見出し画像

揺らぐ決意

先日1周期お休みをすると決めたものの、
やはり年内に移植をして白黒はっきりさせてしまいたいという思いが勝り、移植③に進むことに。


D2のホルモン値は良好で、期待したものの…
D13での内膜厚は5.5mm。
結局、薄すぎて移植が中止に。

(ああ、結局重い腰を上げて病院へ通ってもこの仕打ちかぁ)

クリニックからの帰り道、フードとマスクで顔を隠し、泣きながら帰った。


雪国の冬。重装備でも誰にも怪しまれない。
思い切り顔を隠して、号泣した。



体外受精の移植周期、ホルモン治療で出される薬の一種に「プロギノーバ」という薬がある。

通常子宮内膜を厚くするために使われる薬だそうだが、それをD2から継続して飲んでいた。
なのにこの薄さ。

しかもこの薬、飲むととんでもなく暗い気分になる。
私は抗うつ薬ならぬ、"うつ薬"と呼んでいる。


体に異物を入れ続けているこの状況がとにかくしんどいし、早く脱したいと思っていた。


だから、移植中止と言われ安心した自分もいた。
しかし中止を言い渡されたその日、
医師から「このままプロギノーバを2週間続けて、生理がきたら飲むのをやめてください」

と言われた。


中止なのにプロギノーバを飲み続けるのはなぜ?と一瞬思ったが、言われたその瞬間はさほど疑問にも思わなかったため、素直にその言葉をうけとった。



そして5日後の今日、少量の出血。
明らかに自分の体が、ホルモンがおかしくなっているのを感じる。


オンラインで産婦人科医に相談できるサービスでセカンドオピニオンを仰いでみた。

そこで産婦人科医から、「普通は子宮内膜を厚くされるためのお薬なので、中止であれば出さないはずですが…一度医師に相談してみては?」
と言われる。


やっぱり直感は正しかった。
だけど、医師に聞くのも疲れる。


自己判断で服用をやめて生理を待つことにした。
良くないことかもしれない。
けど、何か病気の治療をしているわけではないから…
もちろん何か問題が起きても自己責任。


今はとにかく体に異物を入れたくない。
ただそれだけ。体を休める。



その後漢方薬局に相談に行ってみた。
今は体質改善に力を入れたい。
薬は…治療は、当分お休みしたい。
雪が溶けたら、また考えよう。



see ya

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?