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経験値と経験知


経験値が増える とか 経験値を上げ

とか、よく使う言葉です

広辞苑によると

「経験知」とは、体験の良質な部分

がいわば結晶化したものであり、

形式知を経由しないで、

それ自身で答えを出すことができる、

独立した”知”の様式である

     という事らしい

私が個人的に 感じるのは、

経験値は 社会人になって就職した

結婚して、出産して子育てした、

という 多くの人が 体験するで

あろう出来事を 経験した事の知識。

だから、経験値は「足し算」。


一方 経験知は

社会人になって就職した 

結婚して、出産して子育てした

という 大筋は同じ。

でも、その出来事に、躓き

悪戦苦闘した末に、結果としては

良い結果が得られた。

そして、似たような状況に陥った場合

に、経験則として応用して

肉付けしたり、削ぎ落としたりして

より良い結果を導き出す方程式の

ような智慧が身に付いていること。

それが、知識を経由せずに

勘や直感として ピッ と現れる。

だから、「経験知」は掛け算。

上手いこといけば、それは

2乗にも3乗にもなる可能性もある。


そして 経験は蓄積されて 脳の中で

ファイルに保存されて

また いざと、いう時に思い出し

思考と作業のワンセットに組み込まれ

る。

自分が試してみないと

分からない。  ということを

経験で知っているから、

例えば 分かりやすくいうと

洗濯で一番 においが取れる

のは、コレとコレとコレを

組み合わせて使ったら、1番効果があっ

た、とか。その時に 自分にとって

最良で最適な方法を編み出す。

時期や状況が変われば、

また 試して最良な結果を編み出す。

地味で忍耐力もいる 作業だけど、

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