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【22卒・23卒】就職氷河期とは?〜就活採用への影響〜

当記事では22卒、23卒、24卒のこれから就活を迎える学生に向けて書かれています。
本サイト(画像付き)&フルバージョンでお読みになる方はこちらから!
https://sirunavi.com/shukatsu-news-hyogaki/

2020年に入り、やってきた新型コロナウイルスの影響で学生の就活事情にも大きな変化をもたらしています。

特にこれから就活を迎える22卒、23卒、24卒の学生にとって、一番の懸念点は『就職氷河期』と言っても過言ではないでしょう。


ちゃんと就職できるのかな。。。

理想の企業に内定がもらえるかな。。。

入ってもリストラされたら怖いな。。。

そんな悩みを抱えているのではないでしょうか。

ここで『そんなことはありません!』と言ってあげたいところです。

しかし、就活氷河期はやってくる可能性が大きいです。

ただ、それと同時に乗り越える方法もあります。

それは『誰よりも早く行動を起こすこと

当記事では、就職氷河期とは何かについて解説した後、これからどう言った背景で就職氷河期が進み、実際に就活にどのような影響を与えていくのかについて解説していきます。

その内容を踏まえた上で、その就職氷河期を乗り終えるためにできることは何か考えていきます。

就職氷河期とは?

就職氷河期の歴史

そもそも就職氷河期とはなんなのだろうか?

就職氷河期とは

日本のバブル経済崩壊後、大規模な就職難が社会問題となった時期。時に、平成5年(1993)ごろから平成17年(2005)ごろまでを指す。長期的な景気の冷え込みを氷河期に例えたもの。

とされています。

高校生時代に、または親世代に教えてもらって生まれる前の若者でもバブル世代のことは耳にしたことがあると思います。

そんな好景気は天井を叩きバブルが崩壊すると日本は不景気に陥りました。

そんな1990年代を『失われた10年』と呼びます。

また、この不景気時代に社会に出ようとした世代を失われた世代『ロストジェネレーション』と呼びます。

この世代は不景気による就職難民となった人が多く、引きこもり(ニート)や非正規雇用の社員、派遣労働者などが多くいます。

優秀だとされた学生は囲われる一方で、新卒の教育費にはコストがかかるため、採用倍率が上がり内定が数十社回ってもでないような状況に陥りました。

就活に影響する経済停滞

次に現在の日本における経済の動向を見ていきましょう。

経済停滞原因① : 消費税増税

昨年10月に消費税が8%から10%に引き上げられ、更に同時に観測史上最大級の台風が首都圏に直撃したため、消費が落ち込み経済が打撃を受けました。

増税には、商品の値上がりによる消費意欲低下や増税前に安く買おうと消費が進んだために増税後の消費が落ち込んだなどの影響をもたらしました。

日経新聞『19年10~12月の消費支出4.7%減 増税反動は持ち直し』(2020/2/7)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55367120X00C20A2EAF000/?n_cid=SPTMG002

