ライフハック的な発想

マガジンハウスから出ている自衛隊防災BOOKが面白い。

例えば自衛官が例えばシャツと棒を使った担架の作り方、ビニールと新聞紙を使った寝袋の作り方、懐中電灯を使った痴漢撃退法や湧き水が飲めるかどうかの確認方法を教授する等、災害や犯罪や自分の身に起きうることや起きた時の対処法が内容となっている。

こういった身の回りのものや一見関係ないもので自分自身や周りの人を助けられるということは、本当にすごいことだと思う。

きっと、こういったことができるっていうのは、目的に対して、形式じゃなく実質で物を見れているからだと思う。

そしてそういった見方ができるのは、毎日の生活の中で意識的にモノをみる習慣ができているからで、つまりは自分の頭で考える癖ができているからだと思う。

そう考えた場合、ウチの隊員を鍛えるにはそういった考える癖をつけさせる教育が必要なんだと思う。

それが不測の事態に陥った時の応用力に繋がる。

幕末の薩摩藩の郷中教育じゃないが、いろんなケースに対して自分はどう考えるか、というスタンスで教育を行っていきたいと思う。

とりあえずこの本をウチの隊員に見せようかなあ。

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