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#6 ダイエーの話

シルタス代表の小原です。
最近暖かくなってきて、お花見しながらビールを飲みたいなぁ〜と思っているところです。

「シルタス小原の、できれば昼からビールを飲みたい!」

番組のタイトル通り、ビールを飲みながら、ゆるーく喋っています(笑)
シルタスに興味を持っていただいた方だけでなく、ヘルスケアビジネスやスタートアップに関心がある方に向けて、配信エピソードをお届けしていきたいと思います。
毎回マニアックなビール紹介もしているので、ビール好きの方にはぜひをPodcastも合わせて聴いていただけたら嬉しいです!


本日のビール紹介

皆さん、こんばんは。早速今日のビールを紹介したいと思います。
2回連続日本のビールですね。今日はREVO BREWINGのONE IPAです。青い缶に トゥースってやっている、あの印象に残る缶です。

いただきます。
すいません、今日は2口目です。いや、3口目かも。
ちょっとフライングして、先に飲んじゃったんすけど、柑橘のがっつりした感じで、ipa好きには絶対美味しいビールかなと思います。

ダイエー知ってますか?


今日は来週クライアント僕らのシルタスを初めて導入いただいたダイエーさんがの担当者の方が、初めて僕らのオフィスに遊びに来てくれるということで、すごい楽しみにしてるんですけど、 せっかくダイエーさん来ていただくので、ダイエーのお話ができればなと思ってます。

皆さん、ダイエーいうスーパーをどこまでご存知でしょうか。
僕、今37歳なんですけれども、同世代の人であれば、多分お父さん、お母さんにつ連れてかれたことが1度ぐらいあるんじゃないかなって思う。スーパーがダイエーだと思います。

ダイエー資料館

学校法人中内学園HPより

神戸市にダイエー資料館になるものがあるんですよね。
取引始まって、お邪魔したことがあるんですけど、ダイエーの歴史を知って、超すごいスーパーじゃんっていうのを、 当時導入いただいた3年前に初めて知って、めっちゃ感動しました。
皆さんにも知っていただきたいなと思うので、今日はダイエーの話をしたいと思います。

ダイエー松下戦争


1918年3月7日、大阪の大開町で松下電気器具製作所を創立した創業の家(パナソニックHPより)

僕がダイエー資料館で1番印象に残ってる話が、ダイエー松下戦争っていう当時話題になったニュースです。
当時モノが少なかった時代なので、今と違ってメーカーの価格決定権が強かった時代でした。松下電気(今のパナソニック)は、この値段じゃないと売っちゃダメですよ。っていうのを全ての小売に対して指定をしていました。
ただ、ダイエーの創業者の中内さんは、 消費者にいかにこういろんな人に使ってもらうかってことをすごく大事にしていたので、「いや、もっと安く売りたい」と。
しかしメーカーはそれを許さない。と意見の食い違いがあったんですね。
その時どうしたかっていうと、 じゃあメーカーさんがその自分たちのもっと安くしたいっていう要望に答えてくれないんだったら、自分たちで作るわっていう。今で言うプライベートブランドを、当時はプライベートブランドっていうような概念がなかった時代に 、当時メーカーがこれぐらいの価格で売ってほしいって言ってた金額の半額ぐらいで、テレビを売り出したんですね。
まあ当然メーカー激おこっすよね、ダイエーには絶対降ろさない。みたいな感じで、実際降ろさなくなって、でも、それでもダイエーとしては、消費者のためにどんどん安いものを出していったということが、ダイエー松下戦争の象徴的な話 です。

ダイエーが沖縄に牧場を作った話

これだけにとどまらず、当時は牛肉もすごく高級品でめっちゃ高かった。
ここの美味しい牛肉を貧しい人でも、誰でも食べられるようにしたいというのが、中内さんの中にあって、 ただ当時牛肉をこう輸入するっていうことが規制がかかって輸入できないし、 安くしようとすると、権利を持ってる人たちが、許してくれなかったりとかみたいなことがある中でダイエーがどうしたかっていうと、
じゃあ、肉安くできないし、肉の輸入もできないんだったら牛輸入するわって感じで、 生きてる牛を輸入して、沖縄に牧場を作ったんです。
日本で結局安くできない牛肉を、海外から安い牛を仕入れてきて、安い牛肉を消費者に届けるみたいな、常に消費者にいいものを安く届けるかを優先して、どんな高いハードルであっても超えてくみたいなことをひたすらやり続けたのがダイエーっていうスーパーです。

ダイエーの発展

創設者の中内さん(流通科学大学HPより)

プライベートブランドも当時僕もなんか子供の頃にコーラとかオレンジジュースとか飲んだなとか 思い出はあるんすけど、セービングって、日本初のプライベートブランドの商品を作ったりだとか、とにかく新しいことをやって、消費者のためにっていうのをやり続けてきたのが、ダイエーっていうスーパーです。
今はみんなが知っているローソンとか、リクルートも一時期ダイエーグループだったし、 いろんな企業がダイエーの傘下として、発展してきたっていうのを、後から知ったんですけど、ダイエーすげえスーパーなんだなっていうのが、めっちゃ感動した。

ダイエーがシルタスのファーストペンギン

シルタスを入れていただいたのも、ダイエーのカルチャーっていうのがしっかり生きていて、まだ世の中に 導入事例もない僕らみたいなスタートアップを「いいじゃんやろうよ」って言ってくれたのも、そういう地盤があったからこそ、入れていただけたのかなと思ってます。
僕らシルタスはこれからダイエーにとって、もしくは日本のスーパーマーケットにとってなければいけないツールにまだなれてない っていうのは当然、僕らはまだまだ反省しなきゃいけないし、逆にファーストペンギンになってくれたダイエーさんに、いや、 やっぱ最初入れてよかったよねって言ってもらえるように、こう。日々サービスをブラッシュアップしていきたいなと思ってます。
ダイエーの担当者が来てくださるので、 熱い思いを伝えながら、よりいいアプリになるようなディスカッションをして、おいしいビールを飲みながら、夜を過ごせるといいなと思ってます。

エンディング

今日はこの辺りで、皆様からの質問やメッセージを募集しています。
概要欄にあるリンクから、なんでも連絡いただけると嬉しいです。
今日もおいしいビールごちそうさまです。


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