心の通った組織にしていくために

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三枝氏の講演の感想の続き。

三枝氏の話の中でとある牛の飼育業者の話があった。

その業者は飼育している800頭の牛の体の状態をすべて把握していて、餌をやる度に牛一頭に一言ずつ声を掛けていたという。

その業者曰く、その声掛け一つがあるかどうかで肉のグレードがA5ランクかそれ以下のA4もしくはA3ランクかが決まるという。

つまり、本当の意味で本物を生み出すには気持ち的な部分が大切だという話。

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これを聞いた時、これはサービス業である警備にもあてはまると思った。

お客様にいいサービスを提供して安全・安心を提供するには、きちんとした組織を作らないといけない。

そして隊員の生活に配慮した待遇も改善しなければならない。

でもその上で、隊員同士や隊長・隊員間のコミュニケーションが促進され、信頼関係が築かれれば、会社に対して安心感をもつようになる。

結果としてそれがお客様に対する優しさ溢れるサービスに繋がり、本物の警備が実現される。

そんな心ある組織を作っていきたい。

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