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#13 会津若松スマートシティの話

シルタス代表の小原です。
体調を崩してから、食事が楽しくなくて美味しく食べられるありがたみをひしひしと感じています。

「シルタス小原の、できれば昼からビールを飲みたい!」

番組のタイトル通り、ビールを飲みながら、ゆるーく喋っています(笑)
シルタスに興味を持っていただいた方だけでなく、ヘルスケアビジネスやスタートアップに関心がある方に向けて、配信エピソードをお届けしていきたいと思います。
毎回マニアックなビール紹介もしているので、ビール好きの方にはぜひをPodcastも合わせて聴いていただけたら嬉しいです!

オープニング-体調不良で感じた、食べられるありがたさ

こんにちは、シルタスの小原です。
早速今日のビールを紹介したいところなんですが、先週石川からもあのあった通りですね。ちょっと病気を患ってしまいまして。
副鼻腔炎と肺炎を併発するという事態で、実はこの3週間 全く味覚もなく、味もなく、あの熱が出続けているという状態で、ようやく今日は会社で仕事復帰をしてます。
さすがにこの病み上がりでビールを飲むのはどうなのか、みたいなところと、 そもそも味をしないのにビールを飲むっていうのはビールに対する冒涜なんじゃねえかなっていうことで、今日はお酒無しでやれればなと思ってます。


成人してからお酒2日以上抜いたことなかったんすけど、まさかこう。3週間もお酒を飲まない日々が自分に訪れるとは思ってなくて。

逆に 復活した時の1杯目のビールがどんだけうまいのかなっていうのが楽しみになってきました(笑)
ここまで来たら、最初の1本何にしようかなっていうのも、もはやすごく悩む。
飲み物も飲んでても、水と変わらないし、食べ物も泥食べてるみたいな感じ。本当なんも楽しくないから食事も食欲もないし、食事量絶対減ってるはず。
今まで何も意識してなかったけど、うまいもの食べれるとか、この酒飲みたいから、このつまみを作ろうとか、 めっちゃ幸せだったんだなっていう。
この土日も買い物は行ってるんですよ。冷蔵庫からぽうなっちゃうから、買い物は行ってて、マルシェとかで木の芽とか山椒の葉っぱとか売ってて、もう今の時期しか買えないから、もうこれは買って佃煮にしとかなきゃとか色々 料理したんだけど、山椒の味でさえしないから、ピリリと刺激くるはずなのに、何も感じねえなみたいな。(泣)
ちょっといいメカジキが入ったので、このメカジキと木の芽で、照り焼き作ろうみたいな照り焼きにしたけど、これはうまいのかな?みたいな (笑)
なので早く直したいなって。

画像はイメージです


会津若松スマートシティについて

今日は4月に入って、3月で終わってしまったプロジェクトだとか、4月から始まるプロジェクトとか色々 年度変わりで変化が起きているので、
3月に終わってしまって、今年度どう始めようか みたいなところを模索している福島県会津若松市のスマートシティについて、お話できればなと思ってます。
福島県会津若松スマートシティは、内閣府のレジ店の交付金を使ってやっていたので、 一応3月末の段階で、予算は終了ということで、同時にプロジェクトも終了しています。

すごく全国的にも注目されたプロジェクトでしたし、住民の方に新しい価値を届けられたというところで今年度も補助金なしで、どうにかスタートできないかっていうところを今模索しているところです。
僕も頻繁には行けてなかったんですけれども、 3月末久しぶりに会津若松のAiCTコンソーシアムの定例に参加してきました。

いつも通りプロジェクトの報告と、年度末だったので最終的にこう1年通しての結果報告 と、ちょっと大きめの懇親会みたいなことをあのやらせていただきました。
すごくありがたいなと思ったこととして、シルタスというプロダクトをその地方自治体に導入してもらうと、結構高齢者の方が多いので。このアプリって、どうやってダウンロードするんですかとかちょっと使い方わからないんですけど、っていうお問い合わせをいただくことが結構多いんです。
僕らとしてもそこに対して親切に対応していきたいなっていう気持ちはあるんですが、会津若松のプロジェクトって、1回もそういう問い合わせが来なかったんですよ。
さすがスマートシティをやってるだけあって、市民のリテラシー高いんだなとか 関心しながら思ってたんですけど、いざ懇親会に行ってみたら、全く別の会社、保険会社の方が、 シルタスの使い方を説明するために、毎日毎日スーパーの店頭に立ってくださっていたという事実を今更知り、
僕らも全然行ったよみたいなところと、そこまでこうプロジェクトとして盛り上げようっていうところで、他社の方々が協力してくださってたんだなってことにすごくあのありがたいなって気持ちがありました。

ヘルスケアにおける呉越同舟


AiCTコンソーシアムって、保険会社だけでも3、4社参加されていて、いわゆる普段は競合でバチバチと 営業で競ってるような会社さんが、AiCTコンソーシアムのプロジェクト内だと、大学のサークルみたいに、みんな仲良しなんですよね。
本人たちともお話しさせていただいたんですけど、この会社とは本当に普段目も合わせたくないぐらいライバルなんだけど、AiCTコンソーシアムというプロジェクトを成功させるために、本当に仲間なんだと。
やっぱり新しいことをやっていく中で、自社の利益ばっかりを考えていると、絶対うまくいかないことが多いから。
この会津若松に関しては、本当に呉越同舟で、普段敵だとしても、同じ
目的に対して、みんなで頑張っていこう!
みたいなのがすごく感じられるような、懇親会、プロジェクトでした。

