ICT×レーダーチャートで道徳授業をしてみよう!
はじめに
「道徳の授業が難しい!」
「道徳の授業が面白くない!」
「道徳の・・・」
はい。例によってSNSにて、このような声が聞こえてきました。
本日は、そこを打開するために、一風変わった方法をご紹介したいと思います。
この方法を使えば授業が劇的に授業が変わる!(はず)
なお、最後まで読んでくださった方には、
すぐに使えるダウンロード特典がありますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
レーダーチャートとは?
みなさんは、レーダーチャートというものを聞いたことがあるでしょうか。
RPGのゲームなんかでステータス確認ボタンを押したら出てくるあれですよ。
攻撃力、防御力、素早さ、体力、魔力なんかのステータスを5角形で表したやすです。
ストリートファイター5のリュウの能力はこんな感じらしいです。
平均的だけど、技数が少ないのが気になりますね・・・
と、まぁ一目でキャラクターの特徴や強さがわかるのがレーダーチャートのいいところですよね。
これをICTを使って、道徳の時間にやってしまおうよというのが今回の提案です。
ちなみに、レーダーチャートそのものは、園田学園女子大学の荊木聡先生がやっておられたものを参考にしています。(セミナーで拝見して以降、文献を探したのですが文献は見当たらず)
道徳でやるには
さて、道徳でレーダーチャートを使うにはどのように使えばよいでしょうか。
実はめちゃくちゃ簡単に使うことができます。
まず、教材ですが、「主人公が何かしらを達成する」「主人公が何かしらの迷いを抱える」といった教材がふさわしいと思っています。
「主人公が何かしらを達成する」教材の場合は、
「どんな思い(あるいは理由、要素)があったから達成できたのでしょうか」
として、思いの強さをレーダーチャートで表していきます。
「主人公が何かしらの迷いを抱える」教材では、
「主人公にはどんな迷いがあったでしょうか」
として、思いの強さをレーダーチャートで表していきます。
私は「よわむし太郎」の教材で、このレーダーチャートを使ってみることにしました。
発問「よわむし太郎は、なぜ殿様の前に立ちはだかることができたのでしょうか」
まずは、全体で問いかけて、キーワードで答えてもらいます。
出てきた答えとしては、
「鳥の命」「子ども」「やさしさ」「勇気」「おもいやり」「人のため」
「意思」「負けたくない」「善と悪を見分けられる」「よわむし」「心の強さ」
「見てみぬふりしない」・・・等がありました。
この中から個人で5つ選んで、レーダーチャートにしていきます。
(もちろん、自分でオリジナルで考えてもOKです)
用意していたレーダーチャートの型が5つなので、選ぶのも5つとしましたが、
慣れてきたら、自分で個数を変えてもいいと思います。
そうして完成したレーダーチャートが以下のようなものになります。
このレーダーチャートをもとに交流をしていきます。
交流が面白くて、子どもによってレーダーチャートの形は千差万別。
「なぜ、この形になったのか」というところに子どもたちの思いが乗っかってきます。
もうお気づきでしょうか。
これは道徳的所様相のうちの「道徳的判断力」を養う授業にピッタリだと思うのです。
だってね。どの価値基準を大切にしたから判断できたかということを子どもたちは考えることになりますからね。
どんな感じの授業になったかということを、もっと詳しく知りたい方は以下のリンクに実践をあげてもらっていますので、ご覧ください。
日本文教出版のICT活用実践事例集です。
↓↓↓↓↓
https://www.nichibun-g.co.jp/library/ict-e/ict-e_sp.pdf
↑↑↑↑↑
こちら、他の方の実践事例も無料で読めるので、超オススメです!!
(他の方のやつは、他の教科の実践事例です)
おわりに
お待たせしました!
冒頭でお約束していたようにダウンロード資料を置いておきます。
ロイロノートで作成したものをPDF化したデータとなります。
ロイロノートで使うとやりやすいと思っていますが、その他情報を共有できるアプリだったら、PDFデータのためどのアプリでも使うことが可能です。
いかがだったでしょうか。
こんな感じで道徳の授業を展開していったら、いつもと少々違う展開を楽しめそうな気がしてきましたでしょうか?
ファイルをダウンロードされた方は、ポチッといいねを押していただけたり、SNSなどでこの記事を拡散していただけたら、嬉しすぎて泣きます。
それでは、皆様の道徳授業が楽しくなることを願いつつ、この辺でお別れとしましょう。See you next time!
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