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#12 【テックリード・フルカワさん】入社インタビュー〜エンジニアのキャリアについて〜

シルタス代表の小原です。
実は体調を崩してしまいまして、、、今回のPodcastは事業開発の石川に託しました。なかなか良い話を引き出してくれて感謝です。

「シルタス小原の、できれば昼からビールを飲みたい!」

番組のタイトル通り、ビールを飲みながら、ゆるーく喋っています(笑)
シルタスに興味を持っていただいた方だけでなく、ヘルスケアビジネスやスタートアップに関心がある方に向けて、配信エピソードをお届けしていきたいと思います。
毎回マニアックなビール紹介もしているので、ビール好きの方にはぜひをPodcastも合わせて聴いていただけたら嬉しいです!

オープニング

皆さん、こんばんは。シルタス株式会社の石川です。
いつも代表の小原が喋ってるんですが、緊急入院ということでですね。
飲みすぎて体調壊したという小原らしい理由で今日お休みをいただいてるので、代わりに私、事業開発の石川が今日ホスト務めさせてもらってます。

飛ばせばいいじゃんみたいのもあるんですけど、最近テックリードとして入社したフルカワさん が来社してくれたので、このタイミングでぜひインタビューを取ろうと思って、僕がホストなって収録しています。

自己紹介

フルカワ:フルカワと申します。 今までの経歴的には、その大学で情報科学専攻していてグラフ理論っていう離散数学の分野を学んでいました。
その後sesの企業に入り、それからSierとしてクラウドベンダーみたいなところに入りリードエンジニアや社内の標準策定みたいなことをやったりしていました。
その後にスタートアップを渡たり歩いて今のシルタスに入りました。
趣味はゲームですね、ずっとゲームやってます
石川:古川氏と言えば、僕がそもそもスカウトさせてもらったんですけど、プロフィールで1番衝撃的だったのが、小学生の頃からプログラミングをやられてるということで、その辺ちょっと聞いていければなと思うんですけど、小学生からプログラミングをなんか始めたきっかけって、どういった感じだったんですか。

小学生時代からプログラミングしていたフルカワさん

世代バレPC

フルカワ:プログラミングって言っても、本当に簡単なことなんですけども、まず小学校にコンピュータールームっていうのがありまして中にあったのは、ボロボロの古いpcだったんですけども、
そこでパソコン触って、色々できるじゃんと。そこで親にねだってパソコン1台買ってもらったんですね。
当時Windows-XPの富士通のFMVのPCだったんですけど、ほんとは家族共用っていう形で買ったんですけど、僕がずっと占拠してて(笑)
当時流行ってたんで、そこでホームページ作ったりとかゲーム遊んだりとかしてました。

