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人の嫌がることを言ってはいけない

人の嫌がることを言ってはいけない。どうしてこんな簡単なことを守れない人間が沢山いるのだろうと不思議に思う。
簡単に言葉で人を傷つける人が多くいる。職場、学校、家庭など、あらゆるところにそういう悪意を持った人がいる。
悪意を持っているわけではないが、人を傷つけてしまう場合もあるだろう。そうではなくて、意図して相手を傷つけようとする人の気持ちがわからない(わかりたくもないが)
これを言ったら、相手が不快になるとわかっていて、その言葉を相手に向けて何になるのだろう。言われた側の気持ちはわかる。言った側に何かいいことがあるのだろうか。

私の想像の範囲内で書くが、言った側のメリットと言えば、不満に思っていたことを言葉にしてぶつけた満足感だろうか。何だか、違う気がする。
不満に思っていて、相手に変わってほしいのなら、別の言い方がある。例えば、本当に相手が間違っていてこちらに迷惑をかけるようなことをしているのなら「こういうことをすると私の(あるいは多数の)迷惑になるから控えてほしい」と説明すればいいだけだ。わかってもらえないこともあるだろうけど、こういうことから始めてみるのはいいと思う。せっかく、人間には言葉があるのだから。
誰にも迷惑をかけていないのに、暴力的な言葉で傷つけられる人がいる。私も傷つけられたことのある一人だ。

多分、一方的に相手を傷つける人達は、何かを伝えたいのではなく、相手を傷つけることにメリットを感じているのだろう。メリットと言うか優越感に似た何かを感じているのだと思う。相手が傷つき悲しむ姿を見て、自分の方が相手より上の立場にいると勘違いしているのかもしれない。相手が自分の言葉に怖気づいて反撃できないのを弱っているのを見て、相手をひれ伏したような気持ちにでもなっているのかもしれない。
もしくは、傷つき戸惑う相手を見て快感を覚えているのかもしれない。
集団で悪口を言うことで偽の一体感を感じている人たちもいそうだ。いじめは、複数の人間が個人にすることが多い気がする。
相手を傷つけて得る優越感や快感や一体感を求める人の気持ちなんて私にはわからない、わかりたくもない。

誰かに言葉で傷つけられている人は、きっと悪くない。もし、仮に悪いことをしていたり迷惑をかけていたりしても、傷つけない言葉であなたに伝えることだってできるのだから。何もしていないのに、自分でもどうすることもできないことを責められたり攻撃されているのなら、それをわかってやっている。
そんな人の言葉で、自分も自分を傷つけてはいけない。そんな人の言葉に耳を傾けたり同調してはいけない。反論することができなくても、自分を認めて守ることを忘れないように。誰かに助けを求めることも大切だと思う。

もしかしたら、追記または同じような内容で文章を今後書くかもしれないが、今回はこの辺で。

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