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#徒然
点描-枯山水ライク :『うつらうつら移りける辞』#13
タイトル的な単語が出てくると白紙の上に写真のレイヤーを乗せた直後みたいにピースが落ちていくのは面白い 続けられるかはわからん
とてもとても体幹のない自己世界だなぁと今まで虐げられたと感じた過去の記憶よりも鮮明に自己を嘲りつつ、無常の滝が精神の中に流れているのだろうと肯定しつつ生きていくことや行動の中に求められるステートメントを内省することを3日に1回くらいは行なっている
今回はざっくりといえ
『うつらうつら移りける辞』#10
今日という日もなだらかに平行線の裏側へ
ゆるゆると初めてから10回になった 少ないなぁ
自分が何を考えているか その時何を肌が受け取ってどんな辞とか音にコンバートされていくんだろうとする時間や機会を設けてみたはいい
あんまり考えていないのかなぁと思ってしまった 1つの拙いながらの矜恃が突き刺されて流れた液体を零すまじと無力に口を尖らせている
保存されると思ってそっとしまって置いた空箱
『うつらうつら移りける辞』#9
完全な余白を捻出して呼吸を整えると心地がいい
久しぶりのnoteになってしまった ネタ切れとかそういうんじゃないんだけど
今回は午前中に書いている 朝に起きて活動するのはここ1ヶ月はできていなかった気がする 起きれん
昨年末頃にいただいた茶器セットが本当に重宝している ありがとう
うつらにお湯を沸かして,抹茶を入れて,畳なんてないからヨガマットだけど,正座をして立てて飲む(茶道は嗜
『うつらうつら移りける辞』#8
個々の意識に投げかける「自粛」が通念になっている中で息をこらして外に出た
東京だからなのかもしれないが. 人間の質量が減っているから他の物体への意識が研ぎ澄まされていて心地いい.
輪郭を掴んでいられる 改めて情報量の多い世界だなぁ ここに人が往来しているエネルギーが加わってしまうと胃もたれするほどの混沌が作り上げられる ごった返したアートは大好きだが,その中で生きるにはただならぬ忍耐か
『うつらうつら移りける辞』#7
目の下に影を落としながら自己を見つめて風の音に煩う
多数の人が新しい環境になっていく時に桜が咲いている意義は一体なんだったんだろう 美しいことにそれ以上のコンテクストをむやみやたらに見出しすぎていたのかなぁと悲しくなりながら先月の写真を見返している
日常で見慣れる景色が変わっていく度にレイヤーが折り重なっていく 幼く純朴で淀みのない感性が埋没していき,社会性という角質を纏うようになって
『うつらうつら移りける辞』#6
薄く肌に触れ続けていたような冷たさが踵を返した
桜が咲いていたという事実すらどこか懐かしく感じてしまう 暗中模索の状態で弦の張りを整えていたような4月だった
コロナ疲れがインテリアの空気に融け込みつつあることをいまだに本能的にしか知覚出来ていない あと7日分くらいは精魂尽きるくらいに頭を回さないとそのフェーズに移れない気がしている
今シーズンは水の粒の群れがニューノーマルの知らせを運
『うつらうつら移りける辞』#5
辞と向き合うように意識しすぎていたので、日記くらいに肩の力を抜いて書くようにしていこうと思った近頃 向き合うことは怠らずに
朝一番の地下鉄で帰路に着いた 人の流れが途切れている空間に出会わなかったウィズコロナの世界
無機質さを纏った銀座線渋谷駅を初めて幾何学的で美しいのかと肌で感じられたことがまたとない出会い 新しくなって以来、冷たさだけしか受け取ることが出来なかった精神状態にいたん
『うつらうつら移りける辞』#4
詩のように辞と向き合う感性が徐々に喪失しつつある
個人の中の年輪が中抜けになってしまった 腐敗してしまったという方が近いかもしれない
時が眼前をさらい続けて、「持たざる」感覚だけがただ寂寥と散っている
しかしながら、その色だけが色褪せることなく己の中では息吹いていて、濁流と化している 川岸に立ち尽くして、その流れが水底を食い、時として遠くで物、人を貪っている様子を眺めていることしか許