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はじめまして

こんばんは、今日も一日お疲れ様でした。
と、言いつつ私は本日お仕事はおやすみでした。

のんびりするぞと意気込み昨夜
布団についたはいいものの、暑くてなかなか寝付けない。最近そんなんばっかり。
布団の上をゴロゴロ転がりながら、冷たいところを探すそんな時間が続く。
そういえば、その前の日もその前の日も同じような夜をすごしたなと思い返す夏の夜。

あーあこのまま寝られないのかなと見やる時計。
今にも日付が超えそうなそんな時間。

「あーあ」
思わず出る声。
布団に入ってから気付けば1時間はすぎている。
特に来てもいないメッセージを確認をするために開くスマホ。

ぴかー。
と、目潰しでもするんかという程のスマホの明るい画面にびっくりする瞳孔。目がしばしばする。
暗い部屋でスマホをいじると目が悪くなるよ。は、事実ではないかと思うほどこうこうとその小さい画面を持ち主である私に自己主張をしてくる。

メッセージが来ている訳ではなく、意味なく開いたスマホに無駄にHPを持っていかれた気分。

暑くて眠れないという季節限定の暴力にやられながらまたゴロゴロと布団の上を転げ回る。

働いてる時や休日の昼間なんて眠くて眠くて仕方ないのに、寝たい時に眠れないだなんて私の体は不誠実だなと自分の身体機能に愚痴をこぼし始めた。
そんなことをいっても眠くなるわけでもなく、考えれば考えるほど目は冴えていく。
もうギンギン、バキバキに目が開いている。なんなら100m走を喜んで走り抜けるだけの体力があった。
なぜそんなに体力が有り余っているのか検討もつかない。
次の日は休みで、お米を精米しに行くというミッションがあるのに、精米所までの道のりは長いし、米は重いし、精米所の室内は暑いしで尚更体力のいる作業が待っているのだ。
睡眠くらい操れるだけの能力を備わっていて欲しい。

眠れない場合はどうしたものかと天井をぼんやりと眺めながらあることに思いつく。

羊を数えたらいいのでは?

それが良いかもしれない。1匹2匹と数えていけば段々と眠気が襲ってくるのではないだろうか。我ながら名案。

と、思いつき頭の中で羊が1匹、羊が2匹、羊が3匹....と数えていく。

ここで邪念が出てくる。

あれ?そもそも羊って匹っていう数え方であっているのか?
あれ?数えるとき、羊って日本語じゃなくて英語のsheepで数えていくんだっけ?というか何匹まで数えたら眠くなるのかな。うーむ

おやおやおやー?邪念が次から次へと出てきているぞ。大丈夫か?

0時を指していた時計は気づけば1時を示している。
また無駄に時間を過ごしてしまった。夜は長いしいつまでも暗いままだ。

私はいつになったら睡眠という夢の国へ飛び立つことができるのだろうか。このまま朝まで眠れないのかな。そんななの嫌だな。朝早く起きて、朝の散歩をしたいんだ。休日だからって昼まで寝ていたくないんだ。しかし、眠れない。

眠れない

眠れない

眠れない



葛藤の末寝落ちた次の朝、時計が示す針は12時を指していた。
昨晩も見たなこんな光景。

私の安眠生活はやってくるのか、私の人生に幸あれ。


おわり

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