経済停滞原因② : コロナショック

そして現在引き起こっている『新型コロナウイルス』による経済停滞。

このウイルスは、ヒト・モノ・カネの動きを全て滞らせてしまいました。

その結果経済は大きな打撃を受けています。

例えば、エンタメ業界はイベントを自粛、飲食やアパレル店には人がいなくなり、観光客が人気スポットから姿を消しました。

この影響で多くの企業が雇用に限界を迎え、失業者を多く出すことになると考えられます。

経済停滞原因③ : 五輪不況

オリンピックの後には不況がやってくる。

実際に前回の東京オリンピックの後も不況がきています。

更に日本だけではなく、アテネ、北京、リオなど五輪を行った開催国は開催後に不況に。

その理由としては、開催前には新国立競技場をはじめとした建築・インフラに巨額の投資をすることが挙げられます。

その一方で、開催後はそれらを維持・管理しなくてはいけません。

誰が新国立競技場を使い、選手村の建物には誰が住むのか。

また、消費も五輪のような華やかなイベントでは財布の紐が緩くなり需要が増えます。

それに伴って供給も増えますが、五輪後反動で需要が減り、在庫が残ってしまう事態が発生します。

そのような原因から五輪不況がくると考えられるでしょう。

氷河期下の就活の予測

では、上記を踏まえた上で、今後の就活はどのような問題に直面するのでしょうか。

企業は『消費落ち込み』『コロナ禍』『五輪不況』によって

守りの姿勢
人件費削減
倒産

などの状況に追い込まれる可能性があると予測することができます。

新規事業には手を出さず、企業を維持するために守り耐え抜く中で、人件費を抑えるリストラや採用枠の見直し、または今回の不況に耐えられず倒産する企業も多く存在することになるでしょう。

その中での『就活』とは

守りで狭まった採用枠を勝ち取る
企業をしっかりと見定める
勝ち取れなくてもどうにかする

そんな力が必要になってくる就活であると考えらえます。

この3点について以下で詳しく解説していきます。

就職氷河期を乗り切るためにやるべきこと

『就職氷河期とは?』の章では、就職氷河期の歴史と、現在の現在状況が今後の就活に与えうる可能性について解説しました。

この章では、『就職氷河期』が来る可能性を理解した上で、『どう対策をすればいいのか』について解説していきます!

やるべきこと① : 情報収集を習慣化する

『情報収集』を怠らずに行いましょう。

大学生になると、なかなか新聞を読んでいるような友達がいないと読む機会がないかもしれません。

しかし、経済が凄まじいスピードで変化する中で、常に情報に敏感になり先手先手で行動することは極めて重要になります。

学生であれば、『NewsPicks』や『日経新聞』といった情報媒体が学割によって財布に優しい値段で使うことができます。

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そんな小さな一歩でも、毎日目を通していくと自然に慣れていくものです。

ぜひ、情報に触れてみてください。

就活にももちろん効果的です。

市場の状態からどんな業界がこれから伸びていくのか見えてくる
自分が関わりたいと思える新しいサービスに出会えるかもしれない
時事ニュースは面接で聞かれる
以上の点でも、日頃から情報に触れることは損ではありません!

やるべきこと② : 先手先手の就活

就職ができないかもしれない不安。

つまり、その不安を解消するのは『就職内定』です。

しかし、『絶対内定!』なんていうことはできません。

できるのは、内定の『可能性』をあげることだけ。

そのためには何をすればいいか。

結論を言ってしまえば『周りより先に動き出すこと』です。

大学生の9割ほどは遊んで暮らします。

よく聞く『人生の夏休み』です。

彼らは情報にも興味ないので、今経済がどういった状態かも興味はないでしょう。

そんな中、今この記事を読んでいます。

少なくとも『このままではいけない』そう考えただけで一歩リードしているはずです。

『就活』について理解し、更にもう一歩踏み出すために【2022年卒、2023年卒必見就活とは?】 を合わせてお読み頂くことをおすすめします!

やるべきこと③ : スキルを身につける

就職は怖い。

ただ、就職しなくても『自分で稼げる』状態にしておくだけで気が楽になります。

例えば、

プログラミング
 : 【大学生】プログラミングスクールは必要なのか?〜大学生 x PC〜
広告
 : 大学生のブログが就活で活きる理由【サイトとは何か編】
など、学生の中には遊んでいる人もいれば、起業や業務委託といった形で自分の力で稼いだり、長期インターンで社員に近い形で仕事をしている人がいます。

大学生には4年間の十分な時間があるので、焦らず何か1つに挑戦してみることから始めてみましょう!

就活の頃には自信がついているでしょう。

まとめ : 就職氷河期を乗り越えるには早めに準備を

いかがでしたでしょうか?

就職氷河期が『こない』こともあるかもしれません。

でも、万全の準備をしておくことは何かがあった時に活きてきますし、そうでなくてもその努力は必ずその後のキャリアに活きてくるでしょう。

情報収集を毎日少しでも継続することで、経済の先を読み先手先手で行動しながら、就活の準備や自分のスキルアップのために努力を積み重ねていきましょう!!!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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