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愛着障害による死に至る病の続き

初っ端から私事にはなりますが、過去小学生の時にいじめを受けていました。
そしていじめを親に相談しても、父からお前が弱いからだとよく言われたものですが、それに反して母は、解決はしてくれなかったものの私に愛情を注いでくれていました。
中学生になってからはいじめはなかったんですが、先輩から暴力を振るわれたりしたので、実質的にいじめというか、相当殺伐とした人生を歩んできています。
私は今年25歳なんですが、同い年どころか、一回り違う人たちと比べたとしても、先輩の暴力を受けて育っていった人たちは少数ではないでしょうか
高校は特に大丈夫でしたが、大学ではサークルの裏切りがあってストレスで体がおかしくなった時期もありました。
こういう風に昔を振り返ってみると、母の存在が無ければ私はとっくに自殺していたと確信しています。
もちろん、何回か高所に向かって飛び降りようと思ったりしたんですが、思いとどまったのは母の愛情なんだったのかな、と今回動画で紹介した本を読んでいって思っていた次第です。
ただ勘違いしないでほしいのが、父を恨んでいるわけでもありません。父の過去を見ると私以上に壮絶だったので、こういう教育になってしまうのはわかりますし、自分の理解の及ばない考えを持つことは私だって難しいです。
そしてできる限り平成の教育をしていこうという気概も、今思えば感じられました。
父は私に暴力をふるったことはないですし、頑固おやじといえば頑固おやじですが、それでも愛してくれたと確信しています。
ただ、当時子供だった私にはそれが分かるはずもないですし、どれだけ改善できたとしても、結果的に子供を不幸にさせてしまうのはよくありません。

私は母の愛情があったため運よく絶望を潜り抜けたから今生きていますが、不幸にも自殺してしまった人、そして絶望して生きる意味がなくなった人たちに向けて、そしてその人たちこそ愛着生涯を知るべきなのかもしれません。

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