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2020年12月27日の話

27年前の今日。

日本列島の片隅で生まれた命がたくさんあった。

1年前の今日。

26年目を迎えたその命のひとつが歌っていた。
その歌に涙を流した、どうしようもないオタクがいた。わたしのことだ。

そして今年の今日。
27年目の今日。

日本列島の片隅から、粛々と、勝手に命を救われたオタクが、勝手に命を救ってくれた推しの話をしようと思う。

***

ついにこの時が来た。
今から、本日27歳のお誕生日を迎えた岡田龍太郎さんの話をする。

今まで色々な推しコンテンツのnoteを書いてきたけれど、現在一番推しているはずの岡田さんについてほとんど触れてこなかった理由は、お誕生日に全力でnoteを書きたかったがためである。
どうか最後までお付き合いいただきたい。

とはいえ、たかだが推し始めて1年のいっぱしの人間が今をときめく若手俳優について(己の感情を込めて)つらつらと経歴やら何やらを申し上げるのはあまりにも恐れ多いので、そういう話は割愛する。
(詳しくは事務所のページを見て欲しい↓
http://kdash.jp/kdash/profile/archives/34

それでは、勝手に命救われただけのオタクが何の話をするのか。

1年前のあの日に命を救われてから、わたしの日常は岡田龍太郎さんと、岡田龍太郎さんのYouTubeチャンネル『りゅうちゅーぶ』と共にあった。

見ていない動画はない。本当にない。
すべての動画と配信アーカイブに再生済みの赤いバーが敷かれている。
誇らしくもちょっと引いた。いややっぱり誇らしい。

そういうわけで、今回は2020年投稿動画の中でわたしが特に好きな動画をピックアップしてご紹介させていただきたいと思う。
ライブ配信は(どの回がいい!とかではなく配信ごとにぶっ通しで見てこそ得られる感情と物語があるという意味で)敢えて割愛。

なお、すべての解説はあくまでわたしの独断と偏見と嗜好によるものであることを予め申し添えておく。

Mr.Children『しるし』カバー

2020年のアップロード動画で、これだけはどうしても外せなかった。
まず見てほしい。泣くから。その後コメント欄のご本人コメントを読んでほしい。泣くから。読んだ上でまた見てほしい。そして泣け。

岡田さんにとってミスチルは大切な『好き』のひとつで、その中で『しるし』は尚更特別な意味を持つ。
『しるし』に出会っていなかったら仮面ライダーにもなっていなかったかもと仰るほどのものなので。

その曲を満を辞して歌い上げる、なんてエモーショナル。人生を歌うとはまさにこのことなのではなかろうか。

なお、岡田さんとミスチルとの出会いについては昨年の誕生日動画を見ていただきたい。

【ミスチル】ほんまにイントロ1秒でわかるんか?検証してみた(罰ゲーム付)

ミスチル繋がりで、ご友人出演のイントロドン動画。
イントロ1秒で答えられてしまっている岡田さんの凄さはもちろんだが、この動画でわたしが天を仰がされたのは罰ゲームのところ。

サムネの通り、イントロ1秒で答えられなかった場合割と赤裸々な質問に答えていく……という罰ゲームをさせられているのだが。
さらっと答えた挙句ぽろっと答えた恋愛観に涙を流して賛同したのはわたしだけではないと信じたい。

「付き合ってみよう」みたいなんじゃないねん俺
「とりあえず付き合ってみよう」と言うよりは革新に至ってから付き合いたいから

初めて動画見た時のわたし「……わっっっかる〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」

若手俳優推しなら誰もが気になる恋愛観、それをあっさりとズバッと潔くそう言ってのける岡田さん。
そういう所。そういう所に痺れる憧れる。

ピンクピンク言われるヘッドホン赤にしたるわい!!

タイトルの通り、ピンクのヘッドホンを赤く染める動画。
このためにコンプレッサーセットを揃えて動画を回しながら塗装未経験にもかかわらず見事なまでに綺麗な赤色に染め上げてしまう、その手先の器用さに頭を抱えた。
きっとそんなムーブをしたのはわたしだけではないと思う。

ちなみに色んな所でこんなポテンシャルの高さを垣間見せてくる岡田さんだが、ついこの間ダイビングライセンスを取得しに行ってきたらしい

助けてくれみんな。わたしの推しが色んな方向に道を極めすぎていて、未来が底知れない。

仮面ライダーゼロワン振り返り!!!

