スローに踊るだけ

好きな人ができた。
恐らく恋愛的な意味で好きな人だ。
暫く好きな人がいなかったから、生きる希望みたいなものを生み出せずに低飛行で生きていた。
好きな人は、すごい。
好きな人に会うためなら午前中から活動できるし、4日連続で外出できる。しかも、体調も明らかにいい。眠気も飛ぶ。
好きな人のパワーはとんでもなく大きなパワーだ。

誰を好きになったかだが、
福祉事業所の男性職員さんを好きになった。好きになったと言うより好きになってしまった。
以前、私はTwitterで「福祉施設の職員を好きになってどうこうなろうなんて馬鹿げている」みたいなことを書いた。
そんなこと書いておきながら自分が職員を好きになるなんて、本当の馬鹿野郎じゃないかと野次が飛んできそうだが、もう少し聞いてほしい。
私は最初からどうこうなろうなんて思っていない。この恋で報われようなんて思っていないのだ。
左手の薬指にはシルバーのリングがはめられていた、嫌でもシルバーと目が合ってしまう。

叶うはずのない片思いは割と楽しい。
最初の方に書いたが好きな人が存在するだけで謎のパワーが湧いてくる。
自分が相手に恋していると気づいたのは、一昨日(6/4)の夜なのだけど、この恋に気づいてから直接相手に会うことができていない。何故か事業所に行ってもいないのだ。もしかして、彼はもとから存在などしていなくて私だけに見える天使だったのかもしれない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?