石川:情報みたいな教科で僕もあったんですけど、買ってもらいたくなるまでの 動機は沸かなくて。家に欲しいほどのなんか熱狂はどこからですか?
フルカワ:当時パソコンの授業があると言っても、ちょっとだけ授業やった後に、もう自由に触っていいよっていう時間があったんですよ。
ま、ほぼその時間だったんですけど、インターネットからゲームを見つけてきて、これ面白いよって紹介したら、やっぱクラス中に広まるじゃないですか。
こういうのなんか家でもやりたいなとか思ってたんで、もっと時間使ってパソコンでできる面白いゲーム探したりとかやってみたりしてました。
石川:中学校、高校までもずっとパソコンで遊ぶみたいのは継続したんですか?
フルカワ:そうですね。当時小学生とかの時に流行ってたのが、そのフラッシュっていうゲームでした。
当時ウェブのブラウザっていうのが機能少なかったんで、そのフラッシュっていうソフト使ってゲーム作る遊びがありました。
それを自分でも作りたくなって、おじいちゃんに8万円ぐらいするやつを買ってもらって、中学からずっとそれをいじり続けてました。
石川:フラッシュっていうもの使って、もう自分でゲーム作り始めたんですね。
フルカワ:そうですね。ゲームであるとか、グラフィカルなコンテンツであるとか、その映像みたいなコンテンツとか頑張って作ってました。でも、やっぱプログラミングなんで、思い通りできないんですよ。
石川:今みたいに簡単にノーコードがあるとか、そういうのが全然ない?
フルカワ:あのー、ガリガリに書くやつです。
言語専用ですね。アクションスクリプトって言うんですけど、今で言うタイプスクリプトですね。
だから、javaスクリプトにそういった現代的な機能をつけたものっていうのあるんですけども、 ただ当時今と違って勉強の情報が全然なくてですね。
当時中学生なんで繋がりもないっていうので。2チャンネルとかにいっぱい質問したんですけど、叩かれ続けて。
それで作ったゲームは、小学校の時みたいにクラスで伝えるとか、インターネット通じて、いろんな人に触ってもらうとかしてました。
インターネット通じて公開もしたんですけど、やっぱその2チャネルのそのフラッシュの専門のとこに公開すると叩かれるので、そこからゲーム専門のとこに行って、 そこで公開するとみんな褒めてくれるんですよ。僕は褒められたいので、ゲーム専門のとこだけ行ってました。
あとは友達が他にも何人かホームページ作りたい人がいたので、こういうコンテンツ入れたら、みたいな感じに一緒に作ったりとかしてました。

情報系の大学に通いながらゲーム制作

石川:大学は情報系ですよね?
フルカワ:情報系ですね
石川:大学ではどんなことやってたんですか?
フルカワ:大学では普通にコンピューターサイエンスのどっちかっていう数学寄りのことやってました。
一般的な情報系の大学と変わらないんじゃないなと思うんですけども、入った研究室が暗号化の研究室だったんですけど、ちょっと数学小難しかったんで、そこやめて、離散数学の研究室に移りました。
離散数学というのはデジタルデータのことで。普通数字ってこう0.11111……とかって連続して続いてるじゃないですか。
離散数学はデジタルデータなんで、ブツブツと消えてるんですよ。
途中で0とか1とかそういう専門的に扱う数学で、その中では特にグラフ理論ってやつあるんですけども、これ今で使われてるのが、例えばtwitterとかのそのフォロー関係はソーシャルグラフとか言うじゃないですか。
あのグラフなんですよ。
モノとモノとの繋がりって断独的続いてるわけじゃなですか、そういうのに応用できるんですよ。
僕がやってたのが当時、災害状況下でマップでの避難経路の位置を出すっていうのやってました。まあ、大学時代もゲームは作り続けてましたね。

社会人生活の始まりは「渋々」

石川:1社目SESを選んだのはどうしてですか?この流れで行くと、ゲーム会社かな。って
フルカワ:単純にあの僕は社会出たくなくて。
大学院行った後に、あの先生にごねたんですよ。社会出たくないと。
そしたら、理工学研究員っていうポスターをよって紹介してくれて、そこで1年間何もせずにいたんですけど、まあそろそろ社会に、一応出てからダメだったら帰ってくればいいって言われて、しぶしぶエントリーシート書いて、本当に適当に出して適当に入ったっていう。
石川:ほぼほぼどこでもいいやみたいな。
フルカワ:働く気がなかったんで、別に通ろうが、通らまいが、どっちでもよかったっていう感じで。
石川:通らなかったら、ごめんなさい頑張ったんだけど、通らなかったですって言おうと。(笑)
そこの会社で、SESはどのくらいいたんですか?
フルカワ:1年半ぐらいですね。
石川:どんなプロジェクトにアサインされてたんですか?
フルカワ:どっちかというと、IoTであるとか、今でいうDML系のプロジェクトにアサインされてました。
あとは、そのセンサー系のを使ったその機械学習で行動を推定するとかそういったものが多かったですね。
石川:その辺は、技術的な面とか、知識面みたいなところはあんま問題なかったですか?
フルカワ:死にそうでした、 全然知識なかったんで、死にそうなったんすけど、もまなんとかくらいついていってやってました。
石川:1年半ぐらいやってから、次のそこに転職したのはなんかどういうきっかけだったんですか。
フルカワ:このままやってたらちょっとしんどいかもなと思ったんで、転職しようと思って、twitterであの転職先探してますってやったんです。
そしたら前職のCTOさんに見つかったらしくて。

