を国際法
いわゆる「日本のロック」と称される音楽に感じる胡散臭さや嘘臭さや空疎さを、日常的な日本語で言い表すことに挑戦しておりましたが、“日本語で”に関しては挫折、しかし、もっとシンプルで(わかる人には)わかりやすい表現として、あれら一連の浅い音楽は「ファンキー(funky)でない」、あるいは「ファンキーさがない」、という評価でよいことに気づきました。 そしてしかし今度は、funkyを日本語で正しく説明する、という超難題が目の前に現れます。うーん、弱った。 一応、音の方から説明する
今や、半永久的かとも思われる永続的一党独裁体制のようなものすら、社会主義を自称他称しているから、社会主義、socialismという言葉のイメージは最悪ラインにまで落ち込んでしまっていますが、でも、言葉の素朴な来歴をすなおに見直すかぎり、言葉のイメージをもう一度、正しく着換え直すことができるかもしれません。 そもそも、英語からたどると、名詞がsociety、形容詞がsocial、副詞がsociallyと来て、動詞はなにかというと、それはsocializeです。ですから名詞のs