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「うわあ~、本当に砂がいっぱいあって、お水が動いている~!」 カノープスは、腰を抜かさ…
砂浜で転がったり、波と追いかけっこをしているうちに、陽が暮れました。 「どこかで泊まっ…
「地元のうさぎさんがそう言うなら、見たいな」 カノープスの答えに、短毛のウサギはにっこ…
「ほら、見てごらん」 月兎のドルチェに示されたのは、海でした。 子供を乗せた黒白の大きな…
夜なのに、辺りがほんのり明るくなってきました。 他のシャチも泳いできます。 天へ昇るシャ…
海の精霊と遊んでいたシャチが海から飛び出し、そのまま夜の空へゆっくりと泳ぎながら飛んで…
夜空の中を、海を通り越し、草原や森の上へとシャチは泳ぐように進み、やがて夜空にシャチの姿が溶けるて一体化しました。 そして、シャチは新しい小さな星になったのです。
カノープスは大きく目を見開き、すべてを見届けてから、はっとしました。 もうドルチェも海…