仮面ライダーゼロワン放送中、ほぼ毎話ごとに振り返り動画をあげていた岡田さん。
こちらは最終回放送時のものである。

最終話と、ゼロワン1年間の話をしてくださっていて大変なこととか色々話してくださっているので、詳しくは動画を見て欲しいのだけれど。
この動画のエンドカードに岡田さんの想いがすべて詰まっているよなぁ……と思ってしまった。

『おもしろい一年でした』。

っあ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!(頭を抱えて天を仰ぎ涙を流す顔文字)

不破諫が岡田龍太郎で、岡田龍太郎が不破諫で本当に、本当に良かったと思った。

そして、そんな奇跡のような出会いが生み出した1年間を見届けることができて本当によかった。そう思えた動画だった。

……とまあ、そんな感じでわたしの好きな動画を紹介してみたわけだが。
当然、りゅうちゅーぶには他にもたくさんの動画がアップロードされている。

不定期予告なしで突然のライブ配信が行われることもある。
ちなみに、昨日の夜はヒプアニを見ている最中に配信通知が来て心臓止まるかと思った。

これからもどうか、健やかで

あの日、勝手に命を救われてからもう1年。
わたしは立派な岡田さん推しのいちオタクになってしまったけれど、それ以外にも変わったことはたくさんあった。

「同じ平成5年に生まれてる推しがやりたいこと追求してんのに、わたしにできないわけがないやろ!!!!」という謎の思考で、やりたいと思っていたことへの敷居が低くなった。

YouTubeを始めてしまったし、ゲーム実況だけでなく音源作りを覚えてカバー動画まで上げてしまった。
(密やかに投稿続けていますのでよかったら応援よろしくお願いいたします↓
https://youtube.com/channel/UCzqTHmycSIX7Mw8AOikgQYQ

去年の今頃、岡田さんとの出会いを残しておくために登録したnoteが気づいたら続いていて。
決して多くはないけれど、色んな人に見てもらえた。
バトンにもお誘いいただいた。その節は本当にありがとうございました。

何とも思っていなかった、左目の下にある泣きぼくろ。
「待って!?岡田さんと同じ位置にあるの!?じゃあチャームポイントだわ誇ろう!!」と火力強めに誇るようになった。
多分聞かれなくても「左目の泣きぼくろがチャームポイントです」とわたしは答える。

あとこれはわたし個人の話で大変申し訳ないが、わたしの精神を限界まで蝕み続けた諸悪の根源たる職場スキャンダル()の相手は、突然の人事異動により豪雪の辺境地帯へ飛ばされていった。
おかげで物凄く仕事がしやすくなった。やーいざまあみろ!!

と、まあ。

2020年は色んなことがあったし、こんなご時世になって、我慢することの方が多かった気もするけれど。

それでもわたしは、息をしている。
わたしは今日も、健やかに生きている。

誰かに依存して、どうしようもなく世界を呪って、自分で自分の首を締めるような、泥沼メンタルの日々はどこにもなく。
文を書くことや歌うこと、写真を撮ること、推しを推すこと……当たり前にあったわたしの大好きなものを、ちゃんと守り続けた。

好きなものを好きと言って、やりたいことをやって、家族と、同僚と、友人と、しょうもないことで笑って、推しのためにとち狂った。

真っ暗だった日々が変わって、毎日が輝き出して。
いい事ばかりじゃなかったけれど「めちゃくちゃ楽しい1年だった」と今、大声で言える。

それは間違いなく1年前の12月27日のおかげで、間違いなく岡田龍太郎さんに出会えたからだった。

だから1年経った今日、岡田さんについてのnoteをあげようと思った。

オタクならハピバ絵くらい描けよぉ!!と思ったが、残念ながらわたしは絵が描けない。
代わりに、文字ならいくらでも書ける。
あの日岡田さんに出会って始めたnoteに記すことで、ささやかなお祝いに代えさせて欲しい。

改めまして。
岡田龍太郎さん、27歳のお誕生日おめでとうございます!!!

これまでも、これからも、ずっとずっと。
貴方に命を救われたいちオタクは、ひっそりと貴方を応援し続けていきたいと思います。
迷惑にならない程度に陰から見守らせてください。

2021年も、隊長の行く末に栄光あれ!!!

美味しい肉を食べます