石川:しんどくなったみたいなきっかけだけど、次やる時になんかそういったSierがいいとか希望は特になく?
フルカワ:特になくですね。そうですね、深く考えて生きてなので(笑)
そこでの仕事はgoogleの技術を専門にして、androidとか、その他に言語とか使ってSierっぽくやるっていう仕事でした。
自分たちでコード化とか開発もしたりとか、あのSEだけじゃないみたいな。どっちかっていうと、元請けの専門だったんで、ちゃんとお客さんとこに入っていってヒアリングから始めたりとか、こう会社的にもやりたいことがあったりとか。社内でもやっぱ技術問題とか色々出てくるので、そのあたり解決しつつ、自分でも書いたりとか。
やっぱそのメンバー足りないとかもあったんで、僕がそのデザインまで担当したりとか、受託である都合上、その一応プロジェクトで人数が決まっているので。
人数もあんまり増やせないと。マネージャーが3つぐらい掛け持ちになったりとかっていう事情があるので、自分で頑張らないと、逆にどんどん苦しめる羽目になるなと思ったんで。
石川:もう、1人でもう3人分?
フルカワ:そうですね、やらないとね

嫌なことでも挑戦することで知識が広がる


石川:最初の会社ももうキャッチアップめちゃくちゃしんどくて、次のとこも3人分ぐらいは稼働したりとか、結構しんどい時期が働きたくないのに続いたと思うんですけど、よく離脱しなかったなって。
だからこう働き続けるとか。モチベーションみたいなのは、なんか面白さとか感じてたんですか。
フルカワ:そうですね、なんか働いてて気づいたんですけど、僕そんな好きなこととか嫌いなことある差がないなって、 元々僕、人と喋るのも嫌いだったレベルなんですけども、別に、営業さんとかのデザイナーさんと調整すんのも、別に嫌いではないなみたいになってきたりとか、
1人でコード書きたかったんだけど、みんなでワイワイやるのも別にいいなとかなって出て、なんかこう別に何もかもこだわりないんだな、やっぱり結局自分の嫌なことやった方が、新しい知識が入ってくるってわかったんですよ。
やっぱり今まで中学、高校とか伸び悩んでたのって、結局自分のやりたいことだけやってたんですよ。
ただ、会社入って色んな仕事で遠回りしてやっていくにつれて、じゃあ、自分の中学、高校のことややりたかったことって、実はこうやって遠回りすればたどり着けるっていうのも気づきました。


遠回りこそが俺の最短の道だった(「ジョジョの奇妙な冒険」の名言)

石川:やれることが広がってくこと自体はやっぱ楽しいですもんね。
フルカワ:そうですね。中学、高校の頃に独学で勉強した頃ってあんまり報われなかったんですよ。 かなり伸び悩みのやつだったんですけども色々やってきて、じゃあ結局あれがここに役立ってるんだってなると報われるじゃないですか。こう5年越し、10年越しとかで。 そういうの嬉しかったですね。