ヘルスケアにおいてこう呉越同舟って、すごく大事なキーワードだと思っていて、ー 人の健康って食事もあるし、運動もあるし、食事1つとったとしても、外食もあるし
もっと言えば、農作物作ってる人とかもいるので、何を食べたか、何をつく作ったのかみたいな情報もあるし、 人が何を食べているのかっていうことを把握しようと思っただけでもすごいいろんなデータが必要になってくると思います。
それを全部うちで独占したいから、他の会社とは手繋げないなってなってると、一生その人の健康のことなんて理解できないと思っていて。


もしかすると、競合になるかもしれないし、いずれは営業をする上で ま邪魔になることがあるかもしれないけれども、スタートする段階においては、もうこのヘルスケア・予防って領域を立ち上げる段階では各社が協力し合ってシルタスのデータを他社に見てもらうなり、他社のデータを僕らのところに見せてもらうとかして、協力しないと、もうヘルスケア全体が沈んでしまうと思うんですよね。
それぐらい僕らのやってる領域って難しい領域だと思うので競合とか、協業じゃないとかではなくて、同じ日本、もしくは世界の 予防という領域を立ち上げるために、その目的のために手を繋いでやりましょう。って思います。
それをビジネス化する段階になって、初めて競争が生まれるべきであって、
今の段階はまだ競争すべきフェーズじゃないと思っています。

シルタスも呉越同舟が重要になるサービスの一つ

シルタスがやってるプロダクトもまさにこう、呉越同舟をしっかりと成立させないと、うまくいかないモデルだと 思っています。
それこそ僕らのこのサービスはいろんなスーパーさん、全国のスーパーさんに乗っかってもらわなきゃいけないです。
ドミナントで出されてるスーパーとか、証券買ってるスーパーさんって、普段はすごく競合だと思うので、彼らがやってるんだったら、シルタスに乗りたくないみたいに、社内でそういう声も出てくるってのは理解をしています。
一方で、やっぱりこう国として、 しっかりと誰でも使えるヘルスケアサービスを作ろうと思った時に、普段小売という領域では競合であっても、ヘルスケアのデータを作っていくってところは協力しましょう、と思ってもらえるようなプロダクトにしなきゃいけないし、そういうプロダクトを作ったら、そこに乗ってもらえるような仕組み作りをしていくっていうことも、すごく大事だなと思ってます。

これは、食品メーカーさんに対しても同じです。
僕らのところに健康データが集まってくると、 このデータを使ってものを作りたい。売りたいって、当然メーカーさん考えられると思います。
僕らとしては 栄養不足だとかが分かった時にいろんな商品をユーザーの方が選べる環境を作ることがすごく大事だと思ってます。
なので集めたデータをある特定のメーカーさんしか使えないと、「この栄養不足にはこれ」っていう選択肢が減ってしまい、「食べたいものを食べて、健康に」っていう僕らの ミッションから程遠くなってってしまいますし、やっぱりユーザーの方もいろんな方法で健康になるアプローチがあることが、その可能性が減っていってしまうみたいなことがあると思います。
ここもまさに呉越同舟で 1回集めたデータを各社が協力して使うような研究の仕組みだとか、 その研究の成果を基に、各メーカーがオリジナリティを出していくみたいな、あのステップが踏めればいいなと思ってます。

僕らのプロダクトって、本当に綱渡りをしてるような、難しいプロダクトっていうのは、自分たちも自覚をしています。
競合同士が同じプラットホームに乗れるか?みたいなことをいかに社会性やアイデア、仕組み作りっていうところで、皆さんが乗っていただけるようなプロダクトにするかが重要になると感じています。
「呉越同舟」は本当に大事なキーワードとして、あのプロダクト作りをしていきたいなと思ってます。

会津若松のコミュニティはまさに呉越同舟によっていいサービスの提供を可能にしている 

ヘルスケアにおいて、大事な呉越同舟を福島の会津若松は本当にうまい形でやっていて、本当大学のサークルみたいなノリを 50代のおじさんたちが楽しそうにやってるっていう。
今まで見たことないなっていうぐらいいいコミュニティだったので、ああいう場がスマートシティに限らず、この予防という領域で全国に広がってくと、きっといいデータが集まって、いいサービスが生まれてくるんだろうなと 思ってます。そんなことを感じさせられた会津若松出張でした。

僕らも基本的にはスタートアップとして守るべきところは、守らなきゃいけないとは思っているものの、やっぱりこう自分から差し出さないと、相手が差し出してくれないと思うので、どんどんいろんなとこに出てったら、自分たちが持ってるデータだとか 知見を提供させていただきながら、じゃあここまで見せてくれんだったら、うちらも出すよ。みたいな会社が増えていくように、動いていきたいなと思ってます。
ここをしっかりと理解してやっていていただけるような仲間も引き続き募集しているので、ぜひ応募いただければと思います。

エンディング

ビールなしで喋るとすごくこう真面目な話になってしまうので、やっぱ飲みながらやりたいなって思いました(笑)
じゃあ、皆様からの質問やメッセージ募集しています。なんでも連絡をください。
早く飲みたいです、今日もありがとうございました。

会津若松・スマートシティについてご紹介しているnoteもあるのでチェックしてみてくださいね。

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