30歳、歯列矯正の決意で気付いたこと

30歳。

20代ブランドとは、おさらばしたものの、30代の初心者です。

30代っておばさん♡なんて思っていた高校生時代。

全然だよ♡と伝えたい。中身は恥ずかしいほど子供で、どうやったら大人になれるの?と聞きたいくらい。

けれど、気持ちとは裏腹に現実は突きつける。

歯医者さんに矯正の話を聞きに行くと、見た目とは関係なく細胞は歳をとってしまって、歯の動きや回復も悪く時間がかかってしまう可能性がある、そう言われた。

そうだよね〜30年間、急成長したり、オールで寝なかったり、食生活気にしたりするようなったのなんて最近だわ。身体ってすごいわ。しょうがないね!納得。と心で呟いた。

と、同時に自分の身体と向き合う時がきた、と感じた。。。


時を戻して、歯列矯正を考え出したきっかけを。

実は、歯並びは一般的にみてそれほど悪くない。

歯が小さめで、笑うと歯茎がこんにちは!するので、中学生くらいの時に出っ歯と男子から言われたけど、あまり気にしていなかった。

笑い方も変わったのか、そんなに気にすることもなく過ごしていた。と言うか、気にしないようにしていた。

しかしながら、歯列矯正には憧れがり、あのギンギラがめちゃくちゃ可愛いと思っていた。男女共に友人がしているのをみては、可愛いねぇ!!と観察させてもらっていた。見た目が素直に、、、可愛い。笑

特に海外だと、カラーゴムの矯正があるとのことで、子供ながらに大人になって歯並び変だったらしようと思っていた。

費用が100万円と聞くまでは。

画像1

子供ながらに無理だわ。と、ただの憧れとなったのでした。

月日は流れ、30歳 大忙しの仕事が入り、納期あと一週間と言う鬼気迫る中その日はやってきた。

そう、突然歯が痛くなって、食えず、寝れずの日が3日ほど続いたのです!

はい、虫歯〜と思って薬飲むも、全く効かず、常にうがいをして3分ほどは痛みが取れるものの、その後また痛みだすと言う苦しみから、常に口に水を含むことに。。3日目には、水を含みながら寝てしまって、溺れそうになるという体験もした。笑

やっと、土日も終わり、仕事も終わりが見えたので神頼みのような気持ちで歯医者へ。

早く治療してもらって、痛みとってもらお〜!歯を抜いても結構!と言う気持ちでいくも、虫歯ではなかった。

ちょっと気づいていたけど、なんか歯が移動していて、そのせいで噛み合わせがおかしくなっている、と言う。今日は、噛み合わせがよくなるように少し歯を削るしかないと言われ、痛みはすぐに取れないとわかり、帰り道号泣。

3日は耐えられたけど、これ以上耐えられない!!希望がない!!!!と夫にわめき散らし、痛みの苦痛はこんなにも生きる希望をなくすものなのか、、と感じたのでした。

夫は優しいので、今できることを尽くそう!と、薬局へ駆け込み、薬剤師さんに一番効く痛み止めと、二番目に効く痛み止めください!!と、厳選された薬を買ってくれた。笑

超絶痛い時に、痛み止め飲んだけど効かなかったから諦めていたけど、その薬が徐々に効き、久しぶりの飯と睡眠に幸福感とありがたみでこれまた、泣けてきたのでした!(歯医者さん、薬剤師さん、夫に感謝!)

痛みが引いて冷静に考えると、噛み合わせがおかしいって何事?と思って鏡をみてみた。そして、過去の写真と比較。

!!!!あれ、歯出てきてる気がする!!!!!

親知らずを抜いていなかったのもあり、押し出されておかしくなったのか?とか、色々考えて再度検診に歯医者へ。

その自己分析を先生に伝えると、親知らずかはわからんが、あごも小さいので徐々にズレていったのでは?とのこと。

別の歯医者でも、親知らずは綺麗に生えてるので特に抜かなくて良いとのことだったので丁寧に磨いて終わり!てな感じでほったらかしにしていた。

まさかここにきて、、、

と思いつつ、どうしたらいいか聞くと、

①このまま痛くなったら削っていく

②噛み合わせを整えるか

とのこと。

鉛筆のように、出てきては削る(いつかはなくなる、しかも親知らずだけじゃなく、健康な歯も)と言うのは痛みを経験したばかりの私には、もうやだ!無理!と言う感じだったし、どうせなら噛み合わせをバッチリにするために矯正しよう!となったわけです。

まさか、見た目ではなく、噛み合わせ問題で矯正になるとは思っていなかった。。

多額の支払いが必要になるので、夫に相談した。

子供を考えていないわけではないので、このお金があるなら貯金しときたいなとか、考えちゃって。

しかし、したいの?したいなら賛成!と一言。

夫曰く、私は自分のしたいことを後回しにする癖があるらしい。そして、私が自分の笑顔を良く思っていないことがバレていた。

写真はいつも口を閉じ、笑う時も気にしてる感じするよ?とのこと。

確かにそう。笑うことは好きだけど、自分の笑顔は良く思っていないから、あまり見ないようにしていた。

気にしない、ようにしていた。。

改めて、自分のことを真っ正面から考えると、やっぱ子供の頃に言われた出っ歯、気にしてるわ!と気付かされた。

大人になると、気にしてても、気にしない〝ふり〟が得意になる。

だけど、私は弱いので、どこかで身体に出たり、心が荒む。

もっと素直になった方がいい、そう付き合ったころから言われていたことを思いだす。



矯正、心からやりたい。

みためも綺麗になって、思いっきり笑いたいわ!

と、夫に改めて宣言して、歯医者さんの契約書にもサインした。



自分の身体と向き合うこと。

それは、内側からも、外側からも自分を見ること、そんな風に感じた。

歯の移植(すごいパワーワード!)もすることになるのだが、それはまた次回に。

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