石川:スタートアップとか、渡り歩くみたいな、それはもう正社員としてですか?
フルカワ:正社員としてです。
石川:もうそれをもうちょっとあのいろいろんな業界とか、会社規模とか見てみたいみたいので、もう流浪人的な感じで回っていって、シルタスにたどり着いたんですか?
フルカワ:そうです
石川:ありきたりな質問ですけど、シルタスになんか入社を決めたきっかけみたいなところは?
フルカワ:まあ、まず、石川さんに声かけられて、ものすごい正直に言われる方だなて思って、組織内の問題とか、今技術的な課題とか集まってるどれぐらい詰まってるかとかって、ここまで言う人いないなと思ってて。
あと、やっぱそのビジネス観点から言うと、やっぱ一応シリーズC到達されてるとか。
個人的に見て、その観点がものすごくいいっていうのがあって、そこがやっぱ技術面からなんか引っかかって止まってしまってるのはもったいないなと思って。これが自分の能力生かして、なんか進められるんじゃないかなと思ったんで。
もちろん課題たくさんあるんですけども、逆に課題が多くて、ビジネス詰まってたっていう面もあるので、ここだけ解消できれば、どんどん進むんじゃないかなって実感はあります。

今後シルタスでやりたいこと

石川:こういうことシルタスでやっていきたいとか、抱負とかか、考えみたいのあったりしますか。
フルカワシルタスのエンジニアが、技術イベントに登壇できるように。
石川:いいっすね、技術系のそういったイベントって有名なのいくつかあるんですか。
フルカワ:例えば、僕が登壇したやつだとな。iOSDC Japanっていうのがあるんですよ。これが基本的にIOSの周りの技術を扱うような、 ちょっと大きめのイベントなんですけど、僕も1回リアクトネイティブの話で登談しましたしうちもリアクトネイティブなん合うかなと。
枠がいくつか種類があって、その短い枠から長い枠まであるんですけど、iOSDC Japanの場合だと、参加する場合は、一旦その概要サマリー出すんですよ。
サマリーがアクセプトされたら、登談オッケーという形になります。
他にも、小さいイベントだと、本当に登録ボタンぽちっと押したら、終わりっていうの方がいいです。

石川:小学校から、プログラミングに向き合ってる古川氏だからこそ、エンジニアとしてこれから頑張ろうとしてる人たちとかにね。向けて、なんかメッセージ等々。アドバイスありますか?
フルカワ:はい、あの、これは1つ絶対言いたいことがあって僕がプログラミングやってたころと比べると、今の必要な技術レベルって、本当に10倍とか20倍なってるんですよ。
それを新人研修で3か月とか 叩き込まれると思うんですけどもできないからっていうのは気にする必要ないです。僕らの時はjavaちょっとかけたら、もう立派なプロやったんですけども、
今って本当にプログラムかけて、インフラムを理解できて、なおかつその周のなんかこうなんか難しいコンテナとか、なんかいろんな小難しい横文字を理解できて、ようやく業務に参加して、トラブル起こして、みたいなのあると思うんですけども。
単純に量が多いだけなんで、1個1個覚えていけば、それで十分だと思います。
石川:そうね、量の多さにびびらず、諦めずに進めばそうですね。あの時、学んだことをここに活かせる、みたいな 繋がりがどんどん出てきますね。
フルカワ:そうですね、なんで嫌なことでも、とりあえずやっておくと身につくんで、やっとけばいいと思います。

石川:色々経験されてますけど、こう初めてキャリア進むんだったら、どこがいいみたいなっておすすめあるんですか。
フルカワ:個人的なおすすめは、元請けの受託やっているような会社ですね。
体系的な開発の姿勢っていうのが学べますし、そのいろんな案件こなすのでお客さんのいろんな要望とかも聞かないといけないんです。
納期とか予算とは決まってるんで、ちゃんとこういう進め方であるとか、こういった方法、こういった予算でやりつつもこういった成果出したいみたいな。
そういった工夫とかは身につくんで、非常に経験としては良いと思います。

エンディング

石川:ということで、エンジェンでキャリア悩まれた方はぜひですね。
フルカワさんと話してみたいということであれば、ホームページ等々から何かしらあの気軽に連絡いただければ、いつでもカジュアル面談受けてくれると思います。
あと絶賛エンジニア募集中ですので、入社に興味ある方も、お気軽に応募いただければとは思います。では、フルカワさんありがとうございました、
ありがとうございました。

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